2024年度/1GDA017201
【火1】Reading /[中百舌鳥]全N <後期>
Communicative Reading Skills(Preview, Skimming, Scanning, Intensive Reading, Critical Reading)の中でもCritical Readingの能力を強化養成することを目的とする。特定の立場や視点からの現代の社会問題に関する文章を理解し、事実情報の提示と筆者の意見の違いを認識し、対比的な意見、問題解決の提示、原因と結果の因果関係が混在する文章中の異なる構造も理解できるなどマクロレベルの読みが出来るようになることを課題とする。
- 担当教員氏名
- 田尾 俊輔
- 科目ナンバリング
- XXXENG2D017-J2 (公大) / FLENG2A17-J2 (府大)
- 授業管轄部署
- 国際基幹教育機構(学部)
- 授業形態
- 実習
- 開講キャンパス
- 中百舌鳥
- 開講区分
- 週間授業
- 配当年次
- 1年 (公大) / 2年 (府大)
注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。
- 単位数
- 1単位 (公大) / 2単位 (府大)
注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。
- 到達目標
- 文章の論理構成を理解し、英語で書かれたやや専門的な文章を批判的に読むことができる。
- 文章の論理構成を理解し、英語で書かれたやや専門的な文章をわかりやすく和訳することができる。
- 他の受講生や教員と協働し、建設的なコミュニケーションをとることができる。
- 各授業回の説明
- 授業の進め方、Critical Readingの説明
- 1. Concepts We Live By (pp. 1-5)
- 質問への回答と前課の小テスト
- 2. The Systematicity of Metaphorical Concepts (pp. 6-9)
- 質問への回答と前課の小テスト
- 3. Metaphorical Systematicity: Highlighting and Hiding (pp. 10-14)
- 質問への回答と前課の小テスト
- 4. Orientational Metaphors (pp. 15-19)
- 質問への回答と前課の小テスト
- 4. Orientational Metaphorsの続き (pp. 20-24)
- Orientational Metaphorsの事例ミニ発表、議論
- 質問への回答と前課の小テスト
- 5. Metaphor and Cultural Coherence (pp. 25-28)
- 質問への回答と前課の小テスト
- 6. Ontological Metaphors (pp. 29-34)
- 質問への回答と前課の小テスト
- 6. Ontological Metaphorsの続き (pp. 34-38)
- Ontological Metaphorsの事例ミニ発表、議論
- 質問への回答と前課の小テスト
- 7. Personification (pp. 39-41)
- 8. Metonymy (pp. 42-44)
- 質問への回答と前課の小テスト
- 8. Metonymyの続き (pp. 44-49)
- Metonymyの事例ミニ発表、議論
- 質問への回答と前課の小テスト
- 9. How Is Our Conceptual System Grounded? (pp. 50-55)
- 質問への回答と前課の小テスト
- 10. How Metaphor Can Give Meaning to Form (pp.56-64)
- 質問への回答と前課の小テスト
- 10. How Metaphor Can Give Meaning to Formの続き (pp.64-72)
- 質問への回答と前課の小テスト
- 11. New Meaning (pp.73-77)
- 質問への回答と前課の小テスト
- 11. New Meaningの続き (pp.77-82)
- 期末試験
- 成績評価方法
