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2025年度/1AAB057001

【月4】言語表現と世界認識 <前期>

(公大) / ことばの意味と認識 (府大) / 言語表現と世界認識 (府大)

ことばは人間の営みである。ということは、産出された言語表現を注意深く観察すると、人間の精神の働きが見えてくる。この授業では、そういう観点からことばを捉えるための基本概念のいくつかを身につけることを目指す。この基本概念を正確に理解できるように、身近な言語表現で類例を探したり、色々な課題、また、これらに基づくディスカッションも行う。この授業を通して、言語表現を手がかりに、その背後に潜む人間の精神の営みを、すなわち、人間が自分を取り巻く世界をどのように捉えているかを明らかにする基礎力を養う。

担当教員氏名
宮畑 一範
科目ナンバリング
AABLIN22047-J1 (公大) / (府大) / AELAC2434-J1 (府大)
授業管轄部署
現代システム科学域
授業形態
講義
開講キャンパス
中百舌鳥
開講区分
週間授業
配当年次
2年 (公大) / 3年 (府大) / 2年 (府大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。

単位数
2単位 (公大) / 2単位 (府大) / 2単位 (府大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
以下の3点を身につけることを目標とする。 (1) 認知言語学の主要な概念を理解し、それを活用して身の回りの言語事象を分析できる。 (2) 言語事例に基づいて、その背後にひそむ人間の精神作用を明らかにできる。 (3) 論理的な議論のための設計ができ、それを適切に表現できる。
各授業回の説明
授業授業内容
第1回イントロダクション
第2回ものの見方
第3回カテゴリー
第4回抽象化
第5回イメージ・スキーマ
第6回多義と意味ネットワーク
第7回意義展開の動機づけ(メタファー、シネクドキ)
第8回意義展開の動機づけ(メトニミー)
第9回ことばの経済性
第10回概念メタファー
第11回方向性のメタファー
第12回色彩語
第13回文法と認知(構文)
第14回文法と認知(品詞)
第15回総括
事前・事後学習の内容
課題に十分に取り組めるよう、各回の授業のハンドアウトに目を通し、講義内容をきちんと理解できるように努める。また、課題のフィードバックやディスカッションを通じて、理解が十分でなかった部分を補充する。必要に応じて、別途紹介する参考書も活用して、自学自習ならびにさらなる興味・理解の拡充に役立てる。
成績評価方法
授業への参加度(日々の課題と発言)50%と期末レポート50%の割合で、到達目標の達成度について評価する。単位を取得するためには、毎回の講義内容の基本的な理解を踏まえ、言語事例を注意深く観察して、その背後に働く人間の精神作用について、論理的な考察・記述が十分に行える必要がある。
履修上の注意
ことばの意味や使い方に無頓着な人には不向きです。ことばそのものに興味・関心があり、ことばの使い方に敏感であり、そして、あたりまえのなかに不思議・疑問を見出せる観察眼と注意力が必須です。 (関連科目)認識とレトリック
教科書
毎回事前に資料を配付する。

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参考文献
授業中に適宜指示する。
オフィスアワー
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
教員への連絡方法(メールアドレス等)
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -

Updated on 2025/7/10 6:17:09

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