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Project TryAngleは学生スタッフによる大学公認のシステム開発チームです。 利用者の観点からより便利になるよう、学生自身の手で新システムの開発などを行っています。

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2025年度/1AQC048010 (公大) / (市大)

【金3】公認心理師の職責 <前期>

本授業は対面授業とオンライン授業とのハイブリッド形式で実施します。ただし,原則としてオンライン授業は全体の半数未満とします。 したがって,各回の授業形態をよく確認して受講してください。 †専門職と社会との関係についての認識を深めるために,国家資格である公認心理師に対する社会からの期待を正しく理解する。 †人権や社会正義に基づいた判断のうえで行動するために,心理専門職として遵守すべき倫理観および適切な態度の価値を認める。 †他者と協働して課題を解決できる関係構築技能を習得するために,自己や他者を理解しようとする心理専門職としての姿勢を身につける。

担当教員氏名
緒方 康介
科目ナンバリング
AQCHUS33017-J1 (公大) / HCCPL3306 (市大)
授業管轄部署
生活科学部
授業形態
混合
開講キャンパス
杉本
開講区分
週間授業
配当年次
3年 (公大) / 3年 (市大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。

単位数
2単位 (公大) / 2単位 (市大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
†国家資格としての公認心理師が備えておくべき倫理観や態度について多面的な説明ができるようになる。 †心理専門職が協働すべき他者との関係を築き上げるうえで必要となる自分を含めた人間への興味・関心を示すようになる。 †公認心理師に期待されている社会的役割の重要性を認識し,自らの適性を再検討し,適切な進路を選択できるようになる。
各授業回の説明
授業授業内容
第1回 オリエンテーション
第2回 心理学の国家資格:ガイダンス
第3回 何を期待されているのか?:公認心理師の役割
第4回 何に縛られているのか?:法的義務と倫理
第5回 誰をどうやって護るのか?:対象者の安全確保
第6回 秘密を守るとき/漏らすとき:情報の取扱い
第7回 犯罪に挑む専門職:司法分野の公認心理師
第8回 生活を支える専門職:福祉分野の公認心理師 (小テスト)
第9回 学校における専門職:教育分野の公認心理師
第10回 メンタルヘルスの専門職:産業分野の公認心理師
第11回 白衣の専門職:保健医療分野の公認心理師
第12回 弱点を克服した末に:自己課題発見・解決能力
第13回 専門家は立ち止まらない:生涯学習と自己研鑽
第14回 公認心理師は独りじゃない!:多職種連携・地域連携
第15回 何処を目指していくべきか?:公認心理師の将来像 (小テスト)
事前・事後学習の内容
†事前学習 予習:まず参考書を通読し,自分の興味・関心に照らして気になった専門用語に関する文献を調べ,もう一度同じ参考書を今度は精読することを勧める。 †事後学習 復習:授業中に気になった専門用語,意味がわからなかった言葉,知らなかった法律などについては,インターネットでの検索から始めて,必ず参考書や事典などで確認する。
成績評価方法
出席は単位取得に係る資格の有無を判断する前提条件としてのみ使用する。 つまり,理由の如何にかかわらず,第15回までに5回以上の欠席があった時点で「不可」となる。 †講義への積極的参加(40%):授業中,指名された際の回答や頻繁に設ける小集団での討論への参加具合を質的評価の対象とする。 小テストによる形成的評価 (60%): 小テストは第8回と第15回に実施する(ただし実施回が変更となる可能性はある)。各回につき選択問題が10問であり,2回の総合点を量的評価の対象とする。 †質的評価と量的評価の総合評価が60%以上の場合に単位取得と判断する。 †小テスト実施回に受験できなかった場合,レポート評価で代替するが,その場合の評価は小テスト受験者の最低点を超えない。
履修上の注意
†本講義は,公認心理師受験資格に必要な「臨床心理学概論」ならびに「関係行政論」と強く関連している。したがって,公認心理師を志す学生はその関連性を意識しつつ積極的・意欲的な学習が強く望まれる。 †本講義では,自分自身の考えを述べること,数人の学生同士で議論し,意見をまとめて発表することなどが求められる。他者と協働して課題解決することが重視されるため,単独で参考書を読み,授業をただ聴いているだけの態度であれば受講すべきではない
教科書
教科書は特に指定しない。 ただし,授業内容はいずれかの参考文献から形成されていることが多く,教科書指定こそしないが通読を推奨する。

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参考文献
†野島一彦(編)(2018).第1巻 公認心理師の職責(公認心理師の基礎と実践) 遠見書房 †下山晴彦・慶野遥香(編)(2020).公認心理師の職責(公認心理師スタンダードテキストシリーズ1) ミネルヴァ書房 †吉川眞理・平野直己(2020).心理職の専門性ー公認心理師の職責ー(放送大学教材) NHK出版
オフィスアワー
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
教員への連絡方法(メールアドレス等)
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その他
†本科目は 公認心理師養成課程登録者のみ 履修可能である。 †本科目は「公認心理師」受験資格の取得に必要な科目「公認心理師の職責」に対応している。 †本科目は,対面授業を中心としつつ,オンライン授業を併用する可能性がある。 †本科目では,出席判定,提出物,質疑応答,試験などに関して,LMS(Moodle,てぃらみす)を利用することがある。 †この授業における提出物などは,研究目的に使用する可能性がある。

Updated on 2025/8/10 6:40:03

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