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Project TryAngleは学生スタッフによる大学公認のシステム開発チームです。 利用者の観点からより便利になるよう、学生自身の手で新システムの開発などを行っています。

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2024年度/1DDA108001 (公大)

【月4】マクロ経済学発展演習B <前期>

動学的マクロ経済モデルのシミュレーション分析に関する計算機演習を行う。特に,以下の項目について解説する。

  1. 適応的期待に基づく線形モデルのバックワード・ルッキングな解の数値計算
  2. 合理的期待に基づく線形モデルのフォワード・ルッキングな解の数値計算
  3. 非線形モデルの線形化に基づく数値計算
  4. 非線形モデルの動的計画法に基づく数値計算
並行して開講される「マクロ経済学発展講義B」ではシミュレーションの原理を学ぶ。 この講義は中百舌鳥キャンパスで開講する。Zoom によるライブ配信を行うので,杉本キャンパスの学生は各自のPC から参加することができる。遠隔受講者も質疑等への参加が要求されるため,必ずマイク・ウェブカメラを使用し,会話をできる環境で受講すること。詳細事項や開講キャンパスに変更がある場合はMoodleで連絡する。

担当教員氏名
佐藤 健治
科目ナンバリング
BDAECO74008-J2 (公大)
授業管轄部署
経済学研究科
授業形態
演習
開講キャンパス
中百舌鳥
開講区分
週間授業
科目分類
分野科目
配当年次
1年 (公大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。

単位数
2単位 (公大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
Python, Julia, R などの汎用的なプログラミング環境を用いて,動学的マクロモデルをシミュレーション分析できる。特に,自身の研究において出会ったモデル,自身で構築したモデルに対して上記手法を適用して解のシミュレーションを実行できる。
各授業回の説明
授業授業内容事前・事後の学習内容
第1回プログラミング環境の構築テキストの予習・コーディング課題
第2回可視化テキストの予習・コーディング課題
第3回行列計算テキストの予習・コーディング課題
第4回バックワード・ルッキングなモデルのシミュレーションと可視化テキストの予習・コーディング課題
第5回Schur分解とQZ分解テキストの予習・コーディング課題
第6回Klein 解法の実装 1:インパルス入力のケーステキストの予習・コーディング課題
第7回Klein 解法の実装 2:より複雑なシナリオテキストの予習・コーディング課題
第8回Klein 解法に基づくシミュレーションテキストの予習・コーディング課題
第9回計算代数システムテキストの予習・コーディング課題
第10回線形化システムのシミュレーションテキストの予習・コーディング課題
第11回線形化合理的期待モデルのシミュレーションテキストの予習・コーディング課題
第12回動的計画法の基礎テキストの予習・コーディング課題
第13回ベルマン方程式テキストの予習・コーディング課題
第14回VFI によるシミュレーションテキストの予習・コーディング課題
第15回VFI によるシミュレーション(つづき)テキストの予習・コーディング課題
成績評価方法
到達目標の達成度を測るために期末レポートが課される(100%)。期末レポートでは,自身または先行研究のモデルに対して,授業の中で学習した手法を適用する課題を予定している。
履修上の注意
マクロ経済学発展講義B を同時に履修すること。
教科書
講義ノートを配布する。

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参考文献
蓮見亮『動学マクロ経済学へのいざない』日本評論社, 2020 加藤 涼『現代マクロ経済学講義』東洋経済新報社, 2012 Miao, Economic Dynamics in Discrete-Time. MIT Press, 2014.
オフィスアワー
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
教員への連絡方法(メールアドレス等)
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -

Updated on 2025/4/5 6:16:44

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