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2024年度/1KDA009001 (公大) / (府大)

【集中講義】植物工場科学演習 <後期>

太陽光型を含め,植物工場において野菜がどのように生産されているか,栽培システムの構造,栽培行程,環境制御技術,機械化,自動化技術などについて実際の栽培現場を視察して学習する. この演習を通じて,植物工場による生産現場で,大阪公立大学植物工場研究センターのみでは体験できない先進的実用技術と新たな技術開発を行う研究現場を視察し,植物工場の現状と問題点,将来展望について考察する.

担当教員氏名
和田 光生
科目ナンバリング
AKXPLA32004-J2 (公大) / CAPLA3702-J2 (府大)
授業管轄部署
農学部
開講キャンパス
中百舌鳥
開講区分
集中講義
配当年次
2年 (公大) / 2年 (府大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。

単位数
1単位 (公大) / 1単位 (府大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
太陽光型を含め,植物工場において野菜がどのように生産されているか,栽培システムの構造,栽培行程,環境制御技術,機械化,自動化技術などについて実際の栽培現場を視察して理解する,この演習を通じて,植物工場による生産現場で,大阪公立大学植物工場研究センターのみでは体験できない先進的実用技術と新たな技術開発を行う研究現場を視察し,問題発見能力と問題解決能力の基礎を身につけ,植物工場の現状と問題点,将来展望について,考察し,議論する能力を身につけることを達成目標とする.自ら課題を持って演習に参加し,レポートにまとめ,プレゼンを行い,討論して,新たな発展性を探って行くという一連の過程ができるようになることを目指す.
授業内容
春季休業期間に2日間かけて,愛媛大学植物工場研究拠点(松山,宇和島)および近隣植物工場(山本観光農園,(株)ベルグアース)を視察する.また,特に工学的手法を活用した植物対話型環境制御技術SPA(Speaking Plant Approach),自動化技術,ロボティクスについて講述を受ける.さらに,人工光型植物工場を活用した苗生産技術と応用技術開発研究の現場を視察する. 現地視察(3月上旬予定) I.愛媛大学における植物工場関連研究について II.愛媛大学植物工場研究センター・知的植物工場基盤技術研究部門 III.愛媛大学植物工場研究センター・植物工場実証・展示・研修部門 IV.山本観光農園 V.株式会社ベルグアース 報告会(4月開催予定) 各自が学習したテーマに沿ってプレゼンテーションを行い,質疑応答を行う. ※報告会は対面で実施する予定です.但し、状況を見て他の方法で行う場合もあります.
事前・事後学習の内容
視察先の情報を事前にインターネットなどで調べ,どのような研究,生産が行われているか理解しておくこと. 各自,重点的に学習したい内容についてテーマを決めて,事前にとりまとめ,当日,積極的に情報収集すること.
成績評価方法
授業目標(達成目標)の達成度で評価を行う. レポートならびに質疑応答60点,報告会での発表ならびに質疑応答40点の合計で評価する. C(合格)となるためには,全日程に出席していること(補講は行わない),レポートを提出していること,報告会で発表することおよび積極的に討論していることが必要. 【重要】各回のレポートならびに期末レポートにおける盗用・剽窃は不正行為として厳しく取り扱います。不正行為を行った場合,原則としてその試験実施日が属する学期に履修中の科目の成績が全て無効となります。
履修上の注意
・学生教育研究災害傷害保険あるいはそれに準じる保険に加入していること. ・愛媛大学農学部集合,松山市駅,JR松山駅,松山空港解散となる. ・自宅から集合場所までおよび解散場所から自宅までの交通費,食事代,宿泊費は各自の自己負担となる. ・2日間実施するが1日目の宿泊についてはこちらで予約し,実費を請求します. ・筆記用具,カメラなどを持参すること. ※必ずマスクを着用すること.各自で携帯用アルコール消毒液や除菌シートなどを携行するようにすること. 繁華街や人の密集する場所には行かないこと.
教科書
適宜資料を配付する.

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参考文献
Plant Factory Using Artificial Light -Adapting to environmental disruption and clues to agricultural innovation-,Masakazu Anpo, Hirokazu Fukuda, Teruo Wada (Eds), Elsevier アグリフォトニクス-LEDを利用した植物工場をめざして-,後藤英司監修,シーエムシー出版 アグリフォトニクスII-LEDを中心とした植物工場の最新動向-,後藤英司監修,シーエムシー出版 人工光型植物工場-世界に広がる日本の農業革命-,古在豊樹著,オーム社 図解よくわかる植物工場,高辻正基著,日刊工業新聞社 植物工場の生産性向上,コスト削減技術とビジネス構築-今,注目されている植物工場とは,その全容-,安保正一,福田弘和,和田光生監修,シーエムシー出版 養液栽培のすべて,日本施設園芸協会/日本養液栽培研究会共編,誠文堂新光社 施設園芸・植物工場ハンドブック,日本施設園芸協会編,農文協 野菜園芸学の基礎,篠原 温編著,農文協 応用植物科学実験,森源治郎,山口裕文,堀内昭作監修,養賢堂 応用植物科学栽培実習マニュアル,山口裕文,森源治郎,堀内昭作監修,養賢堂
オフィスアワー
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教員への連絡方法(メールアドレス等)
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その他
(関連科目)植物工場科学,植物環境制御学,植物生理学,園芸生産学,食料安全科学,計測工学,生産環境システム学,フィールド実習AおよびB,植物工場実習,バイオ工学,機械生産管理,環境工学,機械計測,機械システム設計,環境保全工学

Updated on 2025/4/5 6:53:59

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