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2025年度/1AJC011001

【水2】機械制御工学1 <後期>

(公大) / システム制御学I (府大) / 制御工学Ⅰ (市大)

制御工学の主題であるフィードバック制御について,周波数領域の解析・設計の理解を目標とする.前半では対象系の動的要素の表現方法と応答について,後半ではフィードバック系(閉ループ系)の挙動解析と制御系設計法の習得を目的として講義を行う.この科目は機械工学において重要な専門科目の1つです.

担当教員氏名
小林 友明瀧山 武
科目ナンバリング
AJCMEE21011-J1 (公大) / BMMEE3B20-J1 (府大) / TLSLR2250 (市大)
授業管轄部署
工学部
授業形態
講義
開講キャンパス
中百舌鳥
開講区分
週間授業
配当年次
2年 (公大) / カリキュラムにより異なります。 (府大) / 2年 (市大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。学年指定なしの表記は、要覧等を確認してください。

単位数
2単位 (公大) / 2単位 (府大) / 2単位 (市大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
1. 伝達関数,ブロック線図について理解し応用する能力を身につける. 2. ベクトル軌跡(ナイキスト線図),ボード線図を理解し応用する能力を身につける. 3. システムの安定性,ラウス・フルビッツの安定判別,ナイキストの安定判別について理解し応用する能力を身につける. 4. 定常偏差,制御系の設計手法(根軌跡法,PID制御)について理解し応用する能力を身につける.
各授業回の説明
授業授業内容事前・事後の学習内容
第1回古典制御の歴史と概論教科書第1章を事前に読んでおくこと
第2回システムモデルと伝達関数(ラプラス変換)ラプラス変換・逆変換について.教科書2章.
第3回伝達関数とインパルス応答伝達関数について.教科書3章.
第4回ブロック線図ブロック線図と等価変換について.教科書3章
第5回過渡応答と安定性システムの時間応答について.教科書4章
第6回ラウス,フルビッツの安定判別代数的安定判別法について.教科書7章
第7回周波数応答とベクトル軌跡周波数応答について.教科書5章
第8回ボード線図(折れ線近似とボード線図の合成)ボード線図について.教科書5章
第9回ナイキストの安定判別法ナイキストの安定判別法について.教科書8章
第10回ゲイン余有と位相余裕安定余裕について.教科書8章
第11回閉ループシステムの定常特性定常偏差特性について.教科書9章
第12回根軌跡を用いた制御系設計根軌跡について.教科書10章
第13回ボード線図を用いた制御系設計配布資料.教科書11章.
第14回PID制御系の設計PID制御について.教科書12章
第15回Scilabによる制御系設計演習配布資料
第16回試験
事前・事後学習の内容
授業時間だけで授業の内容を理解し,その理解を定着させることはできません.授業の復習はもちろんのこと予習も必要です.各講義毎に予習項目をポータルシステムより事前配布します. 予習をし,理解できない部分を明確にしておいてください. 配布資料には練習問題がありますので,復習にも活用してください.
成績評価方法
定期試験(80%),レポート(20%)により評価します. 授業目標の4項目の評価割合はそれぞれ約25%です. 総合60点以上(満点100点)を合格とします.
履修上の注意
授業計画は進捗に合わせ適宜指示します.
教科書
太田有三:「制御工学」,オーム社

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参考文献
吉川恒夫著:「古典制御論」,コロナ社 伊藤正美著:「自動制御概論(上)」,昭晃堂 片山徹著:「フィードバック制御の基礎」,朝倉書店 制御工学の入門書として 金子敏夫、「機械制御工学」、日刊工業新聞 高橋宏治、 「制御工学ノート」、昭晃堂 演習問題が充実している資料として 佐藤和也ほか、「はじめての制御工学」、講談社 倉田純一、「システム制御入門」、数理工学社 日本機械学会 、「演習制御工学」、 などがある。
オフィスアワー
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
教員への連絡方法(メールアドレス等)
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -

Updated on 2025/7/16 6:29:32

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