2025年度/1AHB026100
【火3】物理数学2 <前期>
(公大) / 物理数学2 (市大)
2年次に学習した物理数学の復習からはじめ、複素関数に関連する諸項目について説明する。物理での応用を見据えて実例を選びながら講義を進める。また、物理に現れる線形微分方程式に関連する事項を説明する。
- 担当教員氏名
- 波場 直之
- 科目ナンバリング
- AHBPHY32007-J1 (公大) / SBPM15301 (市大)
- 授業管轄部署
- 理学部
- 授業形態
- 講義
- 開講キャンパス
- 杉本
- 開講区分
- 週間授業
- 配当年次
- 3年 (公大) / 3年 (市大)
注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。
- 単位数
- 2単位 (公大) / 2単位 (市大)
注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。
- 到達目標
- 物理学の学習に必要な複素関数、微分方程式、特殊関数そして群論などについて習得する。
- 各授業回の説明
- 事前・事後学習の内容
- 授業の内容を、授業後に自分自身で手を動かして、自分の言葉で再確認すること。こうすることで授業内容の理解が格段に深まり、自分の力になる。また、講義内容の動画を作成するので、予習復習に利用して下さい。
- 成績評価方法
- 定期試験によって評価する。到達目標の達成度の合格ラインが定期試験での60点以上に相当する。よって、定期試験で60点以上で合格とする。
- 履修上の注意
- まじめに取り組むこと。私語は禁止です。
- 教科書
- 基礎物理数学「関数論」「特殊関数と積分方程式」(講談社) ジョージ.ブラウン・アルフケン, ハンス.J・ウェーバー他 、など
- 参考文献
- 必要に応じて適宜紹介する。
- オフィスアワー
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- 教員への連絡方法(メールアドレス等)
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- その他
- 7回以下の回数を遠隔とする可能性がある。
授業 | 授業内容 |
---|---|
第1回 | 複素関数論:複素数と複素関数の一般的性質 |
第2回 | 複素関数論:複素関数の解析性、コーシー・リーマンの定理 |
第3回 | 複素関数論:複素関数の積分、コーシーの積分定理 |
第4回 | 複素関数論:テイラー展開とローラン展開 |
第5回 | 複素関数論:複素関数の極と留数積分 |
第6回 | 複素関数論:留数積分の物理での応用 |
第7回 | 複素関数論:解析接続 |
第8回 | 群論の基礎:一般的な概念 |
第9回 | 群論の基礎:空間回転、ユニタリー変換 |
第10回 | 微分方程式:線形微分方程式の解法、いくつかの例と物理 |
第11回 | 微分方程式:特異点と解、フロベニウスの方法 |
第12回 | 微分方程式:グリーン関数 |
第13回 | 微分方程式:シュツルム・リウビル理論 |
第14回 | 特殊関数:エルミート多項式、ルジャンドル多項式など |
第15回 | 特殊関数:物理での応用 |
第16回 | 定期試験 |
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Updated on 2025/8/27 6:24:27