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2025年度/1AJJ012001

【水2】有機化学演習2 <前期>

(公大) / 有機化学演習IIA (府大)

本演習では、ボルハルトショアーの現代有機化学(11章から23章)などの演習問題を解くことで、有機化学を実践的に理解することを目標とする。各演習授業では、指定した問題を事前に予習し、理解を深める。

科目ナンバリング
AJJCHE22009-J2 (公大) / BCCHE2610-J2 (府大)
授業管轄部署
工学部
授業形態
演習
開講キャンパス
中百舌鳥
開講区分
週間授業
配当年次
3年 (公大) / 3年 (府大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。

単位数
1単位 (公大) / 1単位 (府大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標

有機化学のうち、特にアルケン、アルキン、芳香族化合物、カルボニル化合物、アミン、エノール、ヘテロ環化合物に関する理解を深めるための演習科目である。この演習を通じて、以下の5つの能力を習得する。

1.有機化合物を官能基ごとに分類して、各々の性質および特徴について説明できる。

2.各々の官能基に特有の物質変換(化学反応)について説明できる。

3.人名反応として知られる有用かつ特殊な物質変換法について説明できる。

4.様々な化学反応の機構について説明できる。

5.複雑な有機化合物の合成手法を考案できる。
各授業回の説明
授業授業内容事前・事後の学習内容
第1回アルケン・アルキン-合成と性質および反応①(アルケン:IR分光法と質量分析法)についての演習教科書章末問題:第11章の予習、復習
第2回アルケン・アルキン-合成と性質および反応②(アルケンの反応)についての演習教科書章末問題:第12章の予習、復習
第3回アルケン・アルキン-合成と性質および反応③(炭素―炭素三重結合)についての演習 ベンゼン誘導体-芳香族性および反応①(非局在化したπ電子系:紫外および可視分光法による研究)についての演習教科書章末問題:第13,14章の予習、復習
第4回ベンゼン誘導体-芳香族性および反応②(非局在化したπ電子系:紫外および可視分光法による研究、ベンゼンと芳香族性:芳香族求電子置換反応)についての演習教科書章末問題:第14,15章の予習、復習
第5回第1回~第4回までの総合演習第1回から第4回までの内容の復習
第6回ベンゼン誘導体-芳香族性および反応③(ベンゼン誘導体への求電子攻撃:置換基による位置選択性の制御)についての演習教科書章末問題:第16章の予習、復習
第7回アルデヒドおよびケトン-合成と性質および反応①(アルデヒドとケトン:カルボニル基の化学)についての演習教科書章末問題:第17章予習、復習
第8回アルデヒドおよびケトン-合成と性質および反応②(エノール、エノラートとアルドール縮合:α,β—不飽和アルデヒドおよびケトン)についての演習教科書章末問題:第18章の予習、復習
第9回カルボン酸誘導体-合成と性質および反応①(カルボン酸)についての演習教科書章末問題:第19章の予習、復習
第10回第5回~第9回までの総合演習第5回から第9回までの内容の復習
第11回

カルボン酸誘導体-合成と性質および反応②(カルボン酸誘導体)についての演習

教科書章末問題:第20章の予習、復習
第12回アミンおよびその誘導体-合成と性質および反応についての演習教科書章末問題:第21章の予習、復習
第13回ベンゼン誘導体-芳香族性および反応④(ベンゼンの置換基の反応性:アルキルベンゼン、フェノールおよびアニリン)についての演習教科書章末問題:第22章の予習、復習
第14回アルデヒドおよびケトン-合成と性質および反応③(エステルエノラートとClaisen縮合)についての演習教科書章末問題:第23章の予習、復習
第15回第11回~第14回までの総合演習第11回から第14回までの内容の復習
成績評価方法
アルケン、アルキン、芳香族化合物、カルボニル化合物、アミン、エノール、ヘテロ環化合物について、上記に記載した5項目の到達度を評価する。成績は、総合演習にて実施する試験の成績(60%)と毎回実施する小テスト・レポートの内容(40%)により評価する。但し、出席率が3/4に満たない者は成績評価の対象とならない。合格(C評価)には、演習でとりあげた問題を自力で解答できることが必要である。
履修上の注意
教科書を準備すること。 基礎有機化学、有機化学1A、有機化学2A、有機化学演習1を履修しておくこと。
教科書

K. P. C. Vollhardt, N. E. Schore著、大嶌幸一郎ら訳「現代有機化学(上,下)第8版」(化学同人)

補足問題をプリントで配布することもある。

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参考文献

右田俊彦ら著「有機化学演習」(1996) (裳華房)

R.T. Morrison, R.N. Boyd著、中西香爾ら訳「有機化学」(第6版,1994)(東京化学同人)
オフィスアワー
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教員への連絡方法(メールアドレス等)
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Updated on 2025/7/1 6:29:46

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