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2024年度/1BPA031001 (公大)

【集中講義】公共政策論 <前期>

本授業は講義と具体的事例を用いたディスカッション形式で展開する。授業目的は、医療制度を公共政策として理解するための基礎を学ぶため、公共政策の概要や地方自治体の詳細、社会保障制度を教授し、国、地方が総合に関連しあう総合システムとしての行政の理解を深めることである。また、国や地方自治体が、地域住民や社会との関わりの中でどのように政策を形成・実施・評価しているか、またこれらの政策が、地域社会と社会保障制度に及ぼす影響や課題、医療・看護政策、実際の健康政策過程を学ぶことにより、地域の人々の健康を守り増進していくための看護職として活動していくための社会科学的基礎を習得する。

科目ナンバリング
BPYNUR52021-J1 (公大)
授業管轄部署
看護学研究科
授業形態
講義
開講キャンパス
羽曳野
開講区分
集中講義
配当年次
1年 (公大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。

単位数
2単位 (公大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
1. 公共政策の基礎、仕組みや具体的方法について理解できる 2. 地方自治、行政におけるシステムについて学び、行政における施策・政策の形成・実施・評価の過程について理解できる 3. 行政における社会保障制度の仕組みと役割について学び、それを支える社会システムについての理解を深める 4. 実践的な健康政策過程が理解できる
各授業回の説明
授業授業内容事前・事後の学習内容
第1回第1回 4月9日 公共政策とは何か(宗前)公共政策の基本を概説する。当日は、宗前担当講義の論文パッケージを配布。初回は予習不要。
第2回第2回 4月16日 行政における政策形成(1)(宗前)山田千絵論文(2006)の要旨を作成し、社会運動における具体的アクター分析の手法を理解する。
第3回第3回 4月23日 行政における政策形成(2)(宗前)鈴木潔論文(2019)の要旨作成を通じ、行政組織の特性や専門職員の能力開発(つまり行政的要因)と政策展開がどう関連しているかを理解する。
第4回第4回 4月30日 行政における政策形成(3)(宗前)アクター分析の考え方を学ぶ。事前に映画『13デイズ』を視聴し、配布論文を参照しながら、国際関係におけるアクターの利益と行動を理解する。
第5回第5回 5月7日 国・地方自治体と政策(1)(宗前)伊藤修一郎論文(2003)の要旨作成を通じ、政策波及(地方→地方および地方→国)の実体を理解する。
第6回第6回 5月14日 国・地方自治体と政策(2)(宗前)関智弘 論文(2012)の要旨作成を通じ、政策実施に対する地方政治の影響力行使の過程を理解する。
第7回第7回 夏季集中① 日本の社会保障制度の特徴(嶋内)Moodleに講義資料を事前に掲示する。各自、ダウンロードないし印刷して参加すること。
第8回第8回 夏季集中① 社会保障制度と日本型雇用システム(嶋内)Moodleに講義資料を掲示する。 また、事前に授業内容に関連する論文を配布する。これらを読んだうえで授業に参加すること。
第9回第9回 夏季集中② 社会的排除/包摂と社会保障制度(欧州)(嶋内)Moodleに講義資料を掲示する。 また、事前に授業内容に関連する論文を配布する。これらを読んだうえで授業に参加すること。
第10回第10回 夏季集中② 社会的排除/包摂と社会保障制度(日本)(嶋内)Moodleに講義資料を掲示する。 また、事前に授業内容に関連する論文を配布する。これらを読んだうえで授業に参加すること。
第11回第11回夏季集中③ 医療・看護政策(1)(松岡)地域保健法(昭和二十二年法律第百一号)を一読すること。
第12回第12回 夏季集中③ 医療・看護政策(2)(松岡)
第13回第13回 夏季集中④ 健康政策策定過程の実際(1)(松岡)以下の動画を視聴しておく(いずれも2024年2月23日現在視聴可能 )。https://youtu.be/GuVcqFw-c38?si=CI_TrvKDq9IW5Wh9 https://youtu.be/yDhrzRuiGFE?si=WOIoyxSH9taFrhFC https://youtu.be/cS_y836i7CU?si=sVO-6w8H-1Qp_8xW
第14回第14回 夏季集中④ 健康政策策定過程の実際(2)(松岡)
第15回第15回 夏季集中④ 健康政策策定過程の実際(3)(松岡)
授業内容
(宗前)政治学の全体像把握(1回)、知識伝達(2、5回)、論文に基づくリサーチデザイン理解(3、4、6回)の各回で構成される。事前課題に基づくゼミの討論で進行する。 (嶋内)第7回:国民皆年金・皆保険体制、財政構造からみる特徴、社会保険(医療、年金、雇用)の機能不全、第8回:旧来型の生活保障とその限界、機能的等価物としての日本型雇用システム、日本型雇用システムの変容と社会保障への影響、第9回:グローバル化と脱工業社会、社会的排除の概念、所得保障政策の限界、アクティベーション政策、第10回:社会的排除概念の影響、コンテクストの違いとアクティベーション政策の矛盾、所得保障 (松岡)県型保健所と市区型保健所との違い、保健所と保健センターとの違いなどについて学ぶ。その上で、地域の健康課題をどのように捉え、健康政策をどのように策定していくのか、中核市保健所の現場で実際に行っていることを共有し、その中での看護職の役割について考える。授業は2回の集中授業で行う予定。
成績評価方法
以下の到達度について 1. 公共政策の基礎、仕組みや具体的方法について理解できる 2. 地方自治、行政におけるシステムについて学び、行政における施策・政策の形成・実施・評価の過程について理解できる 3. 行政における社会保障制度の仕組みと役割について学び、それを支える社会システムについての理解を深める 4. 実践的な健康政策過程が理解できる 到達目標の達成度について評価を行う。 プレゼンテーション60%、最終レポート20%、授業への参加態度30%により評価する。 ※詳細については、開講時に提⽰する。
履修上の注意
授業の進⾏状況、学⽣の理解の程度を勘案し、授業の終了時に次回の授業までに学習しておくべき事項について提⽰する。紹介した⽂献・資料や関連する論⽂等を積極的に読んで、各回の授業内容における⾃⼰の学習課題を明確にした上で授業に臨み、授業後は得た知識の理解を深めるよう各⾃で学習活動を行うこと。また、⽇頃から新聞記事や雑誌等に⽬を通し、特に福祉、医療に関する記事について読み、⾃分⾃⾝の問題意識を明らかにして、社会保障の原理、看護職者の政策策定・参画等について関心を高めておくこと。
教科書
(宗前) 秋吉貴雄2017、『入門 公共政策学 - 社会問題を解決する「新しい知」』、中公新書、978-4121024398

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参考文献
(宗前) 秋吉貴雄・伊藤修一郎・北山俊哉2020、『公共政策学の基礎〔第3版〕』、有斐閣ブックス、978-4641184497 (嶋内) 1. 岩田正美『社会的排除:参加の欠如・不確かな帰属』、有斐閣、2008年。 2. 福原宏幸編著『社会的排除/包摂と社会政策』、法律文化社、2007年。 3.福原宏幸・中村健吾・柳原剛司編著『岐路に立つ欧州福祉レジーム:EUは市民の新たな連帯を築けるか?』、ナカニシヤ出版、2020年。
オフィスアワー
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Updated on 2025/4/5 6:47:36

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