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Project TryAngleは学生スタッフによる大学公認のシステム開発チームです。 利用者の観点からより便利になるよう、学生自身の手で新システムの開発などを行っています。

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2025年度/1AJJ027001 (公大) / (府大)

【金2】触媒化学 <後期>

触媒は化学工業に欠くことのできないものであり、新しい化学工業には、必ず新しい触媒の発見・開発をともなっている。こうした化学工業の基礎をなす触媒を対象とする学問分野が触媒化学である。触媒作用と触媒反応の基本的な概念としての、反応分子の触媒表面への吸着、その後の触媒表面での素反応過程、反応後の生成物分子の脱離過程とについて説明し理解させる。また、これら触媒と触媒反応系を原子・分子レベルで理解するための触媒のキャラクタリゼーションの方法と特徴について説明する。さらに、地球環境保全やエネルギー問題と触媒の共同作用としての光触媒反応(人工光合成型反応)の基礎概念についても説明し、理解させる。

科目ナンバリング
AJJAPC35004-J1 (公大) / BCAPC3623-J1 (府大)
授業管轄部署
工学部
開講キャンパス
中百舌鳥
開講区分
週間授業
配当年次
カリキュラムにより異なります。 (公大) / カリキュラムにより異なります。 (府大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。学年指定なしの表記は、要覧等を確認してください。

単位数
2単位 (公大) / 2単位 (府大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標

具体的な到達目標を以下に示す。

1.反応分子の触媒表面への吸着、その後の触媒表面での素反応過程、反応後の生成物分子の脱離過程について理解し説明できる。

2.触媒と触媒反応系を原子・分子レベルで理解するための触媒のキャラクタリゼーションの方法と特徴について理解し説明できる。

3.自動車触媒のような環境触媒や、エネルギー問題と触媒の共同作用としての光触媒反応の基礎概念について理解し説明できる。

各授業回の説明
授業授業内容事前・事後の学習内容
第1回ガイダンスと触媒反応概論プリント資料を用いて事前・事後学習を行う
第2回触媒と触媒反応(1)プリント資料を用いて事前・事後学習を行う
第3回触媒と触媒反応(2)プリント資料を用いて事前・事後学習を行う
第4回触媒と触媒反応(3)プリント資料を用いて事前・事後学習を行う
第5回実用触媒(自動車触媒)プリント資料を用いて事前・事後学習を行う
第6回放射光を用いた触媒の局所構造測定(1)プリント資料を用いて事前・事後学習を行う
第7回放射光を用いた触媒の局所構造測定(2)プリント資料を用いて事前・事後学習を行う
第8回中間まとめ(中間試験を含む)
第9回触媒系のキャラクタリゼーション(1)プリント資料を用いて事前・事後学習を行う
第10回触媒系のキャラクタリゼーション(2)プリント資料を用いて事前・事後学習を行う
第11回触媒系のキャラクタリゼーション(3)プリント資料を用いて事前・事後学習を行う
第12回触媒系のキャラクタリゼーション(4)プリント資料を用いて事前・事後学習を行う
第13回光触媒の基礎(1)プリント資料を用いて事前・事後学習を行う
第14回光触媒の基礎(2)プリント資料を用いて事前・事後学習を行う
第15回多様な光触媒と応用例プリント資料を用いて事前・事後学習を行う
第16回定期試験
成績評価方法

授業目標(達成目標)の1~3の達成度で成績評価を行う。C(合格)となるためには, 1~3に挙げたすべての項目で基本的な問題が解けること(理解したことを文章や数式・数値で説明できること)が必要である。成績は,中間試験, 定期試験, レポートにより総合的に評価する。

履修上の注意

授業時間だけでは、この講義の内容を理解し、その理解を定着させることはできません。よく授業内容を復習するよう心がけてください。その他授業中に指定する課題を実施し、提出すること。

教科書
プリントを別途用意する。

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参考文献

・新しい触媒化学, 服部 英ら著, 三共出版(2013)

・触媒化学,田中庸裕ら著, 講談社(2017)

オフィスアワー
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
教員への連絡方法(メールアドレス等)
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Updated on 2025/8/2 6:37:55

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