大阪公立大学 授業カタログのロゴ

Project TryAngleは学生スタッフによる大学公認のシステム開発チームです。 利用者の観点からより便利になるよう、学生自身の手で新システムの開発などを行っています。

ios_share

2025年度/1ABXZ81020

【水5】博物館実習1 b <前期、後期>

(公大) / 博物館実習Ⅰ b (市大)

博物館の実際を⾒る⾒学実習、⼤学に所蔵・保管する考古資料・⽂書・⾃然系標本などを扱い調書を取る、写真撮影を含む資料化、関連資料のスキャニング、それらを⽤いた絵はがき・チラシ・資料カード作成などの実務実習、そうした基礎的訓練の上に、博物館の展⽰活動に準じた実習展⽰を学術情報総合センターで⾏う。企画⽴案、展⽰物の選定、パネルや解説⽂の作成、説明リーフレットの作成、そして実際の展⽰を実施する。

担当教員氏名
岸本 直文
科目ナンバリング
ABXCUM34009-J4 (公大) / MUPRA3301 (市大)
授業管轄部署
文学部
開講キャンパス
杉本
開講区分
週間授業
配当年次
3年 (公大) / 学年指定なし (市大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。学年指定なしの表記は、要覧等を確認してください。

単位数
2単位 (公大) / 2単位 (市大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
⾒学実習は、博物館に関する科目の履修を踏まえ、いくつかの観点の項目を定めた上で、博物館を実際に訪れ、施設や展⽰などについて論評し、よりよい展⽰を提案する⼒量を養う。実務実習は、館園実習の前に、実際に資料にふれ、その取り扱いの基礎を⾝につけることができるようにする。そして、受講者の討論により実習展⽰企画を⽴て、パネルの作成等の準備、実際の陳列や解説まで、博物館活動の柱である企画展実施のひととおりのプロセスを経験し、企画から実践に⾄る⼒を獲得する。
各授業回の説明
授業授業内容事前・事後の学習内容
第1回オリエンテーション(通年のスケジュール・⾒学実習・実習展の説明)⾒学実習の⾒学先や実習展のテーマについて検討する。
第2回⾒学実習(1)課題項目にしたがって⾒学しレポートをまとめる。
第3回⾒学実習についてのレポートにもとづく討論(1)積極的に討論し、異なる⾒⽅を学ぶ。
第4回⾒学実習(2)課題項目にしたがって⾒学しレポートをまとめる。
第5回⾒学実習についてのレポートにもとづく討論(2)積極的に討論し、異なる⾒⽅を学ぶ。
第6回見学実習(3)課題項目にしたがって⾒学しレポートをまとめる。
第7回⾒学実習についてのレポートにもとづく討論(3)積極的に討論し、異なる⾒⽅を学ぶ。
第8回実務実習①写真撮影授業後に学んだことを整理しておくこと。
第9回実務実習①考古資料の取り扱い授業後に学んだことを整理しておくこと。
第10回実務実習②古⽂書の取り扱い授業後に学んだことを整理しておくこと。
第11回実務実習③⾃然系標本の取り扱い授業後に学んだことを整理しておくこと。
第12回実務実習④⼤学史資料室の⾒学と展⽰業務の講義授業後に学んだことを整理しておくこと。
第13回展⽰企画の⽴案①下調べを⾏い、それをペーパーにとめておき、授業後は課題を整理しておく。
第14回展⽰企画の⽴案②下調べをさらに進め、より具体的な企画書にまとめる。
第15回館園実習事前指導留意点について整理しておく。
第16回館園実習事後指導館園実習について実習レポートをもとに振り返っておくこと。
第17回展⽰研究①企画案の研究1絞り込まれたテーマについて、分担部分について下調べを⾏い、それをまとめる。
第18回展⽰研究②企画案の研究2各班において、調べてきたことをもとに、企画を⾁付けする。
第19回展⽰研究③企画案の研究3各班において、展⽰の意図、内容とその配列について、具体的に整理する。
第20回展⽰企画の最終的な検討 出品リスト・パネル・リーフレットの検討履修者全員での最終検討を⾏い、それにもとづき分担部分の課題を整理しておく。
第21回展⽰準備①パネルに使⽤する図表や写真、解説パネルの原稿の準備を進める。
第22回展⽰準備②パネルに使⽤する図表や写真、解説パネルの原稿の準備を進める。
第23回展⽰準備③パネルに使⽤する図表や写真、解説パネルの原稿を完成させる。
第24回展⽰準備④パネルに使⽤する図表や写真、解説パネルの原稿を完成させる。
第25回展⽰設営展⽰を点検し、修正を⾏う必要のある個所を洗い出しておく。
第26回この間に実習展の解説⾒学者に展⽰の意図を説明したり、質問に対応する。
第27回この間に実習展の解説⾒学者に展⽰の意図を説明したり、質問に対応する。
第28回展⽰撤収撤収したものの⽚づけを確実に⾏う。展⽰の報告書を準備する。
第29回実習展報告書の準備報告書の最終的な読み合わせを⾏い、加除修正を加える。
第30回実習展報告書の仕上げ実習展について各⾃振り返ること。
成績評価方法
(1)レポートおよび実習への取り組み、実習展の企画・準備などの状況を総合的に判断する。(2)前期は⾒学実習レポートにおいて外部評価の観点から⽰した項目に即して点検ができているか、実務実習においては、各実習の意図や内容を理解し、求められている課題が適切なものに仕上がっているかを基準とする(40点)。(3)後期の実習展については、企画から、調査し理解したことをパネルに仕上げること、実際の展⽰まで、ひとつの企画の実現に取り組むことができているかを基準とする(60点)とする。(3)毎回の授業に真摯に取り組んでいれば合格とする。これに(2)(3)の内容、姿勢、主体性のある取り組みなど、参加状況により加点する。
履修上の注意
実習であるので、何よりも授業時の取り組みの積み重ねが⼤切である。博物館⾒学は、時間割の時間外となる。さらに実習展の企画や準備に際しては、それぞれ分担しての下調べなど時間外の調査等が必要となり、またパネル作成などの作業において、仕上げのため時間を越えて進めなければならない場合もありうる。過⼤な負担にならないようにするが、講義ではない博物館実習の特性を理解しておいてほしい。そして、作り上げることの楽しみを体感できるよう努めたい。
教科書
必要に応じ、適宜、資料を配布する。

Loading...

参考文献
とくになし。
オフィスアワー
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
教員への連絡方法(メールアドレス等)
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
その他
とくになし。

Updated on 2025/8/3 6:29:39

ページ上部へ戻る