2025年度/1AJL028001 (公大) / (府大)
【水2】マテリアル工学基礎演習 <後期>
教科書の本文および章末の練習問題を用いた演習をおこなう。必要に応じて補足の練習問題をプリント配布する。各週の授業の終了時に教員が翌週の演習の課題とする練習問題を指定する。授業では、問題毎に受講生を1名ずつ指名し、前に出て黒板を使い問題の解答を行ってもらう。解答の内容について、教員が講評ならびに補足の説明をおこなう。
- 科目ナンバリング
- AJLMAE23001-J2 (公大) / BCMAE2806-J2 (府大)
- 授業管轄部署
- 工学部
- 授業形態
- 演習
- 開講キャンパス
- 中百舌鳥
- 開講区分
- 週間授業
- 配当年次
- 2年 (公大) / 2年 (府大)
注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。
- 単位数
- 1単位 (公大) / 1単位 (府大)
注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。
- 到達目標
- 新規なマテリアルの開発に必要な、酸・塩基の反応および酸化還元反応に関する基礎知識を問題演習を通じて習得する。また、材料を、構成単位、結合様式などで分類分けし、主に分子を構成要素とする分子性固体、金属錯体に関して、対称性、極性、電子構造(結晶場理論)とそれらの特徴から導かれる化学的・物理的性質に関して、演習問題を通じて理解する。本授業は、以下の達成を目標とする。 1.酸・塩基の反応および酸化還元反応に関する基礎的な演習問題を独力で解答できる。 2. 材料を、構成単位、結合様式などで分類分けし、化学的・物理的特徴の違いを説明できる。 3. 対称性の観点から分子を分類分けし、極性などの対称性に由来する分子の特徴を説明できる。 4. 配位化合物(d金属錯体)の種類と構造に関して、基本的な特徴を説明できる。
- 各授業回の説明
- 事前・事後学習の内容
- 各週の授業の終了時に、担当の教員が翌週の演習の課題を指定する。授業には、指定された全ての課題の答案を準備し出席すること。
- 成績評価方法
- 到達目標の1~4の達成度で成績評価を行う。C(合格)となるためには、1~4の各項目に関する基本的な問題(教科書章末の練習問題レベル)の解答を適切に作成できる必要がある。成績は(1)授業中に指名して行う演習問題の解答内容を30%、(2)中間試験・期末試験の結果を70%として総合評価する。
- 履修上の注意
- 「無機化学序論」および同じ学期に開講される「材料化学基礎」を受講することが望ましい。
- 教科書
- シュライバー・アトキンス無機化学<上> <下>(第6版) M.Weller, T. Overton, J.Rourke, F.Armstrong 著, 田中勝久, 髙橋雅英, 安部武志, 平尾一之, 北川進訳 ISBN <上>978-4807908981 <下>978-4807908998
- 参考文献
- 1) シュライバー・アトキンス無機化学<上> <下>(第4版) 2)Inorganic Chemistry Sixth Edition (Oxford University Press) Weller, Overton, Rourke, Armstrong 3)コットン・ウィルキンソン・ガウス基礎無機化学(原書第3版)中原勝儼【訳】 4)無機化学-その現代的アプローチ第2版- 平尾一之、田中勝久、中平敦 5)物理学辞典、培風館
- オフィスアワー
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- 教員への連絡方法(メールアドレス等)
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- その他
- (関連科目)「無機化学序論」 「材料化学基礎」
授業 | 授業内容 | 事前・事後の学習内容 |
---|---|---|
第1回 | オリエンテーション・酸と塩基の基礎 | |
第2回 | ブレンステッド酸・塩基 | 指定された演習問題の答案作成。 |
第3回 | ルイス酸・塩基 | 指定された演習問題の答案作成。 |
第4回 | 非水溶媒,酸・塩基化学の応用 | 指定された演習問題の答案作成。 |
第5回 | 酸化と還元の基礎 | 指定された演習問題の答案作成。 |
第6回 | 還元電位 | 指定された演習問題の答案作成。 |
第7回 | 酸化還元安定性 | 指定された演習問題の答案作成。 |
第8回 | 電位データの図示 | 指定された演習問題の答案作成。 |
第9回 | 単体の化学的抽出 | 指定された演習問題の答案作成。 |
第10回 | 中間テスト | |
第11回 | 構成単位・結合様式に基づく材料の分類と化学的・物理的特性の比較 | 指定された演習問題の答案作成。 |
第12回 | 分子の対称性 分子の極性 | 指定された演習問題の答案作成。 |
第13回 | 分子間相互作用 溶解と溶媒和 | 指定された演習問題の答案作成。 |
第14回 | 配位化合物の構造と立体配置 配位化合物の異性化とキラリティー | 指定された演習問題の答案作成。 |
第15回 | d金属錯体の電子構造:結晶場理論 | 指定された演習問題の答案作成。 |
第16回 | 期末試験 |
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Updated on 2025/6/25 6:29:03