2024年度/1BPA116001 (公大)
【集中講義】地域看護学援助特論 <後期>
本授業はゼミナール形式で展開する。地域看護活動の基盤となる地域診断方法を習得し、地域看護活動に関する体系的方法論の展開プロセスについて、また既存資料の分析と疫学的看護診断に基づくソーシャル・サーベイ、地域における現地調査の方法について学習する。学習内容を基に、潜在的・顕在的問題や課題の探求、地区踏査、数量的データの解釈と実践への活用、プログラムの開発と評価方法について実証的に探究し、地域における健康課題を解決する地域看護実践技術、支援についての理解を深める。。
- 科目ナンバリング
- BPYNUR67002-J1 (公大)
- 授業管轄部署
- 看護学研究科
- 開講キャンパス
- 羽曳野
- 開講区分
- 集中講義
- 配当年次
- 1年 (公大)
注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。
- 単位数
- 2単位 (公大)
注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。
- 到達目標
- (1)地域看護診断を習得し、コミュニティの健康課題とその解決方策について探究することができる。 (2)地域看護活動における専門的看護技術や方法論の理解を深める。 (3)既存資料の分析と社会調査、地域における現地調査の方法を習得する。
- 授業内容
- 第1回 オリエンテーション 第2回~15回 それぞれのテーマに合わせて地域診断と健康課題の解決方策としての地域看護実践活動と支援について探究する。 最終回には地域看護診断のプレゼンテーションを行う また、保健師の活動技術である家庭訪問、健康相談、地区活動、施策化・事業化におけるエビデンスを探究し、実践への適用について検討する。 〇個人を対象とした援助、支援技術と活動展開 ・身体的・心理的・社会的アセスメントと公衆衛生看護活動 ・個別援助におけるケアマネジメント 〇地域特性を把握するためのアセスメント手法と地域看護診断 ・対象別健康管理システムの活動と方法 ・社会調査の方法と実際 ・地域健康問題・課題の探索方法と実際 ・地域の数量的データの解釈方法と活用 〇地域特性に応じた支援計画、政策立案、社会的介入 ・コミュニティへの介入、ポピュレーションアプローチ ・地域住民への自己決定支援 ・集団・地域へのエンパワメント
- 事前・事後学習の内容
- ・指定した教科書を事前に熟読しておく ・授業のテーマに応じた関連文献を選定し、レビューを通して、地域看護学分野における活用可能性について現場の活動および関連文献を用いて問題提起を行う。 ・それぞれのフィールドを対象として、地域看護診断を進める。ステップごとに適宜発表を行い、ディスカッションを通じて追加・修正を行う。
- 成績評価方法
- 到達目標の達成度について評価を行う。 プレゼンテーション60%、レポート20%、授業への参加態度20%により評価する。
- 履修上の注意
- (関連科目)地域看護学特論、地域看護学演習1・2 (備考)
- 教科書
- 金川克子・田高悦子編:地域看護診断(第2版)、東京大学出版会、2011 岸恵美子・平野かよ子・村嶋幸代編:保健学講座2、公衆衛生看護支援技術、メヂカルフレンド社、2022
- 参考文献
- ・厚生統計協会: 国民衛生の動向2024/2025 ・金川克子・早川和生監訳:コミュニティアズパートナーモデル 第2版、医学書院、2007 ・佐伯和子:地域保健福祉活動のための 地域看護アセスメントガイド 第2版、医歯薬出版、2018 ・岸恵美子・村嶋幸代編:保健学講座3 公衆衛生看護活動展開論、メヂカルフレンド社、2022
- オフィスアワー
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- 教員への連絡方法(メールアドレス等)
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
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Updated on 2025/4/5 6:47:50