2024年度/1BKB014001 (公大) / (府大)
【木1】生理活性物質化学特論 <後期>
植物や微生物は進化の過程において多様な構造を持つ生理活性天然有機化合物を生産することで自然淘汰を生き抜いてきた。本講義では、植物と微生物および微生物と微生物との相互作用に関わる化学因子の発見の経緯や単離・構造決定、生合成、有機合成法、作用機構、医薬・農薬へ応用について最新のトピックスを交えながら解説するとともに、天然物化学における今後の新しい研究手法や展開について議論する。
- 科目ナンバリング
- BKBAGC62006-J1 (公大) / LAAGC6207-J1 (府大)
- 授業管轄部署
- 農学研究科
- 授業形態
- 講義
- 開講キャンパス
- 中百舌鳥
- 開講区分
- 週間授業
- 科目分類
- 専門科目
- 配当年次
- 1年 (公大) / 1年 (府大)
注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。
- 単位数
- 1単位 (公大) / 1単位 (府大)
注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。
- 到達目標
- 生命環境を巨視的に眺めるとともに、それを形成する生物それぞれの生態系おける機能や生物間の相互作用を、生理活性天然有機化合物を通して理解することを目標とする。具体的には、植物と微生物および微生物と微生物との相互作用に関わる化学因子の発見の経緯や単離・構造決定、生合成、有機合成法、作用機構、医薬・農薬へ応用について理解し解説できることを目標とする。
- 各授業回の説明
- 授業内容
- 1.植物-微生物相互作用に関わる化学因子についての研究の歴史と現状 2.植物-微生物病原相互作用に関わる植物化学因子 3.植物-微生物病原相互作用に関わる微生物化学因子 4.植物-微生物共生相互作用に関わる植物化学因子 5.植物-微生物共生相互作用に関わる微生物化学因子 6.微生物-微生物相互作用に関わる化学因子の生合成と有機合成法 7.微生物-微生物相互作用に関わる化学因子の作用機構と医薬・農薬への応用
- 事前・事後学習の内容
- 各回の講義で解説された内容について、主体的かつ積極的に文献を読み、不明な点については専門書や文献などで調べて理解する。また、学会やシンポジウム、講演会等に参加し、当該分野の最新の情報取得に努めるようにする。
- 成績評価方法
- 課題レポートにより達成目標について到達度を総合的に評価する(100点)。 合格(C以上)のためには60点以上が必要である。
- 履修上の注意
- 天然物化学および有機構造解析学等の学部で配当した有機化学系科目について復習しておくこと。
- 教科書
- スライドを用いる。
- 参考文献
- 「生物有機化学 第2版: 生物活性物質を中心に」長澤 寛道 東京化学同人 必要に応じて、文献や資料あるいは書籍を提示する。
- オフィスアワー
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- 教員への連絡方法(メールアドレス等)
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
授業 | 授業内容 | 事前・事後の学習内容 |
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第1回 | 植物-微生物間相互作用に関わる化学因子についての研究の歴史と現状、展望(担当:秋山康紀) | 講義で解説された内容について、主体的かつ積極的に文献や専門書で調べ理解すること。 |
第2回 | 植物-微生物共生相互作用に関わる植物化学因子の発見の経緯、単離・構造決定、生合成、有機合成法、作用機構(担当:秋山康紀) | 講義で解説された内容について、主体的かつ積極的に文献や専門書で調べ理解すること。 |
第3回 | 植物-微生物共生相互作用に関わる微生物化学因子の発見の経緯、単離・構造決定、生合成、有機合成法、作用機構(担当:秋山康紀) | 講義で解説された内容について、主体的かつ積極的に文献や専門書で調べ理解すること。 |
第4回 | 植物-微生物共生相互作用に関わる化学因子の医薬・農薬へ応用(担当:秋山康紀) | 講義で解説された内容について、主体的かつ積極的に文献や専門書で調べ理解すること。 |
第5回 | 植物-微生物病原相互作用に関わる微生物化学因子の発見の経緯、単離・構造決定、生合成、有機合成法、作用機構(担当:甲斐建次) | 講義で解説された内容について、主体的かつ積極的に文献や専門書で調べ理解すること。 |
第6回 | 植物-微生物病原相互作用に関わる化学因子の医薬・農薬へ応用(担当:甲斐建次) | 講義で解説された内容について、主体的かつ積極的に文献や専門書で調べ理解すること。 |
第7回 | 微生物-微生物間相互作用に関わる化学因子の発見の経緯、単離・構造決定、生合成、有機合成法、作用機構(担当:甲斐建次) | 講義で解説された内容について、主体的かつ積極的に文献や専門書で調べ理解すること。 |
第8回 | 微生物-微生物間相互作用に関わる化学因子の医薬・農薬へ応用(担当:甲斐建次) | 講義で解説された内容について、主体的かつ積極的に文献や専門書で調べ理解すること。 |
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Updated on 2025/4/5 6:35:27