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2025年度/1ABBC69010

【集中講義】心理学特講B <前期>

(公大) / 心理学特講Ⅱ (市大)

この講義では、比較認知科学のアプローチやその知見を学びます。比較認知科学とは心理学ないし認知科学の一分野であり、行動研究や神経科学的手法を通して様々な生物種の認知能力を比較することで、認知機能の系統発生的発達過程を明らかにすることを目指す学問です。本授業では、行動研究から得られた知見を中心に、基礎レベルから専門的レベルに渡って概説します。

担当教員氏名
渡邉 創太未定
科目ナンバリング
ABBPSY33017-J1 (公大) / LBPSY3305 (市大)
授業管轄部署
文学部
開講キャンパス
杉本
開講区分
集中講義
配当年次
3年 (公大) / 学年指定なし (市大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。学年指定なしの表記は、要覧等を確認してください。

単位数
2単位 (公大) / 2単位 (市大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
比較認知科学の基本的な行動研究方法について説明できる。ヒトが持つ多様な認知能力や認知傾向について概説できる。またその特殊性と普遍性に対して、他種との比較をしながら説明できる。
各授業回の説明
授業授業内容
第1回進化と比較認知科学入門1
第2回進化と比較認知科学入門2
第3回行動実験と動物の学習
第4回色の知覚
第5回形の知覚
第6回動物の学習と記憶
第7回動物の思考
第8回動物のコミュニケーション
第9回動物の社会的知性
第10回動物の感情
第11回メタ認知
第12回イヌの認知 イルカの認知
第13回ヒトの認知1
第14回ヒトの認知2
第15回1~14回のまとめ
事前・事後学習の内容
事前に本授業内容と関連する資料を読み、事後は授業資料を中心に本授業内容を復習する。
成績評価方法
到達目標である「比較認知科学の基本的な行動研究方法、ヒトが持つ多様な認知能力や認知傾向、またその特殊性と普遍性」についての説明力・考察力についての評価を行います。 具体的には、 ①各回の授業内容に対しての考察の質(60点) ②レポート課題の成績(40点) の単純加点により成績評定をします。 また、合格(単位取得)のための最低基準は以下の2点を満たすことです。 ・比較認知科学の基本的な行動研究方法について、その一部を説明できる。 ・動物が持つ多様な認知能力や認知傾向について、その一部を説明できる。
履修上の注意
なし
教科書
毎回、レジュメを配布する。

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参考文献
中島定彦『関西学院大学研究叢書第218編 動物心理学――心の射影と発見』昭和堂、2019年 ISBN: ‎978-4812219027 日本動物心理学会監修・小川園子・富原一哉・岡田隆編『動物心理学入門 -- 動物行動研究から探るヒトのこころの世界』有斐閣、2023年 ISBN: 978-4641174887 藤田和生編著『比較認知科学』一般社団法人放送大学教育振興会、2017年 ISBN: 978-4595317040
オフィスアワー
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教員への連絡方法(メールアドレス等)
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Updated on 2025/8/2 6:52:04

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