大阪公立大学 授業カタログのロゴ

Project TryAngleは学生スタッフによる大学公認のシステム開発チームです。 利用者の観点からより便利になるよう、学生自身の手で新システムの開発などを行っています。

ios_share

2025年度/1AHB038100

【木4】宇宙物理学2 <前期>

(公大) / 宇宙物理学B (府大)

現在我々は、最近の宇宙観測装置(地上、衛星等)の高精度化により、今までとは異なった新しい宇宙像に次々と直面している。これらの理解には、物理学の基礎的な理解が必要となる。本講義では、様々な天文学的な現象を理解し、最新の宇宙観測・理論も紹介しつつ、それと物理学との接点を概観しながら、宇宙物理研究の基礎的な理解を身につけることを目指す。

科目ナンバリング
AHBPHY32019-J1 (公大) / CSAST3428-J1 (府大)
授業管轄部署
理学部
開講キャンパス
杉本
開講区分
週間授業
配当年次
4年 (公大) / 3年 (府大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。

単位数
2単位 (公大) / 2単位 (府大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
宇宙物理学の基礎的な事項の理解を目指す。特に、宇宙の理解に物理学が重要な役割を果たしていることを理解する。そのため、基本的な物理学の簡単な復習も講義に含める。
各授業回の説明
授業授業内容
第1回宇宙高エネルギー現象1(担当:常定芳基)
第2回宇宙高エネルギー現象2(担当:常定芳基)
第3回光・宇宙線の伝搬(担当:常定芳基)
第4回輻射(担当:常定芳基)
第5回電磁流体力学(担当:常定芳基)
第6回星形成(担当:前澤裕之)
第7回惑星形成(担当:前澤裕之)
第8回恒星の活動(担当:前澤裕之)
第9回太陽系・系外惑星(担当:前澤裕之)
第10回銀河・惑星における生命環境圏(担当:前澤裕之)
第11回天文観測手法(担当:前澤裕之)
第12回星惑星形成の現場(担当:前澤裕之)
第13回宇宙線: 最高エネルギー粒子の起源(担当:常定芳基)
第14回重力波を理解するための一般相対論入門(担当:伊藤洋介)
第15回重力波: 新しい天文学(担当:神田展行)
事前・事後学習の内容
関連事項に関する予習、および講義・演習の内容の復習をすること。
成績評価方法

授業目標(達成目標)の達成度で成績評価を行います。C(合格)となるためには 授業目標(達成目標)の項目で基本的な問題が途中経過も含めて正しく解けることが必要です。成績は、適宜の小テスト、およびレポート課題を元に総合的に評価します。詳細は授業中に告知します。

履修上の注意
宇宙物理学1の受講を前提としている。講義だけで十分な理解を獲得することは難しい。平素より基礎関連科目をしっかりと抑えて頂くことが重要である。毎回の授業で、小テストと適宜レポート課題を出すので、参考書等を十分に活用して背景の基礎物理や用語について予習・復習を行うこと。
教科書
特に指定しない。参考文献を参照のこと。

Loading...

参考文献
- 福江純、沢武文 (編) 「超・宇宙を解く」(恒星社厚生閣) - 佐藤文隆著 「宇宙物理」 (岩波書店・現代物理学叢書) - 高原文朗著「宇宙物理学」(朝倉書店) - 坂下志郎・池内了著「宇宙流体力学」(培風館) - シリーズ 現代の天文学 1~18巻 日本評論社 - Claus Grupen著(小早川恵三翻訳)「宇宙素粒子物理学」(Springer Japan) - 「基礎からわかる天文学」 半田利弘著 誠文堂新光社 ISBN978-4-416-21132-8 - 柴田 一成・横山 央明・工藤 哲洋著 「宇宙電磁流体力学の基礎 (宇宙物理学の基礎)」(日本評論社) - Arnab Rai Choudhuri 著(森 正樹 翻訳)「天体物理学」森北出版
オフィスアワー
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
教員への連絡方法(メールアドレス等)
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -

Updated on 2025/7/22 6:35:06

ページ上部へ戻る