- 期末試験(40%)、教科書の英文の和訳作成(30%)、小テストや授業後の復習課題および授業内活動への積極的な参加度(30%)を通じて、文章の論理構成を理解し、英語で書かれたやや専門的な文章を批判的に読む能力(到達目標1に対応)、わかりやすく和訳する能力(到達目標2に対応)、他の受講生や教員との建設的なコミュニケーションをとることができる能力(到達目標3に対応)の達成度を評価する。60%の達成度をもって、C(合格)とする。
- 履修上の注意
- 5回欠席すると単位は認定されません。
- 履修生の学習状況や授業の進捗状況により、スケジュールを若干変更することがあります。
- 授業ごとに発表者を決め、作成してきた和訳と解説を発表してもらいます。発表担当の回に事前課題を提出しない、無断で欠席するといった行為があった場合には、大きな減点となります。十分に注意してください。
- 毎授業、指定する範囲を必ず予習し、Moodle上の予習課題に取り組んでください。発表者は事前に決めますが、受講者各自が和訳(場合によっては、レジュメや考えたこと)を作成し、わからない点や疑問点、さらに知りたい点があれば事前にまとめておいてください。
- 授業中は和訳担当者から配布された和訳をもとに、和訳方法や内容を議論する形で授業を進めます。わからない点や疑問点を質問してクラス全体で議論し、学びを深めるようにしましょう。質問は決して恥ずかしい行為ではなく、むしろ理解をより深めるための手段になります。
- テキスト巻末のNoteや用語解説は本文の内容理解に役立ちますので、適宜参照してください。
- 授業後はMoodle上の復習課題に取り組んでください。感想や学んだ内容、意見、テキストに基づく自作のQ&Aなどを書いてもらいます。
- 課題提出のご案内は、その都度Moodleとメールで配信します。
- この授業ではほぼ毎回、発言を求めたり、ペアあるいはグループワークをしたりします。授業への積極的な参加が求められます。
- 期末試験では、テキストで扱った英文の和訳問題や英単語補充問題、テキストの内容に関する正誤問題や記述問題を出す予定です。
- 教科書
- 『Metaphors We Live By: メタファに満ちた日常世界』、George Lakoff, Mark Johnson(著)、橋本功, 八木橋宏勇, 北村一真, 長谷川明香(編注)、2013年、松柏社、ISBN: 978-4-88198-679-0
- 参考文献
- 辞書とノートPC(スマホでも可)を必ず持参すること。辞書については紙媒体でも電子媒体でも構わないが、意味の記述や例文が豊富な辞書を使用すること。英英辞典が特におすすめです。
- 『学びのエクササイズ 認知言語学』谷口一美(著)、2006年、ひつじ書房、ISBN: 978-4-89476-282-4(図書館で借りられると思います) 特に第7〜10章の内容
- 『認知言語学への誘い-意味と文法の世界-』李在鎬(著)、2010年、開拓社、ISBN: 978-4-7589-2517-4(図書館で借りられると思います) 特に第5章の内容
- オフィスアワー
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- 教員への連絡方法(メールアドレス等)
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- その他
比喩(メタファー、metaphor)とはどのようなもので、逆に比喩でないものとはどのようなものなのでしょうか。この授業では、比喩の意外な側面や日常生活での活用についても議論を通して考えを深めていきたいと思います。英語や日本語を考える楽しみを一緒に味わいましょう。
単語を覚えることは4技能(Listening, Reading, Speaking, Writing)すべてにおいてとても重要なことです。テキストで扱った英文は繰り返し読んで覚え、自らの血肉としましょう。そうすることで、将来的にあのような表現の仕方(モデル)があったなと思い出しながら、英語を運用していくことができるようになります。
授業外でも日頃から英語はもとより「ことば」全般に対する関わり方を意識するように心がけ、さまざまな角度から「ことば」について考察し、「ことば」への理解を深めることに喜びを見出してもらいたいと思っています。
この授業は、以下のような人にお勧めです。
- 英語の語彙の微妙な意味のニュアンスがわかり、運用できるようになりたい人。
- 英語のみならず日本語の運用能力も高めたいと思っている人。
- 英語の論文の読解練習をしたい人。
- 火曜2限目にはWriting Aの授業も開講しています。興味がある方はぜひ受講をしてください。
