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2025年度/1AKA007001

【月2】代謝有機化学 <後期>

(公大) / 植物化学 (府大)

生物内の有機化合物を化学的に理解するための基礎を培う科目である。細胞内で合成される代謝物について,その化学構造と物理化学的特徴を理解できること,および,生合成反応を触媒する酵素の性質と反応機構を理解できることを目的とする。講義形式で,代謝物を理解するための基本的な有機化学,代謝物の構造と物理化学的性質,各代謝経路によって合成される代謝物の特徴,酵素反応の特徴と反応機構などについて解説する。

担当教員氏名
岡澤 敦司
科目ナンバリング
AKAABS21007-J1 (公大) / CAABS3424-J1 (府大)
授業管轄部署
農学部
授業形態
講義
開講キャンパス
中百舌鳥
開講区分
週間授業
配当年次
2年 (公大) / 3年 (府大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。

単位数
2単位 (公大) / 2単位 (府大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
生物の代謝に関して以下の能力を身に着けることを目標とする。①各代謝物の化学構造から物理化学的特徴を説明できること。②各代謝物についてその生合成経路を説明できること。③一次代謝と二次代謝の違いを説明できること。④一次代謝と二次代謝の生合成経路の関係を説明できること。⑤代謝に関わる酵素をその触媒反応に基づいて分類できること。⑥各酵素について基本的な反応機構を説明できること。
各授業回の説明
授業授業内容事前・事後の学習内容
第1回授業概要説明・代謝を理解するための有機化学( I 1年次の基礎有機化学で学んだ内容を復習しておくこと。特に電子移動の矢印での表し方について理解しておくこと。教科書の該当部分を事前に読んでおくこと。
第2回代謝を理解するための有機化学( II前回の内容について復習し,教科書の該当部分を事前に読んでおくこと。
第3回代謝物の生合成経路前回の内容について復習し,教科書の該当部分を事前に読んでおくこと。 KEGG等のデータベースで代謝マップの全体像を把握しておくこと。
第4回酸化還元酵素( I前回の内容について復習し,教科書の該当部分を事前に読んでおくこと。
第5回酸化還元酵素( II前回の内容について復習し,教科書の該当部分を事前に読んでおくこと。
第6回転移酵素( I前回の内容について復習し,教科書の該当部分を事前に読んでおくこと。
第7回転移酵素( II前回の内容について復習し,教科書の該当部分を事前に読んでおくこと。
第8回加水分解酵素( I前回の内容について復習し,教科書の該当部分を事前に読んでおくこと。
第9回加水分解酵素( II前回の内容について復習し,教科書の該当部分を事前に読んでおくこと。
第10回脱離酵素,異性化酵素,合成酵素前回の内容について復習し,教科書の該当部分を事前に読んでおくこと。
第11回芳香族化合物の生合成前回の内容について復習し,教科書の該当部分を事前に読んでおくこと。
第12回イソプレノイドの生合成前回の内容について復習し,教科書の該当部分を事前に読んでおくこと。
第13回アルカロイドの生合成前回の内容について復習し,教科書の該当部分を事前に読んでおくこと。
第14回含硫化合物その他の二次代謝物の生合成前回の内容について復習し,教科書の該当部分を事前に読んでおくこと。
第15回テスト 1回から第 14回までの内容を復習しておくこと。
第16回テストのフィードバックテストで出来なかったところを復習しておくこと。
成績評価方法
到達目標①〜⑥の達成度について評価を行う。評価の手段として,授業における質疑応答( 20 %)と定期試験( 80 %)を用いる。なお,定期試験を受験するためには 2/3以上の出席を必要とする。 C(合格)となるためには到達目標①〜⑥について,基本的な事項を正しく説明できる能力の取得が必要となる。
履修上の注意
授業の理解には予習・復習が不可欠である。授業では教科書の図版を中心に解説するので,予習として該当する教科書の章の本文を読み,疑問点・不明点を明確にしておくこと。また,教科書の章末問題を予め解いておくこと。
教科書
基礎から学ぶ植物代謝生化学,水谷正治,士反伸和,杉山暁史編(羊土社)

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参考文献
必要に応じて提示する。
オフィスアワー
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
教員への連絡方法(メールアドレス等)
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -

Updated on 2025/8/2 6:17:38

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