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2025年度/1ABBE64010

【金3】地理学特講B <前期>

(公大) / 地理学特講Ⅱ (市大)

本科目は啓蒙思想の誕生以降に科学の一分野として成立した近代地理学の発展過程を検討し、いかなる歴史的変遷を経て地理学が現在の基盤を築くに至ったかを講義する。地理学史・地理思想史の全容を半期で網羅するのは困難なため、欧米での展開を中心に取り上げながら、今日の地理学が検討する諸課題までの思想的潮流を明らかにしていく。

担当教員氏名
二村 太郎
科目ナンバリング
ABBGEO33027-J1 (公大) / LBGEO3212 (市大)
授業管轄部署
文学部
開講キャンパス
杉本
開講区分
週間授業
配当年次
3年 (公大) / 学年指定なし (市大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。学年指定なしの表記は、要覧等を確認してください。

単位数
2単位 (公大) / 2単位 (市大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
本科目の履修を通じて ・「諸学の母」とも言われる地理学が近代以降の世界でどのような歩みを経て現在に至ったのか、そしてそれが現代世界とどのように関わっているか、批判的に説明できるようになる。 ・地理学が単なる暗記科目ではなく、思想とロジックを伴い発展してきたことを説明できるようになる。
各授業回の説明
授業授業内容
第1回イントロダクション&ガイダンス
第2回地理学とは?
第3回初期地理学のあゆみ(啓蒙主義以前)
第4回フンボルトのコスモス理念と環境論の展開
第5回地理学と帝国主義・植民地主義
第6回文化地理学と地誌学の展開
第7回地理学における計量革命
第8回多様化する地理学(1):行動地理学と時間地理学
第9回多様化する地理学(2):人文主義地理学とラディカル地理学
第10回多様化する地理学(3):フェミニズム地理学
第11回コンピューターとGISの発達
第12回グローバリゼーションとローカリゼーション
第13回政治地理学と現代世界の諸問題
第14回食の地理学と現代世界の諸問題
第15回まとめ:今なぜ地理学が重要か?
事前・事後学習の内容
関連資料を用いた予習&復習
成績評価方法
(1) 到達目標の達成度について評価を行う。 (2) 評価方法:期末試験60%、小レポート(複数回提出)40% (3) 小レポートの提出が全体の半分以下の場合は期末試験の受験資格を失う。
履修上の注意
特になし。
教科書
特定の教科書は用いない。毎回パワーポイントを用いて講義を行う。講義用資料は学期終了時まで公開する。

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参考文献
・ ルネ・クロジェ著,野田早苗訳 1970.『地理学史』白水社文庫クセジュ. ・人文地理学会編 2013.『人文地理学事典』丸善出版. ・西川 治 1985.『人文地理学入門―思想史的考察』東京大学出版会. ・日本地理学会編 2023.『地理学事典]丸善出版. ・Tim Creswell 2013. Geographic Thought: A Critical Introduction. West Sussex, UK: Wiley-Blackwell. ・David Livingstone. 1991. The Geographical Tradition. Malden, MA: Blackwell. ・Richard Peet. 1998. Modern Geographical Thought. Malden, MA: Blackwell.
オフィスアワー
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教員への連絡方法(メールアドレス等)
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Updated on 2025/7/16 6:41:22

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