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2025年度/1ABAB11010

【水2】倫理学演習・講読1 <前期>

(公大) / 倫理学演習・講読Ⅰ (市大)

西洋倫理学の代表的な古典三点を日本語で通読することにより、西洋倫理学の基本的な課題と考え方を理解する。

担当教員氏名
土屋 貴志
科目ナンバリング
ABAPHI32011-J2 (公大) / LAPHL3209 (市大)
授業管轄部署
文学部
授業形態
演習
開講キャンパス
杉本
開講区分
週間授業
配当年次
3年 (公大) / 学年指定なし (市大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。学年指定なしの表記は、要覧等を確認してください。

単位数
2単位 (公大) / 2単位 (市大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
西洋倫理学の代表的古典に関し、 1) 著者は倫理をどのようなものと考えていたか 2) 著者はどのような問いに、なぜ、答えようとしたのか。そのことは現代の日本社会に生きる我々にとって、どのような意義をもつか 3) 著者の考え方や論の進め方の特徴 の三点について、説明できる。
授業内容
毎週少なくとも100ページ以上の読書課題を課す。毎回、読書課題に関する質疑応答を行う。課題文献についてのレポート(4000字程度)を二回課す。 具体的には下記のように進める予定であるが、必要に応じて変更する可能性もある。 1.オリエンテーション 2.プラトン『国家』第1巻~第3巻18章 3.プラトン『国家』第3巻19章~第5巻 4.プラトン『国家』第6巻・第7巻 5.プラトン『国家』第8巻~第10巻 6.中間レポート執筆 7.アリストテレス『ニコマコス倫理学』第1巻~第3巻第9章 8.アリストテレス『ニコマコス倫理学』第3巻第10章~第5巻 9.アリストテレス『ニコマコス倫理学』第6巻~第8巻第7章 10.アリストテレス『ニコマコス倫理学』第8巻第8章~第10巻 11.カント『人倫の形而上学の基礎づけ』序言・第1章 12.カント『人倫の形而上学の基礎づけ』第2章前半 13.カント『人倫の形而上学の基礎づけ』第2章後半 14.カント『人倫の形而上学の基礎づけ』第3章 15.期末レポート執筆・採点面接
事前・事後学習の内容
事前学習として、テキストの読書課題箇所を、授業資料の問い に回答しながら、精読してくること。 事後学習として、レポートに向け、テキストを繰り返し読み直し、理解を深めること。
成績評価方法
到達目標の達成度について評価を行う。毎回の課題への回答(10%)および二回のレポート(中間45%+期末45%=90%)を、担当教員による評価の対象とする。 学期末試験は行わないが、採点に関する面談を行う。採点面接では、受講生は自らの学習活動の自己評価とその根拠を説明する。担当教員は受講生の自己評価を考慮し最終評点を決定する。 単位を取得するためには、西洋倫理学の代表的な古典三点に関し、著者の考え方や論の進め方の特徴を説明でき、採点面接に出席することが求められる。
履修上の注意
読書課題の量が多いが、一字一句の理解よりも、論旨は何かを考えて、大意をつかむ読み方を習得するように心がけてほしい。
教科書
テキストは以下の本全部である。 プラトン『国家』(上・下、岩波文庫) アリストテレス『ニコマコス倫理学』(上・下、光文社古典新訳文庫) カント「人倫の形而上学の基礎づけ」(中公クラシックス『プロレゴーメナ・人倫の形而上学の基礎づけ』所収)

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参考文献
必要に応じて授業中に紹介する。
オフィスアワー
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
教員への連絡方法(メールアドレス等)
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -

Updated on 2025/7/17 6:29:49

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