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2025年度/1ALA050001 (公大)

【金1】獣医麻酔学 <前期>

動物の麻酔・疼痛管理,周術期管理,および心配蘇生の基礎理論と,それぞれに用いられる薬剤とその用法について,動物種差を含めて学習する 獣医学教育モデル・コア・カリキュラム,ならびに獣医師国会試験出題基準を考慮して授業を行う。

科目ナンバリング
ALAANS35005-J1 (公大)
授業管轄部署
獣医学部
授業形態
講義
開講キャンパス
りんくう
開講区分
週間授業(後半)
配当年次
3年 (公大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。

単位数
1単位 (公大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
(1) 授業の目的 麻酔・疼痛管理および心肺蘇生・集中治療の基本的理論と麻酔・疼痛管理で用いられる薬剤,手技に関する基礎知識とその 応用法について,動物種差も含めて身につけることを授業目標とする。 (2)授業の到達目標 ①麻酔の概念,目的,歴史,麻酔法の分類,麻酔薬の取扱が説明できる ②鎮静薬,トランキサイザーの分類,薬理作用,作用法を説明できる ③局所麻酔薬の種類,作用機序,使用上の原則,禁忌と合併症,局所麻酔法の適応を説明できる ④麻酔の作用機序,吸入麻酔,注射麻酔,筋弛緩薬の作用機序,薬物動態を説明できる ・麻酔前投与薬,気管内挿管法および吸入麻酔の器材および方法の説明ができる ⑤痛みの伝達,痛みの生体への影響,鎮痛法を説明できる ⑥麻薬性/非麻薬性鎮痛薬の作用機序,薬物動態を説明できる ⑦周術期のモニタリング,呼吸/循環器管理法,鎮痛管理について説明できる ⑧馬,反芻獣,イヌ,ネコ,ブタ,実験動物の麻酔処置と手技を説明できる ⑨心肺蘇生法の理論と基本手技を説明できる ⑩倫理的な安楽死法を説明できる
各授業回の説明
授業授業内容事前・事後の学習内容
第1回麻酔の概要と歴史、ならびに鎮静法について口述する。また、オリエンテーションとして講義の進め方の概要を説明する。・教科書を活用し,講義の予習,復習を行い,理解を深めること。 ・参考書や授業中に紹介した参考資料を活用して授業の理解度を深めること。 ・確認すべき点など,授業の際に指示した点については,とくに理解を深めること。
第2回局所麻酔法について口述する。 ・教科書を活用し,講義の予習,復習を行い,理解を深めること。 ・参考書や授業中に紹介した参考資料を活用して授業の理解度を深めること。 ・確認すべき点など,授業の際に指示した点については,とくに理解を深めること。
第3回全身麻酔法について口述する。 ・教科書を活用し,講義の予習,復習を行い,理解を深めること。 ・参考書や授業中に紹介した参考資料を活用して授業の理解度を深めること。 ・確認すべき点など,授業の際に指示した点については,とくに理解を深めること。
第4回疼痛と鎮痛法について口述する。 ・教科書を活用し,講義の予習,復習を行い,理解を深めること。 ・参考書や授業中に紹介した参考資料を活用して授業の理解度を深めること。 ・確認すべき点など,授業の際に指示した点については,とくに理解を深めること。
第5回周術期管理と心肺蘇生法について口述する。 ・教科書を活用し,講義の予習,復習を行い,理解を深めること。 ・参考書や授業中に紹介した参考資料を活用して授業の理解度を深めること。 ・確認すべき点など,授業の際に指示した点については,とくに理解を深めること。
第6回動物種に応じた麻酔法について口述する。 ・教科書を活用し,講義の予習,復習を行い,理解を深めること。 ・参考書や授業中に紹介した参考資料を活用して授業の理解度を深めること。 ・確認すべき点など,授業の際に指示した点については,とくに理解を深めること。
第7回特殊な状況下の麻酔法と安楽死について口述する。・教科書を活用し,講義の予習,復習を行い,理解を深めること。 ・参考書や授業中に紹介した参考資料を活用して授業の理解度を深めること。 ・確認すべき点など,授業の際に指示した点については,とくに理解を深めること。
成績評価方法
到達目標の10項目の達成度で成績評価をおこなう。 合格となるためには,10項目のすべての項目において基本的な問題(獣医国家試験の出題基準参照)が解けることが必要である。 成績を評価する手段として、定期試験(100%)を用い,60点以上で合格とする。 定期試験の受験資格を満たすには,全講義回数の3分の2以上の出席が必要です。
履修上の注意
・これまでに学習した解剖学,生理学,薬理学等の内容についても理解を深め,獣医麻酔学を学習すること。 ・講義内容,参考書や授業中に紹介した参考資料を活用し,教科書記載内容の理解を深めること。 ・原則的に補足試験を実施しない。
教科書
獣医臨床麻酔学,日本獣医麻酔外科学会 編,山下和人 著,学窓社,2017年

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参考文献
1) 獣医外科手術,竹内 啓他編,講談社サイエンティフィック,1994年. 2) スラッター小動物の外科手術,高橋 貢・佐々木伸雄監訳,文永堂,2000年. 3) スモールアニマルサージェリー3rd ed.,若尾義人ら監訳,インターズー,2008年. 4) サウンダーズ小動物臨床マニュアル第3版、長谷川篤彦監訳、文永堂、2009年. 5) 小動物臨床麻酔マニュアル、多川政弘監訳 Medical Sicence社、2002年. 6) Textbook of Small Animal Surgery 3rd ed., Slatter, D. ed., WB Saunders, 2003. 7) Lumb & Jones’Veterinary Anesthesia and Analgesia 5th ed., Grimm K.A. et al. ed., Blackwell Publishing, 2015 . 8) Handbook of Veterinary Anesthesia 5th ed., William W. Muir,III, John A. E. Hubbell, Mosby, 2012 9) Veterinary SURGERY Small Animal 2nd ed., Spencer A. Johnston, Karen M. Tobias, ELSEVIER, 2018 10) 家畜外科学,幡谷 正明, 金原出版,1995 11) 犬と猫とエキゾチック動物の臨床麻酔学,(一社)日本獣医麻酔外科学会 麻酔・疼痛管理委員会 編,監修 西村亮平 佐野忠士,学窓社,2021
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その他
(関連科目)生理学,薬理学,解剖学,外科学など

Updated on 2025/6/25 6:48:23

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