2024年度/2B30351001 (府大)
【集中講義】大動物診療実習 <前期、後期>
本実習は参加型臨床実習である。産業動物の疾病診断治療のために不可欠であるカルテ記載法、畜主へのインフォーム・ド・コンセント、患畜のハンドリング法、検査法、診断法および治療法などについて実践し理解するとともに、各種技術を習得することを目的とする。
- 科目ナンバリング
- CVANS4533-J4 (府大)
- 授業管轄部署
- 獣医学部
- 授業形態
- 実習
- 開講キャンパス
- りんくう
- 開講区分
- 集中講義
- 配当年次
- 5年 (府大)
注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。
- 単位数
- 1単位 (府大)
注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。
- 到達目標
- (1)産業動物の疾病診断治療のために不可欠である患畜のハンドリング法、検査法、診断法および治療法について実践し理解するとともに、各種技術を習得することを目的とする。 (2) ・産業動物において、臨床症例に対して必要な検査を自ら選択し、それを実施することができる ・産業動物において、検査結果に基づいた診断を行い、適切な治療法を選択できる。
- 授業内容
- 神戸大学付属食資源教育研究センター(黒毛和種牛飼育牧場)(3日間)とNOSAIひょうご阪神基幹家畜診療所(2日間)で実施する(計5日間)。また、学外実習に向けた学内実習(半日)も実施する。ウシの参加型臨床実習であるため、獣医学共用試験合格者のみ受講可能となる。神戸大学付属食資源教育研究センターでは受講者を2班に分けて、各班3日間実施する(近隣宿泊施設を利用し2泊3日もしくは日帰り3日間)。実施時期は6および10月頃である。またNOSAIひょうご 阪神基幹家畜診療所では1班あたり2~3名とし(10~15班に分ける)、各班2日間実習を行う(近隣宿泊施設に2泊;実習前日からの1泊を含む)。実施時期は10月から12月までを予定している。それぞれの日程詳細は4月以降に通知する。 神戸大学付属食資源教育研究センターにおける実習では 1.繁殖雌牛の繁殖検診 2.黒毛和種子牛の各種検査および去勢術 3.黒毛和種成牛の各種検査および代謝プロファイルテスト を実施する予定である。 NOSAIひょうご阪神基幹家畜診療所における実習では、NOSAIひょうご獣医師による畜産農家の往診に随行し、ウシの個体診療(種々の内外科・繁殖疾患)に参加するという実習を予定している。
- 事前・事後学習の内容
- 本実習では実習前に事前学習資料や課題等を授業支援システム上に掲示する。 それらを期日までに取り組むことを求める。
- 成績評価方法
- レポート80点(達成目標の達成度を評価)、実習への参加態度20点として、100点満点で成績評価を行う。 合格最低点は60点とする。 成績評価は、半日の学内実習および5日間の学外実習へ出席した学生が対象となる。
- 履修上の注意
- 本授業の内容は、授業担当者の実務経験を活用したものである。 1.実習前2週間は口蹄疫発生国(口蹄疫ワクチン非接種清浄国以外の国)への海外旅行は避けること。 2.実習の2週間以上前に口蹄疫発生国に旅行した場合は、旅行時の衣服・靴・かばん・携行物品は一切実習先に持ち込まないこと。 口蹄疫発生国については、下記の農林水産省HPの[口蹄疫に関する情報」を参照し、不明な点は担当教員に尋ねること。 http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/index.html 3.持参する作業着のクリーニングや長靴の消毒等については実習前に説明する。
- 教科書
- 配布資料
- 参考文献
- 生産獣医療システム乳牛編1~3および生産獣医療システム肉牛編、1998年 獣医繁殖学第5版、2023年 獣医繁殖学マニュアル第2版、2007年 牛の外科マニュアル第2版、2008年 牛の跛行マニュアル:治療とコントロール、2008年 主要症状を基礎にした牛の臨床3、2020年 獣医内科学産業動物編第3版、2022年
- オフィスアワー
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- 教員への連絡方法(メールアドレス等)
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- その他
- (関連科目)獣医繁殖学A・B、獣医繁殖学実習、大動物診断治療学A、大動物臨床A、臨床基礎実習、大動物野外診療実習
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Updated on 2025/4/5 6:49:54