2024年度/1BEAB02000 (公大) / (市大)
【火3】消費者行動論研究 <後期>
消費者行動研究の系譜および、その基幹研究の体系的把握。 近年、市場の飽和化や企業間の競争激化、更にグローバル化を背景として、ますます製品・サービスが同質化している。加えて消費者の需要も多様化・個性化し、従来のマーケティング・ミックスだけでは、様々な需要を持つ消費者を満足させ、顧客獲得し維持することが困難な時代となっている。このような市場背景を持ち、近年さらに「消費者理解」を基幹とするマーケティングが重要視されている。本演習では、消費者行動の概念を用い、現代の市場課題に対してどのような消費者理解が有効であるかを議論することで、マーケティングの理解を深めるよう取り組む。
- 担当教員氏名
- 圓丸 哲麻
- 科目ナンバリング
- BEACOM54002-J1 (公大) / CM3LC0064.1 (市大)
- 授業管轄部署
- 経営学研究科
- 授業形態
- 講義
- 開講キャンパス
- 杉本
- 開講区分
- 週間授業
- 科目分類
- 分野専門科目
- 配当年次
- 1年 (公大) / 1年 (市大)
注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。
- 単位数
- 2単位 (公大) / 2単位 (市大)
注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。
- 到達目標
- ・ケーススタディやゲストスピーカーの話を通じて、体感的に消費者行動論および消費者行動基点のマーケティングを理解し、また議論できるようになる。 ・企画書や小論文の作成を通じて、その知識を伝達(説明)することができる。 ・消費者行動の基礎的な知識を使い、市場分析ができるようになる。
- 各授業回の説明
- 成績評価方法
- (1)到達目標の達成度についての評価 ・ケーススタディやゲストスピーカーの話を通じて、体感的に消費者行動論および消費者行動基点のマーケティングを理解し、また議論できるようになる。(20%) ・企画書や小論文の作成を通じて、その知識を伝達(説明)することができる。(30%) ・消費者行動の基礎的な知識を使い、市場分析ができるようになる。(50%) (2)評価方法(定期試験・レポート・小テストなど)とその割合 学期末レポート(60点)および講義内小論文および発表(40点)加味して、総合的に評価する。 (3)合格(C 以上)のための最低基準 *上記(1)の割合に準じて ・ケーススタディやゲストスピーカーの話を通じて、体感的に消費者行動論および消費者行動基点のマーケティングを理解し、また議論できるようになる。(20%) ・企画書や小論文の作成を通じて、その知識を伝達(説明)することができる。(30%) ・消費者行動の基礎的な知識を使い、市場分析ができるようになる。(10%)
- 履修上の注意
- ・講義前までに当日の教科書指定範囲をよく読んでおくこと。その際、理解できなかった用語や概念等は整理しておくこと。 ・講義後は、講義内容の見直しを十分に行うこと。 ・受講者には積極的に発言すること、また自ら考えることを求める。
- 教科書
- Solomon(2011)/松井剛 (2015)[監訳]『ソロモン消費者行動論』,丸善出版。
- 参考文献
- 青木幸弘 (2010)『消費者行動の知識』, 日経文庫。 杉本徹雄 編著(2012) 『新・消費者理解のための心理学』, 福村出版。 圓丸哲麻(2022)『百貨店リテールブランド戦略』白桃書房 圓丸哲麻(2022)『百貨店のコミュニケーション戦略‐消費者基点による「百貨店らしさ」の探求』千倉書房
- オフィスアワー
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- 教員への連絡方法(メールアドレス等)
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
授業 | 授業内容 | 事前・事後の学習内容 |
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第1回 | ガイダンス | マーケティングの基礎知識に関する確認と復習 |
第2回 | 消費者行動とマーケティング | マーケティングの基礎知識に関する復習 |
第3回 | 消費者行動への心理学的接近 | 「消費者行動とマーケティングの関係性」に関する復習 |
第4回 | 消費者の意思決定過程 | 「心理学的アプローチ」に関する復習 |
第5回 | 消費者の意思決定過程に及ぼす現象 | 「意思決定過程」に関する復習 |
第6回 | 記憶 | 「意思決定過程への影響要因」に関する復習 |
第7回 | 消費者行動における動機づけと感情 | 「記憶」に関する復習 |
第8回 | 消費者の態度形成と変容 | 「動機づけおよび感情の影響」に関する復習 |
第9回 | 消費者の関与 | 「態度」に関する復習 |
第10回 | 消費者の個人特性 | 「関与」に関する復習 |
第11回 | 状況要因と消費者行動 | 「個人特性(パーソナリティ)」に関する復習 |
第12回 | 情報の伝播と消費者行動 | 「状況要因および文脈」の復習 |
第13回 | 社会・文化的要因と消費者行動 | 「情報の伝播の仕方」の確認 |
第14回 | デジタル時代における消費者行動とマーケティング | 「社会・文化的要因の影響」の復習 |
第15回 | まとめ | 「デジタル時代における消費者行動とマーケティングの関係性」の復習 |
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Updated on 2025/4/5 6:26:53