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2024年度/1GDB015201 (公大)

【月4】ドイツ語特修C /[中百舌鳥]全N <前期>

1年次初修ドイツ語科目のうち、前期開講科目1単位以上、後期開講科目1単位以上を取得し、ドイツ語の初級文法を一通り終え、さらに学びたいという意欲のある学生に提供される。特修Cでは、ドイツ語圏の映画・ドラマ・アニメなどを教材に使用して、テクスト読解および聞き取りなどの練習を行う一方で、そこで使われているドイツ語の表現を学ぶことによって、ドイツ語の実践的な能力を養成するとともに、ドイツ語圏の歴史的社会的文化的状況にも視野を広げることが本科目の目的である。

担当教員氏名
田島 昭洋
科目ナンバリング
XXXGER2E015-J2 (公大)
授業管轄部署
国際基幹教育機構(学部)
授業形態
実習
開講キャンパス
中百舌鳥
開講区分
週間授業
配当年次
2年 (公大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。

単位数
1単位 (公大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
・映像資料を観てA1からA2程度のドイツ語の内容を聞き取り 、正確に発音することができる。 ・実際に対話の中で用いられているドイツ語表現を学び、それらの表現を活用できる。 ・モーツァルト作としても知られる『魔笛』は、正式なオペラと異なり日常会話(地の台詞)の多い歌芝居であるため対話文を学生間でロールプレイできる特長がある。またそこに見られる思想的・演劇的・音楽的表現にも目を見張るものがあるため、とりわけ18世紀後半のドイツ語圏の社会通念と芸術表現を知ることができる。以上から、映像教材として好適な『魔笛』によって言語と文化を効果的に学ぶことを目標としている。
各授業回の説明
授業授業内容事前・事後の学習内容
第1回ガイダンス(授業の進め方について)。歌芝居『魔笛』理解のための予備知識(魔笛における「三」の意味、フリーメイソン、「ウィーン古典派」等の導入。耳慣らしドイツ語発音規則の復習
第2回登場人物「パパゲーノ」の歌唱表現に見る民衆性とウィーン古典派の様式ドイツ語発音規則の復習と「パパゲーノ」についての復習
第3回登場人物「タミーノ」の芸術表現に見るフリーメイソンと貴族的性格タミーノについての復習
第4回登場人物「夜の女王」の芸術表現に見る劇的性格発音練習、「夜の女王」についての復習
第5回パパゲーノ、タミーノ、三人の士女による芸術表現に見る性格描写発音練習、パパゲーノ、タミーノ、三人の士女についての復習
第6回登場人物「モノスタトス」の芸術表現に見る18世紀後半の異教徒・異人種に対する社会通念発音練習、モノスタトスと当時の社会通念についての復習
第7回登場人物「三人の童子」の芸術表現に見る中立性、「魔法の笛」の役割と意義三人の童子、「魔法の笛」の役割の復習
第8回「魔法の鈴」の役割、登場人物「ザラストロ」の芸術表現に見る荘厳性発音練習、魔法の鈴とザラストロにおける役割確認の復習
第9回ザラストロの芸術表現「イシスとオシリスの神よ」に見る厳粛性発音練習、ザラストロの芸術表現の復習
第10回モノスタトスの「誰だって恋の喜びを知っているさ」に見る社会的通念への問題提起発音練習、モノスタトスと社会的通念への疑問についての復習
第11回夜の女王「復習の心は地獄のように燃え」とザラストロ「この聖なる殿堂では」に見る対照性(敵対性)の芸術的描写夜の女王、ザラストロの芸術的表現による敵対性、対照性の把握
第12回登場人物「パミーナ」の「愛の喜びは露と消え」の芸術表現に見る悲劇性発音練習、パミーナの芸術における悲劇性の確認と復習
第13回「かわいい娘か女房を」(パパゲーノ)に見る「陽気な悲しみ」の人物描写 「苦難に満ちたこの道をたどるものは」(二人の武士)に見る試練の描写 「わたしのタミーノ、わたしのパミーナ、なんという幸せ」(パミーナ、タミーノ)に見る試練克服の描写 陽気な悲しみ、試練の描写、試練克服の描写の確認と復習
第14回「パパゲーナとパパゲーノ」再会の芸術表現に見る歓喜の描写 モノスタトス、夜の女王、三人の士女の奈落への転落の芸術表現に見る悪者と敗者の描写 「太陽の夜は夜を追い払った」(ザラストロ、合唱)の芸術表現に見る善人と勝者の描写歓喜、敗者と勝者の表現の確認と復習
第15回歌芝居『魔笛』総括とまとめこれまでのまとめ(復習)とテスト対策
第16回試験総復習
成績評価方法
(1)「到達目標」欄に記載した内容の達成度で成績評価を行います。 (2)成績を評価する手段として、授業への参加態度(応答)、音読小テスト、期末試験を用います。成績評価に占める割合は、参加態度40%、小テスト20%、期末試験40%とします。 (3)合格(単位修得)となるためには、 ・映像資料を観て、A1からA2程度のドイツ語の内容を聞き取り 、正確に発音することができる。 ・実際に対話の中で用いられているドイツ語表現を学び、それらの表現を活用できる。 上記の2点を達成することが求められます。
履修上の注意
※1年次初修ドイツ語科目のうち、前期開講科目1単位以上、後期開講科目1単位以上を取得した者が履修できる。 【大阪市立大学生へ】 ※ドイツ語「基礎3」、「基礎4」のいずれかの単位を取得した者が履修できる。
教科書
教科書は使用しませんが、教材とする映像作品に対応した資料を配布します。

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参考文献
授業内で紹介します。
オフィスアワー
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
教員への連絡方法(メールアドレス等)
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -

Updated on 2025/4/5 6:17:21

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