2025年度/1ABXX01050 (公大) / (市大)
【集中講義】卒業論文 (心理学) <前期、後期>
文学部では、卒業論文を通しての学修を重視しており、ディプロマポリシーで定める学修成果を学生が修めることができるよう、学士課程の4年間をとおし、専門授業科目における指導のほか、心理学コースの卒業研究指導会など、学生どうしが切磋琢磨できる機会を設け、あわせて、きめこまかな個別指導を行う。 卒業論文は、4年間にわたる学修の成果であるが、実際の執筆にあたっては、4年次の「人間行動学研究演習1」「人間行動学研究演習2」の指導によって完成させる。
- 科目ナンバリング
- ABXLIT42001-J6 (公大) / LXGEN4401 (市大)
- 授業管轄部署
- 文学部
- 授業形態
- 卒業論文、卒業研究
- 開講キャンパス
- 杉本
- 開講区分
- 集中講義
- 配当年次
- 4年 (公大) / 学年指定なし (市大)
注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。学年指定なしの表記は、要覧等を確認してください。
- 単位数
- 10単位 (公大) / 10単位 (市大)
注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。
- 到達目標
- 卒業論文の審査基準は次のとおりであり、これを到達目標とする。 (1)卒業論文は、当該学科における一定の研究成果を示すものでなければならない。 (2)(評価基準)卒業論文は以下の各項目について、当該学科における十分な水準を満たさなければならない。 ・明確に課題を設定し、適切な研究方法をもちいて論証している。 1 課題が設定されており、論証しようとしている。 2 明確に課題を設定し、研究方法を意識しながら論証している。 3 明確に課題を設定し、適切な研究方法をもちいて論証している。 ・図書館の機能を十分に使いこなしている。 1 OPACや書架を利用して文献を入手している。 2 OPACや書架を利用しつつ、学術情報データベースを活用して文献を入手している。 3 OPACや書架、学術情報データベースを利用しつつ、文献複写等の図書館サービスを駆使して、適切かつ必要な文献を入手している。 ・多様な他者と関わりながら論文を作成している。 1 教員の指導を受けながら論文を作成している。 2 教員のみならず、他の学生と関わりながら論文を作成している。 3 教員、学内学生のみならず、学外を含む多様な他者と関わりながら論文を作成している。 ・先行研究や参考文献をよく読みこなし批判的に吟味している。 1 先行研究や参考文献を読んでいる。 2 先行研究や参考文献をよく読みこなしている。 3 先行研究や参考文献をよく読みこなし批判的に吟味している。 ・実験・調査を行い、独自の観点から分析している。 1 実験・調査の計画をたてている。 2 実験・調査を行っている。 3 実験・調査のデータを分析している。 ・適切に典拠を示しながら論述している。 1 典拠を示そうとしている。 2 適切に論拠を示している。 3 適切に論拠をしめしながら論述している。 ・具体例の吟味と抽象的な考察の往還ができている。
- 授業内容
- 適宜、卒業論文の研究課題のために行った実験・調査のデータをまとめ、卒業論文の構成と論述の仕方などを具体的に指導する。そして、最終的に卒業論文を完成させる。 なお、学生は、各自の研究テーマに応じて、いずれかの教員の指導を受けるものとする。 〔山 祐嗣教授〕 主に、思考と推論、認知の文化差など、認知心理学の分野に関する卒業論文の指導を行う。 〔川邉光一教授〕 学習・記憶などの精神機能の脳内機構、精神疾患の脳内機構など、生理心理学の分野に関する卒業論文の指導を行う。 〔佐伯大輔教授〕 ヒトや動物を対象とした意思決定や選択行動など、学習心理学・行動分析学の分野に関する卒業論文の指導を行う。 〔橋本博文准教授〕 人間の協力性を扱う研究や「心の文化差」を追究する研究など,主として社会心理学・文化心理学の分野に関する卒業論文の指導を行う。
- 事前・事後学習の内容
- 受講者は、卒業論文研究のテーマに関連する文献や研究計画の発表、研究結果の報告を行い、論文の執筆を行う。授業時に受けたコメントや議論の内容を論文に生かすようにする。
- 成績評価方法
- 卒業論文は、「大阪公立大学学位規程に関する文学部内規」にしたがい、学部教授会において当該学科の教員から主査1名、副査1名以上を審査員として選出した上で審査をおこなう。審査は提出された卒業論文とその内容に関する面接試験の結果による。2月に実施する面接試験の日時は、各コースから通知する。審査基準は、文学部が定める「卒業論文に関する文学部ガイドライン」に示す手順と評価基準にしたがう。
- 履修上の注意
- 「卒業論文」および「人間行動学研究演習1」は、卒業論文を提出する年度の前期に、「人間行動学研究演習2」は後期の履修登録期間中にWeb履修登録すること。 卒業論文は4年間の学士課程の集大成である。履修モデルとしてのコースに対応した学問分野(心理学)の研究方法と専門知識を踏まえ、4年間の学修成果を基盤とした論文を完成させてほしい。また、学術情報総合センターの文献や機能を活用し、複数の教員や同学年・異学年の学生と頻繁に議論を進めながら、互いに切磋琢磨して研究を深めてほしい。
- 教科書
- なし
- 参考文献
- 受講生各自必要な文献を探したり、教員が適宜紹介したりする。
- オフィスアワー
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- 教員への連絡方法(メールアドレス等)
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
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Updated on 2025/7/5 6:51:54