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2025年度/1AHE020100

【月3】岩石学1 <前期>

(公大) / 岩石学Ⅰ (市大)

火成岩および変成岩の形成過程を読み取るための岩石学・鉱物学の基礎知識を修得する科目である。火成岩および変成岩の形成過程から導き出される地球ダイナミクス、偏光顕微鏡の原理や鉱物の光学的性質について理解する。

担当教員氏名
奥平 敬元柵山 徹也
科目ナンバリング
AHEEAS32003-J1 (公大) / (市大)
授業管轄部署
理学部
授業形態
講義
開講キャンパス
杉本
開講区分
週間授業
科目分類
選択
配当年次
2年 (公大) / (市大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。

単位数
2単位 (公大) / 2単位 (市大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
本講義においては、以下を到達目標とする。 (1)岩石、特に火成岩の分類を理解し、説明できる。(2)火成活動の起こる場をテクトニクスに基づいて理解し、説明できる。(3)マグマの結晶分化作用と火成岩化学組成の関係を理解し、説明できる。(4)主要造岩鉱物の結晶構造や化学組成,形態の特徴の関係を理解し、説明できる。(5)2成分系の相図の読み取りと、それに基づいた融解・結晶化過程を理解し、説明できる。(6)変成作用と変成岩形成過程の基礎を理解し、説明できる。
各授業回の説明
授業授業内容事前・事後の学習内容
第1回岩石・鉱物の定義、岩石の成因的三分類、岩石学の目的事前:なし、事後:講義・演習の復習
第2回火成岩の分類、玄武岩質マグマの成因とテクトニクス事前:講義の予習、事後:講義・演習の復習
第3回結晶分化作用によるマグマの多様性、地球を構成する元素の存在度事前:講義の予習、事後:講義・演習の復習
第4回造岩鉱物の化学組成による分類、珪酸塩鉱物とその結晶構造事前:講義の予習、事後:講義・演習の復習
第5回薄片作製法1(切り出し、研磨、貼り付け)事前:講義の予習、事後:講義・演習の復習
第6回薄片作製法2(2次切断、研磨、仕上げ)事前:講義の予習、事後:講義・演習の復習
第7回造岩鉱物各論1:かんらん石類事前:講義の予習、事後:講義・演習の復習
第8回造岩鉱物各論2:輝石類事前:講義の予習、事後:講義・演習の復習
第9回造岩鉱物各論3:角閃石類事前:講義の予習、事後:講義・演習の復習
第10回造岩鉱物各論4:雲母類事前:講義の予習、事後:講義・演習の復習
第11回造岩鉱物各論5:長石類、シリカ鉱物事前:講義の予習、事後:講義・演習の復習
第12回岩石の相図と融解・結晶化1:共融系事前:講義の予習、事後:講義・演習の復習
第13回岩石の相図と融解・結晶化2:反応系事前:講義の予習、事後:講義・演習の復習
第14回変成作用と変成帯1:変成作用事前:講義の予習、事後:講義・演習の復習
第15回変成作用と変成帯2:変成岩と変成帯事前:講義の予習、事後:講義・演習の復習
成績評価方法
(1)上記の到達目標の60%に相当する知識の獲得、理解度に到達していることが合格の最低基準。 (2)演習レポート(50%)と期末試験(50%)の合計100点満点で評価する。
履修上の注意
岩石学1実習とセットで履修すること。
教科書
岩石学(榎並正樹、共立出版)、岩石学I(都城秋穂・久城育夫、共立出版)、偏光顕微鏡と岩石鉱物(黒田吉益・諏訪兼位、共立出版)

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参考文献
地殻・マントル構成物質(周藤賢治・牛来正夫、共立出版)、記載岩石学(周藤賢治・小山内康人、共立出版)
オフィスアワー
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
教員への連絡方法(メールアドレス等)
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -

Updated on 2025/7/4 6:19:14

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