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Project TryAngleは学生スタッフによる大学公認のシステム開発チームです。 利用者の観点からより便利になるよう、学生自身の手で新システムの開発などを行っています。

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2025年度/1AEX401108 (公大)

【月3】専門ゼミナール1 <前期、後期>

本ゼミナールでは、地域経済の活性化に資する金融機関の役割について研究する。金融機関、とりわけ銀行の伝統的な業務として預金・貸出・為替という三大業務があるが、少子高齢化を原因として疲弊する地域経済を活性化するには、三大業務だけでは不十分である。そのため、近年はリレーションシップバンキングや、地域密着型金融、地域商社の設立など、従来の銀行業務にとらわれない非金融業務の重要性が指摘される。一方で、クラウドファンディングやフィンテック企業など非銀行の金融ビジネスも注目されている。ただし、非銀行の金融ビジネスの規模は、銀行業務と比較するときわめて小さいものとなっている。また、現状の動きをみる限り、非銀行の金融ビジネスが銀行などの既存の金融機関を駆逐するというよりも、いかに補完関係を築くが重要と考えられる。地域経済の活性化に資する金融手法もしくは金融ソリューションについて研究していきたい。

担当教員氏名
北野 友士
科目ナンバリング
AEXOSO44001-J2 (公大)
授業管轄部署
商学部
授業形態
演習
開講キャンパス
杉本
開講区分
週間授業
科目分類
学科専門科目
配当年次
3年 (公大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。

単位数
4単位 (公大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
・銀行など金融機関の理論的な役割を理解できるようになる。 ・地域経済の活性化に資する金融のあり方について考えられるようになる。 ・日銀グランプリへの参加を通じて、論文の執筆能力と、グループ活動の経験が得られる。 ・他大学のゼミとの交流を通じて、地域の活性化手法について多様な視点を身に付けることができる。 ・上記の活動を通じて、エビデンスに基づく主張や、プレゼン能力が身につく。
各授業回の説明
授業授業内容
第1回ガイダンスーゼミの概要、自己紹介、担当の決定―
第2回テキストの輪読とグループディスカッション
第3回テキストの輪読とグループディスカッション
第4回テキストの輪読とグループディスカッション
第5回テキストの輪読とグループディスカッション
第6回テキストの輪読とグループディスカッション
第7回テキストの輪読とグループディスカッション
第8回テキストの輪読とグループディスカッション
第9回テキストの輪読とグループディスカッション
第10回テキストの輪読とグループディスカッション
第11回日銀グランプリの概要とチーム分け
第12回日銀グランプリの小論文テーマに関するグループ活動
第13回日銀グランプリの小論文テーマに関するグループ活動
第14回日銀グランプリの小論文テーマに関するグループ活動
第15回日銀グランプリの小論文テーマに関する最終報告
第16回日銀グランプリの小論文の発表と、後期の担当の決定
第17回卒業研究のテーマ発表とグループディスカッション
第18回卒業研究のテーマ発表とグループディスカッション
第19回卒業研究のテーマ発表とグループディスカッション
第20回卒業研究のテーマ発表とグループディスカッション
第21回卒業研究のテーマ発表とグループディスカッション
第22回卒業研究のテーマ発表とグループディスカッション
第23回卒業研究のテーマ発表とグループディスカッション
第24回卒業研究のテーマ発表とグループディスカッション
第25回卒業研究のテーマ発表とグループディスカッション
第26回卒業研究のテーマ発表とグループディスカッション
第27回卒業研究のテーマ発表とグループディスカッション
第28回卒業研究のテーマ発表とグループディスカッション
第29回卒業研究のテーマ発表とグループディスカッション
第30回卒業研究のテーマ発表
事前・事後学習の内容
事前:輪読の担当者は事前にまとめてプリントを用意する。担当外の学生も必ず当日の該当ページに目を通し、積極的に議論に参加する準備をしておくこと。 事後:次回のゼミに向けた報告準備、および日銀グランプリや卒業論文の研究テーマについて考えておくこと。
成績評価方法
(1)到達目標の達成度に基づいて評価します。 (2)輪読や研究テーマに関する発表内容:60%、グループディスカッションなどゼミ活動への貢献:40% (3)合格のための最低基準は、自分の関心を持った研究テーマについて適切な先行研究を引用しながら一定の論理的・合理的な見解を述べられることです。
履修上の注意
・本ゼミナールでは常に個人での取り組みとともに、グループでの活動を並行させるつもりなので、無断で欠席せず、積極的に参加すること。 ・ゼミ教員が担当している「金融機関論」(前期金曜日2限)と「地域金融論」(後期月曜日2限)もあわせて履修することが望ましい。
教科書
ひとまず前期に輪読するテキストは以下のものを指定いたします。 ・保田隆明・田中慎一(2013)『あわせて学ぶ会計&ファイナンス入門講座』ダイヤモンド社。 またゼミで取り組んでいるファイナンステキストについては、シラバス執筆時点で2025年版の発刊に至っていないので、 以下の2024年版を紹介いたします。2025年版はゼミ生の皆さんにはプレゼントする予定です。 ・北野友士(2024)『学生に読んで欲しいお金の攻略本―ゼミ生と考えた金融リテラシーのすゝめ―』パブファンセルフ。

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参考文献
科目担当者の著者です。金融機関論を合わせて履修して勉強してもらえればと思います。 ・北野友士(2023)『イギリスにおける銀行業と自己資本の展開―自己資本比率規制に対する歴史的検証―』文眞堂。 地域金融に関する参考文献(いずれかを輪読したい): ・大和総研(編)(2020)『地銀の次世代ビジネスモデル』日経BP社。 ・小倉義明(2021)『地域金融の経済学―人口減少下の地方活性化と銀行業の役割』慶應義塾大学出版会。 卒業論文の執筆に向けた参考文献 ・井下千以子(2019)『思考を鍛えるレポート論文作成法 第3版』慶応義塾大学出版会。
オフィスアワー
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教員への連絡方法(メールアドレス等)
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Updated on 2025/7/19 6:19:10

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