2025年度/1ADA043001 (公大) / (市大)
【火1】空間経済学 <前期>
われわれの経済活動において,空間や距離が持つ意味はますます重要になってきている.空間経済学とは伝統的な経済学が重視してこなかった立地や移動という行動を経済学的に分析する学問分野である.本講義では,立地や移動,都市アメニティに関わる政策を取り上げ,それが持つ基本的な効果および政策評価の方法について講義する.また,企業や家計(労働者)といった経済主体の移動や立地が,様々な空間スケールにおいてどのように決まるのか,そのメカニズムについて講義する.
- 担当教員氏名
- 高塚 創
- 科目ナンバリング
- ADAECO35013-J1 (公大) / EAAPJ4239 (市大)
- 授業管轄部署
- 経済学部
- 授業形態
- 講義
- 開講キャンパス
- 杉本
- 開講区分
- 週間授業
- 配当年次
- 3年 (公大) / 学年指定なし (市大)
注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。学年指定なしの表記は、要覧等を確認してください。
- 単位数
- 2単位 (公大) / 2単位 (市大)
注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。
- 到達目標
- 空間経済学の基本的内容を習得し,以下の能力を身に付けることを達成目標とする. 1.立地や移動,都市アメニティに関わる政策に関し,それが持つ基本的な効果および政策評価の方法について説明できるようになること. 2.企業や家計(労働者)といった経済主体の移動や立地が,様々な空間スケールにおいてどのように決まるのか,そのメカニズムについて説明できるようになること.
- 各授業回の説明
- 事前・事後学習の内容
- 授業で用いる講義ノートおよび補足資料はすべて当該授業のウェブページにアップする.事前学習については,講義ノートや補足資料のうち,授業であらかじめ指示する箇所を学習してもらう.事後学習については,授業で行った箇所の復習であり,例題・練習問題を中心に行ってもらう.講義ノートは「虫食い式」に作成しているので,それを穴埋めすることで事前・事後学習に役立てることができる.
- 成績評価方法
- (1)成績評価は到達目標1,2の達成度によって行う. (2)到達目標1,2の達成度を,宿題(10%),中間試験(40%),期末試験(50%)によって評価する. (3)合格(単位取得)のための最低基準は60%である.
- 履修上の注意
- ミクロ経済学,経済数学(微分・積分など)を事前に学習していることが望ましい.
- 教科書
- 授業で用いる講義ノートおよび補足資料はすべて当該授業ウェブページにアップする.
- 参考文献
- 授業で用いる講義ノートおよび補足資料はすべて当該授業ウェブページにアップする.
- オフィスアワー
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- 教員への連絡方法(メールアドレス等)
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
授業 | 授業内容 |
---|---|
第1回 | イントロダクション |
第2回 | 消費者余剰の復習 |
第3回 | 道路事業の費用便益分析 |
第4回 | 生産者余剰と外部費用の制御 |
第5回 | 外部費用の計測 |
第6回 | アロンゾの住宅立地モデル1 |
第7回 | アロンゾの住宅立地モデル2 |
第8回 | 中間試験と前半の振り返り |
第9回 | 開発規制1 |
第10回 | 開発規制2 |
第11回 | ホテリングの空間競争モデル1 |
第12回 | ホテリングの空間競争モデル2 |
第13回 | 都市はなぜ存在するか1 |
第14回 | 都市はなぜ存在するか2 |
第15回 | 本授業のまとめ |
Loading...
Updated on 2025/7/21 6:24:39