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2024年度/2B30001006 (府大)

【集中講義】生命環境科学概論 (理学類) <後期>

生命環境科学域・理学類(数理科学課程・物理科学課程・分子科学課程・生物科学課程)の教員が講義を分担する。様々な専門科目を履修することを通して本格的に学んでいく「自然科学」の最近の研究成果に触れるとともに、「自然科学が人間社会(地域・世界)とどのように関わりあい、どのように活かされているか」という観点から考えるきっかけを提供する。

科目ナンバリング
CLMDS2101-J1 (府大)
授業管轄部署
理学部
授業形態
講義
開講キャンパス
遠隔用
開講区分
集中講義
配当年次
カリキュラムにより異なります。 (府大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。学年指定なしの表記は、要覧等を確認してください。

単位数
2単位 (府大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
(1)自然科学における最近の研究成果に触れるとともに、自然科学が社会とどのように関わり、社会でどのように活用されているかを理解すること。 (2)学問の遂行と科学技術の開発において必要な科学者倫理について考えること。 (3)理学類の各専門分野への興味を深めるとともに生命環境科学域に属する他学類における学問との関連性を理解すること。
各授業回の説明
授業授業内容事前・事後の学習内容
第1回(山岡)数理モデルによる未来予測:この世の中には、「人口増減」や「ウイルス感染」など様々な現象があります。これらの現象は数理モデル(微分方程式や差分方程式など)で表され、それを読み解くことで未来の様子がわかります。この授業では、特に、人口増減に関する現象を数理モデルで表し、未来の人口を予測する方法について解説します。高校数学で学んだ数列や漸化式について復習しておくこと。
第2回(丸田)情報を通信路を通して伝送する場合、雑音が加わって誤った情報が伝わることがあるため、誤りを検出したり訂正するために代数的に構成された符号(code)が使われています。本講義では、身近に使われている誤り検出符号・誤り訂正符号の構成方法や復号の原理等を紹介します。講義を受ける前に整数の「合同式」について調べておくと、理解しやすいです。
第3回(松永)計算力と論理力:数学は厳密な証明をともなうので、面倒な学問と思われがちですが、最終的な証明にたどり着くまでの数学的な思索により、筋道立ててしっかりと物事を考える力(論理力)や未知の問題に取り組む力(問題解決能力)を養うことができます。本講義では、計算力と論理力の重要性を具体例とともに解説します。高校で学んだ対偶命題による証明法と背理法について復習しておくこと。
第4回(城崎)数学の基礎を深く考察して、学習しなおすと共に、社会において数学的要素がどのように使われているかを具体例を交えて解説する。円の面積を色々な方法で求めてみる。
第5回(水口)本講義では,生物学・物理学・言語学・経済学など様々な分野で報告されている「べき則」に焦点を当て、その数理的な特徴について実例をまじえて解説します。講義を受ける前に「両対数グラフ」について調べておく/復習しておくと,より理解が深まるでしょう。
第6回(細越) 1.物性物理学は何を明らかにしようとする研究分野でしょうか。 2.そのためにどのようなアプローチ(研究手法)を用いるのでしょうか。身近な例を挙げて紹介します。質問の回答をあらかじめ調べておいてください。
第7回(村岡)『宇宙』を解き明かす ~宇宙物理学・電波天文学の紹介~新聞や雑誌・書籍、インターネットなどの各種媒体で、「アルマ望遠鏡」の最新成果に関するニュース・記事に目を通しておくこと。
第8回(三浦)火山噴火と火山災害について具体的な例を用いて解説します.
講義前には火山噴火に関するニュースを調べておき,講義後は火山噴火と災害についてレポートをまとめること.
第9回(松坂:9~11回)窒素循環と窒素固定高校で使用した化学の教科書中の、各回でとりあげる内容に関する部分をあらかじめ読んでおくこと
第10回石油:作るのに使うか、燃やすのに使うか高校で使用した化学の教科書中の、各回でとりあげる内容に関する部分をあらかじめ読んでおくこと。
第11回化学と医学とのかかわり高校で使用した化学の教科書中の、各回でとりあげる内容に関する部分をあらかじめ読んでおくこと。
第12回
生命の最小単位:細胞
事前・事後学習内容について記載する内容:高校で使用した生物の教科書・資料集の該当する箇所についてあらかじめ読んでおくこと。
第13回
細胞の化学成分
事前・事後学習内容について記載する内容:高校で使用した生物の教科書・資料集の該当する箇所についてあらかじめ読んでおくこと。
第14回
触媒作用と細胞のエネルギー生産
事前・事後学習内容について記載する内容:高校で使用した生物の教科書・資料集の該当する箇所についてあらかじめ読んでおくこと。
第15回
良い酸化ストレスと悪い酸化ストレス
事前・事後学習内容について記載する内容:高校で使用した生物の教科書・資料集の該当する箇所についてあらかじめ読んでおくこと。
授業内容
※進行に応じて若干変更される可能性がある。
事前・事後学習の内容
事前の予習は必要に応じて指示に従って行い、また復習として授業における講義内容を振り返り、自分自身でそのテーマについて考えて見る習慣をつけるようにする。
成績評価方法
本科目の単位を修得するには、講義で課される課題をすべて提出することが必要です。平常点(授業の取り組み状況)および課題の内容により成績評価を行います。授業の設定課題の主旨に沿って、レポート等が論理的に記述されている事が最低限の合格の基準です。
履修上の注意
本授業の内容は、授業担当者の実務経験を活用したものである。
教科書
内容と関連分野が極めて多岐にわたるので、教科書は特に定めない。必要に応じて、授業の中で参考図書、参考文献を随時紹介する。

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参考文献
授業計画の表中にある「準備学習」欄を参照すること。
オフィスアワー
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
教員への連絡方法(メールアドレス等)
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -

Updated on 2025/4/5 6:51:26

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