授業 | 授業内容 | 事前・事後の学習内容 |
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第1回 | 事前:⓪このシラバスに目を通し、授業の概略を把握しておく。①教科書の英文を読み、わからない表現は辞書や文法書、他の参考文献を調べながら、和訳を作成する(様式自由、提出不要)。②和訳を作成する際に工夫した点や生じた疑問点をMoodle上の予習課題に記入し、提出する(全員提出要)。 事後:①Moodle上の復習課題に回答する。②自分で作成した和訳を修正する(提出不要)。③教科書に出てきた表現と文法を再確認し、覚える(次回、小テストあり)。 | |
第2回 | 事前:①教科書の英文を読み、わからない表現は辞書や文法書、他の参考文献を調べながら、和訳を作成する(発表者はWordで作成の上、印刷・配付;発表者以外は様式自由、提出不要)。②和訳を作成する際に工夫した点や生じた疑問点をMoodle上の予習課題に記入し、提出する(全員提出要)。 事後:①Moodle上の復習課題に回答する。②自分で作成した和訳を修正する(提出不要)。③教科書に出てきた表現と文法を再確認し、覚える(次回、小テストあり)。 | |
第3回 | 事前:①教科書の英文を読み、わからない表現は辞書や文法書、他の参考文献を調べながら、和訳を作成する(発表者はWordで作成の上、印刷・配付;発表者以外は様式自由、提出不要)。②和訳を作成する際に工夫した点や生じた疑問点をMoodle上の予習課題に記入し、提出する(全員提出要)。 事後:①Moodle上の復習課題に回答する。②自分で作成した和訳を修正する(提出不要)。③教科書に出てきた表現と文法を再確認し、覚える(次回、小テストあり)。 | |
第4回 | 事前:①教科書の英文を読み、わからない表現は辞書や文法書、他の参考文献を調べながら、和訳を作成する(発表者はWordで作成の上、印刷・配付;発表者以外は様式自由、提出不要)。②和訳を作成する際に工夫した点や生じた疑問点をMoodle上の予習課題に記入し、提出する(全員提出要)。 事後:①Moodle上の復習課題に回答する。②自分で作成した和訳を修正する(提出不要)。③教科書に出てきた表現と文法を再確認し、覚える(次回、小テストあり)。 | |
第5回 | 事前:①教科書の英文を読み、わからない表現は辞書や文法書、他の参考文献を調べながら、和訳を作成する(発表者はWordで作成の上、印刷・配付;発表者以外は様式自由、提出不要)。②和訳を作成する際に工夫した点や生じた疑問点をMoodle上の予習課題に記入し、提出する(全員提出要)。③Orientational Metaphorsの事例(主に日本語/英語)を探し、まとめておく(提出は不要だが、授業中に紹介できるようにする)。 事後:①Moodle上の復習課題に回答する。②自分で作成した和訳を修正する(提出不要)。③教科書に出てきた表現と文法を再確認し、覚える(次回、小テストあり)。 | |
第6回 | 事前:①教科書の英文を読み、わからない表現は辞書や文法書、他の参考文献を調べながら、和訳を作成する(発表者はWordで作成の上、印刷・配付;発表者以外は様式自由、提出不要)。②和訳を作成する際に工夫した点や生じた疑問点をMoodle上の予習課題に記入し、提出する(全員提出要)。 事後:①Moodle上の復習課題に回答する。②自分で作成した和訳を修正する(提出不要)。③教科書に出てきた表現と文法を再確認し、覚える(次回、小テストあり)。 | |
第7回 | 事前:①教科書の英文を読み、わからない表現は辞書や文法書、他の参考文献を調べながら、和訳を作成する(発表者はWordで作成の上、印刷・配付;発表者以外は様式自由、提出不要)。②和訳を作成する際に工夫した点や生じた疑問点をMoodle上の予習課題に記入し、提出する(全員提出要)。 事後:①Moodle上の復習課題に回答する。②自分で作成した和訳を修正する(提出不要)。③教科書に出てきた表現と文法を再確認し、覚える(次回、小テストあり)。 | |
第8回 | 事前:①教科書の英文を読み、わからない表現は辞書や文法書、他の参考文献を調べながら、和訳を作成する(発表者はWordで作成の上、印刷・配付;発表者以外は様式自由、提出不要)。②和訳を作成する際に工夫した点や生じた疑問点をMoodle上の予習課題に記入し、提出する(全員提出要)。③Ontological Metaphorsの事例(主に日本語/英語)を探し、まとめておく(提出は不要だが、授業中に紹介できるようにする)。 事後:①Moodle上の復習課題に回答する。②自分で作成した和訳を修正する(提出不要)。③教科書に出てきた表現と文法を再確認し、覚える(次回、小テストあり)。 | |
