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2025年度/1AAB045001 (公大) / (府大)

【水4】異文化の理解 <前期>

以下の項目を講義する。 ・文化人類学の方法論 ・人類学的フィールドワークの特徴 ・メラネシアと近代社会の比較を事例とした、人類学的思考の生成プロセス

担当教員氏名
橋爪 太作
科目ナンバリング
AABCUA22035-J1 (公大) / AESES2302-J1 (府大)
授業管轄部署
現代システム科学域
授業形態
講義
開講キャンパス
中百舌鳥
開講区分
週間授業
配当年次
2年 (公大) / カリキュラムにより異なります。 (府大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。学年指定なしの表記は、要覧等を確認してください。

単位数
2単位 (公大) / 2単位 (府大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
文化人類学の方法を用い、さまざまな文化の比較をすることにより、受講者が異文化の仕組みを理解できるようなること、またそれとの対照によって自文化の特徴を見出すことができるようになることを目指す。このような文化の比較を通して、受講者は自分の身につけた価値観を相対化し、新たなものの見方を獲得できるようになることを目標とする。 具体的には以下の能力を身につけることを達成目標とする。 1.文化人類学における比較の方法論について説明できること。 2.知識生産の方法としてのフィールドワークの特徴について説明できること。 3.1、2を通じた人類学的な概念創造のプロセスについて説明できること。
各授業回の説明
授業授業内容事前・事後の学習内容
第1回人類学とは何か:比較という方法参考文献に目を通しておく
第2回人類学者の現場を見に行く:メラネシアでのフィールドワーク疑似体験参考文献に目を通しておく
第3回他者への道:なぜ人は人類学者になるのか参考文献に目を通しておく
第4回他者への眼差し:近代とメラネシア参考文献に目を通しておく
第5回他者の他者:カーゴ・カルトの事例参考文献に目を通しておく
第6回人類学的調査の実際(1):マライタ島の「土地」と向き合う参考文献に目を通しておく
第7回人類学的調査の実際(2):わからなさからの再出発参考文献に目を通しておく
第8回人類学的調査の実際(3):伝統的なマライタ島社会参考文献に目を通しておく
第9回人類学的調査の実際(4):植民地支配と断絶参考文献に目を通しておく
第10回人類学的調査の実際(5):他者との部分的つながり参考文献に目を通しておく
第11回人類学的調査の実際(6):「自然」の領域をどう考えるか参考文献に目を通しておく
第12回人類学的調査の実際(7):メラネシアからテクノロジーを考える参考文献に目を通しておく
第13回人類学的調査の実際(8):人間以前の土地参考文献に目を通しておく
第14回人類学的調査の実際(9):メラネシア的「社会」の理論参考文献に目を通しておく
第15回おわりに:フィールドワークが終わるということ参考文献に目を通しておく
事前・事後学習の内容
授業中に教員が言及した参考書等により、個別のテーマを深く掘り下げて自習する。
成績評価方法
成績は、毎回提出される小レポートと、期末最終レポートによって採点します。 小レポートは、正解を求めるというよりも、自分なりによく考えているかどうかを重視します。 期末最終レポートでは、授業目標(達成目標)の達成度が測られます。 C以上の評価には、毎回授業で行う小テストで6割以上、最終レポートで6割以上の成績を必要とします
履修上の注意
文化人類学を専門的に学ぶことを検討している受講者は、後期「文化と共生」も履修することが望ましい。
教科書
特に定めない

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参考文献
  • 松村圭一郎 2023『旋回する人類学』ミシマ社
  • 里見龍樹 2022『不穏な熱帯——人間「以前」と「以後」の人類学』河出書房新社
  • 里見龍樹 2024『現代人類学の冒険』平凡社新書
  • 橋爪太作 2024『大地と星々のあいだで——生き延びるための人類学的思考』イーストプレス
オフィスアワー
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教員への連絡方法(メールアドレス等)
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その他
(関連科目)文化と共生 社会調査実習Ⅰ 社会調査実習Ⅱ

Updated on 2025/7/5 6:28:04

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