2024年度/2C10014001 (府大)
【木4】数学科教育法A 工学(電気・機械)・生命(理学[数理]) <後期>
本科目は、「教育課程及び指導法に関する科目」のうち中学校・高等学校の数学科の「教科の指導法」であり、中学校および高等学校数学科の学習指導要領にもとづき、数学教育についての理念や現状と課題を理解し、指導法に関する理解を深めることを目的とする。特に、中学校・高等学校における数学教育の意義と役割を理解し基礎知識を修得しながら、教材研究や学習指導案の作成など実践力を養う。
- 担当教員氏名
- 田中 誠一
- 科目ナンバリング
- FLCTL2D04-J1 (府大)
- 授業管轄部署
- 国際基幹教育機構(学部)
- 授業形態
- 混合
- 開講キャンパス
- 中百舌鳥
- 開講区分
- 週間授業
- 配当年次
- 2年 (府大)
注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。
- 単位数
- 2単位 (府大)
注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。
- 到達目標
- (1)中等教育段階における数学教育の現状と課題を理解し、基礎知識を身につける。 (2)中学校,高等学校の学習指導要領の内容を理解する。 (3)中等教育段階における数学の指導方法についての理解を深め、教材作成についての基礎力をつける。 (4)中等教育段階における指導案作成ができるようになり、それをもとに授業を行うことができる。 (5)授業の中で、ICTなど情報機器を使った授業や教材の作成が行うことができる。
- 各授業回の説明
- 事前・事後学習の内容
- 予習は必要としないが、授業でやった内容に関してレポートおよび指導案の作成を課題として課すので提出してください。 コンピュータ実習においては、授業中に課す課題を提出してください。 また、各自が中学校、高等学校で使用した数学の教科書があれば、理解が進みますので探しておいてください。
- 成績評価方法
- 授業目標(達成目標)の(1)から(5)の達成度で成績評価を行う。C(合格)となるためには、 (1)中等教育段階における数学教育の現状と課題を理解し、基礎知識を概説できること。 (2)中学校,高等学校の学習指導要領の内容を概説できること。 (3)授業で指定された教材を作成することができ、その説明ができること。 (4)中等教育段階における指導案作成ができ、それをもとに模擬授業を行うことができる。 (5)授業の中で、ICTなど情報機器を使った授業や教材の作成が行うことができる。 上記5点を達成することが求められる。成績を評価する方法として「小課題についてのレポート」、「授業中の課題」「作成した教材」「学習指導案」「模擬授業」である。 評価に占める割合は「学習指導案」「模擬授業」50点と,「レポート」「作成教材」50点である。
- 履修上の注意
- 基本対面授業としますが、状況によっては講義内容の入れ替えや内容の変更をする場合があります。また、コンピュータを使用した実習に関しては、コンピュータ教室の空き状況により、授業計画の順番が入れ替わることがあります。また、模擬授業についても、使用可能な教室の状況によって日程が変更になることがあります。
- 教科書
- 必要な資料はオンラインで閲覧するか、授業支援システム上に掲載する。
- 参考文献
- [ISBN]9784536590129『中学校学習指導要領解説 数学編―平成29年7月』 (文部科学省、日本文教出版) [ISBN]4762505358『高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 数学編 理数編』 (文部科学省、学校図書) [ISBN]4536590102『小学校学習指導要領解説 算数編』(文部科学省、日本文教出版)
- オフィスアワー
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- 教員への連絡方法(メールアドレス等)
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
授業 | 授業内容 | 事前・事後の学習内容 |
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第1回 | オリエンテーション 数学教育と学習指導要領 | 各自、自分たちが中学校、高等学校の生徒だあった時の数学授業の内容と、次期学習指導要領との差を確認しておくこと。 |
第2回 | 学習指導要領の変遷 中学校、高等学校の数学教育の内容の概説 | |
第3回 | 教育評価 中学校数学科・高等学校数学科の教育評価方法について概説する | |
第4回 | 学習指導案の作成上の留意点 学習指導案の作成方法について概説する。 | |
第5回 | 数学教育におけるICT活用について①(GRAPES) 関数領域でコンピュータソフトの使用について実習をする。 | |
第6回 | 数学教育におけるICT活用について②(GRAPES) 図形領域でコンピュータソフトの使用について実習をする。 | |
第7回 | 数学教育におけるICT活用について③(GRAPES) 簡単なプログラミングについて実習する。 | |
第8回 | 数学教育におけるICT活用について 数学におけるコンピュータの利用について概説する。 | |
第9回 | 数学教育におけるICT活用について①(GeoGebra) 図形領域でコンピュータソフトの使用について実習をする。 | |
第10回 | 数学教育におけるICT活用について②(GepGebra) 関数領域でコンピュータソフトの使用について実習をする。 | |
第11回 | 教材研究① 学習指導案の作成を行う。 | |
第12回 | 教材研究② 学習指導案の作成を行う。 | |
第13回 | 模擬授業① 模擬授業と研究協議を行う。 | |
第14回 | 模擬授業② 模擬授業と研究協議を行う。 | |
第15回 | 振り返りとまとめ |
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Updated on 2025/4/5 6:36:48