第9回 | 事前:①教科書の英文を読み、わからない表現は辞書や文法書、他の参考文献を調べながら、和訳を作成する(発表者はWordで作成の上、印刷・配付;発表者以外は様式自由、提出不要)。②和訳を作成する際に工夫した点や生じた疑問点をMoodle上の予習課題に記入し、提出する(全員提出要)。 事後:①Moodle上の復習課題に回答する。②自分で作成した和訳を修正する(提出不要)。③教科書に出てきた表現と文法を再確認し、覚える(次回、小テストあり)。 | |
第10回 | 事前:①教科書の英文を読み、わからない表現は辞書や文法書、他の参考文献を調べながら、和訳を作成する(発表者はWordで作成の上、印刷・配付;発表者以外は様式自由、提出不要)。②和訳を作成する際に工夫した点や生じた疑問点をMoodle上の予習課題に記入し、提出する(全員提出要)。③Metonymyの事例(主に日本語/英語)を探し、まとめておく(提出は不要だが、授業中に紹介できるようにする)。 事後:①Moodle上の復習課題に回答する。②自分で作成した和訳を修正する(提出不要)。③教科書に出てきた表現と文法を再確認し、覚える(次回、小テストあり)。 | |
第11回 | 事前:①教科書の英文を読み、わからない表現は辞書や文法書、他の参考文献を調べながら、和訳を作成する(発表者はWordで作成の上、印刷・配付;発表者以外は様式自由、提出不要)。②和訳を作成する際に工夫した点や生じた疑問点をMoodle上の予習課題に記入し、提出する(全員提出要)。 事後:①Moodle上の復習課題に回答する。②自分で作成した和訳を修正する(提出不要)。③教科書に出てきた表現と文法を再確認し、覚える(次回、小テストあり)。 | |
第12回 | 事前:①教科書の英文を読み、わからない表現は辞書や文法書、他の参考文献を調べながら、和訳を作成する(発表者はWordで作成の上、印刷・配付;発表者以外は様式自由、提出不要)。②和訳を作成する際に工夫した点や生じた疑問点をMoodle上の予習課題に記入し、提出する(全員提出要)。 事後:①Moodle上の復習課題に回答する。②自分で作成した和訳を修正する(提出不要)。③教科書に出てきた表現と文法を再確認し、覚える(次回、小テストあり)。 | |
第13回 | 事前:①教科書の英文を読み、わからない表現は辞書や文法書、他の参考文献を調べながら、和訳を作成する(発表者はWordで作成の上、印刷・配付;発表者以外は様式自由、提出不要)。②和訳を作成する際に工夫した点や生じた疑問点をMoodle上の予習課題に記入し、提出する(全員提出要)。 事後:①Moodle上の復習課題に回答する。②自分で作成した和訳を修正する(提出不要)。③教科書に出てきた表現と文法を再確認し、覚える(次回、小テストあり)。 | |
第14回 | 事前:①教科書の英文を読み、わからない表現は辞書や文法書、他の参考文献を調べながら、和訳を作成する(発表者はWordで作成の上、印刷・配付;発表者以外は様式自由、提出不要)。②和訳を作成する際に工夫した点や生じた疑問点をMoodle上の予習課題に記入し、提出する(全員提出要)。 事後:①Moodle上の復習課題に回答する。②自分で作成した和訳を修正する(提出不要)。③教科書に出てきた表現と文法を再確認し、覚える(次回、小テストあり)。 | |
第15回 | 事前:①教科書の英文を読み、わからない表現は辞書や文法書、他の参考文献を調べながら、和訳を作成する(発表者はWordで作成の上、印刷・配付;発表者以外は様式自由、提出不要)。②和訳を作成する際に工夫した点や生じた疑問点をMoodle上の予習課題に記入し、提出する(全員提出要)。 事後:①Moodle上の復習課題に回答する。②自分で作成した和訳を修正する(提出不要)。③教科書に出てきた表現と文法を再確認し、覚える(次回、小テストあり)。 | |
第16回 | 事前:期末試験の準備として、各自でこれまでの復習をする。 |
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Updated on 2025/4/5 6:24:09