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2025年度/1APA029001 (公大)

【集中講義】ウィメンズヘルス看護学基盤論 <後期>

ウィメンズヘルスケアと母性看護を理解するための基礎を培う科目である。 ・女性の性と生殖に関連した健康にとどまらず、情緒的,社会的,文化的,精神的,身体的なウェルネスなどを含む広い健康の概念を理解した上で、女性のより良い健康を維持・向上するためのウィメンズヘルスケアの考え方と基礎知識について、国内外のケアデータに基づいて学ぶことを目的とする。 ・性の多様性やリプロダクティブ・ヘルス/ライツに関する社会問題の考え方を理解した上で、その権利を支えるケア資源についての基礎的知識を習得する。 ・女性の思春期から老年期に至るライフサイクル各期の健康課題に応じたケア・看護の考え方と展開方法の基本を習得する。

担当教員氏名
玉上 麻美渡邊 香織
科目ナンバリング
APXNUR32008-J1 (公大)
授業管轄部署
看護学部
授業形態
講義
開講キャンパス
阿倍野
開講区分
集中講義
配当年次
2年 (公大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。

単位数
1単位 (公大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
1.国内外の知見をふまえ、女性のより良い健康を維持・向上するためのウィメンズヘルスケアの考え方が説明できる。 2.国内外の知見をもとに、性の多様性やリプロダクティブ・ヘルス/ライツに関する社会問題・倫理的課題と女性の権利を支えるケアの重要性が説明できる。 3.女性のライフサイクル各期の健康課題について説明できる。
各授業回の説明
授業授業内容事前・事後の学習内容
第1回・国内外のデータから考えるウィメンズヘルスと看護 (玉上) ・ヘルスプロモーション ・プロダクティブヘルス/ライツ・ウィメンズヘルスと看護に関する国内外の知見を調べる。
第2回・ウィメンズヘルスを考える基礎となる理論 (玉上)・ウィメンズヘルスを考える基礎となる理論について事前・事後学習に取り組むこと
第3回・国内外のウィメンズヘルスを守る施策(玉上)・事前:国内外のウィメンズヘルスを守る施策について、事前に調べること。 ・事後:グループでの発表を聞いたうえで、国内外のウィメンズヘルスを守る施策についてまとめること。
第4回・国内外の先端技術をふまえたウィメンズヘルスから見た倫理的課題 (玉上) グループワーク・事前:授業内に提示する国内外の先端技術をふまえたウィメンズヘルスから見た倫理的課題について、事前に調べること。 ・事後:グループでの発表を聞いたうえで、自身の考えをまとめること。
第5回国内外の母子保健の現状と動向 (渡邊)新聞などのメディアを通して、日本・海外における母子保健の現状や統計データを見ておく。子育ての問題など女性と家族を取り巻く現在の状況について調べておく
第6回ライフサイクル各期における女性・家族の健康課題と看護1 (渡邊) (思春期・青年期)教科書の「女性のライフサイクルにおける形態機能の変化」を深く理解しておく。
第7回ライフサイクル各期における女性・家族の健康課題と看護2 (渡邊) (成熟期)不妊症を中心に、治療・支援・当事者の思いについて調べておく。
第8回ライフサイクル各期における女性・家族の健康課題と看護3 (渡邊) (更年期・老年期)・更年期・老年期の健康課題について学習しておく。更年期・老年期に生じやすい健康課題を中心に、治療・支援・当事者の思いについて調べておく。
成績評価方法
・到達目標の1~3の達成度で評価を行う。 ・成績評価の手段:レポート課題50点、筆記試験50点とする。 1.レポート課題(50点) 1)課題 (1)ウィメンズヘルスに関わる倫理的課題についての考えを述べる。 (コピーペースト不可  用紙はA4サイズ、課題(1) 2ページ以内にまとめることが望ましい) 2) 評価方法 (1)の課題に対して、レポート90%、グループワークへの取り組み態度10%の評価とする。 3) 合格のための最低基準 1.レポートを期限内に提出できる。 2.性の多様性やリプロダクティブ・ヘルス/ライツに関する社会問題・倫理的課題と女性の権利を支えるケアについて自身の考えを述べることができる。 2.筆記試験(50点) 国内外の母子保健の現状と動向、ライフサイクル各期における女性・家族の健康課題と看護に関する内容について筆記試験を行う、配点は50点。筆記試験の合格最低基準は6割以上の正答率とする。 筆記試験の受験資格は、授業全体の3分の2以上の受講(出席)が必要です。 レポート課題(50点)の6割以上と筆記試験(50点)の6割以上の得点をもって合格とする。
履修上の注意
・本科目は、2年後期の疾病病態学C(母性)を基礎とし、3年前期開講のウィメンズヘルス活動論、周産期ケア演習、3年後期開講のウィメンズヘルスケア実習および、 母性看護学支援論、母性看護学支援論演習、母性看護学実習の基盤となる科目です。 ・女性を取り巻く動向に関するニュースなども常に確認し、授業で教授する内容に関心をもち、社会の変化を捉え、知識を深めていきましょう。
教科書
森 恵美 他:系統看護学講座 専門分野Ⅱ 母性看護学(1)母性看護学概論.医学書院 ISBN :978-4-260-04225-3

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参考文献
・疾病・病態学C(母性)で使用するテキスト ・ 有森直子:母性看護学Ⅰ概論.医歯薬出版. ・ 吉沢豊予子、編:助産師基礎教育テキスト2 女性の健康とケア 日本看護協会出版会. ・ 新道幸恵、他:新体系看護学全書 母性看護学① 母性看護学概論 ウィメンズヘルスと看護.メヂカルフレンド社 ・ 村本淳子、高橋眞理 編:ウィメンズヘルスナーシング概論 女性の健康と看護 第2版.ヌーベルヒロカワ ・ 高橋眞理、村本淳子 編:女性のライフサイクルとナーシング 女性の生涯発達と看護 第2版. ヌーベルヒロカワ ・ 母子衛生研究会:わが国の母子保健  母子保健の主なる統計 ・その他、講義の中で適宜紹介する。
オフィスアワー
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
教員への連絡方法(メールアドレス等)
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -

Updated on 2025/7/5 6:41:11

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