2024年度/1GGC004301
【金1】基礎物理化学B /理(化以外) S <後期>
(公大) / 基礎物理化学B /理(化以外) S (市大)
この講義では、高校で物理を履修していない学生にも理解できるように、熱、仕事、温度、状態量、可逆過程と不可逆過程、エントロピーなど、熱力学における基本的な概念を解説しながら、論理的な思考力を養う。
- 担当教員氏名
- 吉野 治一
- 科目ナンバリング
- XXXCHE1N004-J1 (公大) / GEPCH0102 (市大)
- 授業管轄部署
- 国際基幹教育機構(学部)
- 授業形態
- 講義
- 開講キャンパス
- 杉本
- 開講区分
- 週間授業
- 配当年次
- 1年 (公大) / 学年指定なし (市大)
注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。学年指定なしの表記は、要覧等を確認してください。
- 単位数
- 2単位 (公大) / 2単位 (市大)
注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。
- 到達目標
- 熱力学の概念を正しく理解し、定められた環境の中に置かれた系が自発的に変化して平衡状態に達する法則を扱えるようにする。熱力学第一法則と第二法則、自発変化の方向の取り扱いを修得し、熱力学データを定量的に扱えるようする。
- 各授業回の説明
- 事前・事後学習の内容
- 事前学習 テキストに沿って授業を行うので、各回の指定ページを読んで予習する。 事後学習 各回の授業で配布するレポート問題を解いて復習する。 レポートは次回の授業開始前に提出すること。
- 成績評価方法
- 到達目標の達成度について評価を行う。 レポート点の合計(120%)と期末試験の得点(100%)の積が60%以上であることを単位修得の最低基準とする。
- 履修上の注意
- 教科書の各回で指定された範囲を一読してから受講すること。毎回練習問題を配布するる。定期試験には主にレポート課題の類似問題を出題するので、解けるようにしておくとよい。
- 教科書
- 「基礎物理化学:能動的学修へのアプローチ」新版,勝木明夫・伊藤冬樹・手老省三,三共出版 (2024). ISBN 978-4782708262
- 参考文献
- 「大学初年級でマスターしたい 物理と工学のベーシック数学」第2版,河辺哲次,裳華房 (2018). ISBN 978-4785315627 (化学でも必要となる数学がわかりやすくまとめられている。)
- オフィスアワー
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- 教員への連絡方法(メールアドレス等)
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- その他
- 授業の進度や受講生の理解度に応じて、内容を変更する可能性がある。
授業 | 授業内容 | 事前・事後の学習内容 |
---|---|---|
第1回 | 常微分、偏微分、全微分 | pp. 205-207 |
第2回 | 気体分子運動論 | pp. 53-58 |
第3回 | 理想気体の状態方程式 | pp. 58-62 |
第4回 | 実在気体、分子間相互作用 | pp. 62-68 |
第5回 | エネルギー、仕事と熱、系、状態量 | pp. 70-75 |
第6回 | 熱力学第一法則、内部エネルギー、理想気体の状態変化 | pp. 75-83 |
第7回 | 種々の過程と内部エネルギーの変化、熱容量 | pp. 83-85 |
第8回 | 分子の内部自由度と熱容量、エンタルピー | pp. 85-89 |
第9回 | エンタルピーの加成性、2種類のエントロピー | pp. 89-90, 93-98 |
第10回 | 系のエントロピー変化 | pp. 98-102 |
第11回 | 熱力学第二法則 | pp. 103-106 |
第12回 | 熱力学第三法則、化学反応とエントロピー | pp. 106-109 |
第13回 | 系と外界のエントロピー変化 | pp. 109-114 |
第14回 | Gibbsエネルギー | pp. 114-117 |
第15回 | Carnotサイクル | pp. 210-213 |
第16回 | 期末試験と解答解説 |
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Updated on 2025/4/5 6:45:27