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2025年度/1BEAX02000 (公大)

【月4】定性的方法論研究 <前期>

近年の社会科学においては、主に統計資料や質問紙調査等によって得られる数量化されたデータを扱う定量的研究(Quantitative Research)に加えて、主に社会現象の観察や当事者へのインタビュー、文献・資料の収集・分析等によって得られる「質的データ」に依拠する「定性的研究」(Qualitative Research)の意義と重要性が広く認識されつつある。本授業では、受講者がこうした定性的研究の方法論と代表的な手法についての基礎的な知識を習得することを目標とする。また適切な手続きに基いて先行研究をレビューし、学術調査の設計を行うことも重視する。 本授業は、3名の教員によるオムニバス形式で講義を進める。 神野光指郎(2回) 「論文の基本構成」 高木修一(4回) 「読解とは」 神野 光指郎(4回) 「課題を決めるとは、どういうことか」「自分の立場を客観視してみる」「観察単位の捉え方」「歴史の捉え方」 松尾健治(4回) 「事例研究のロジック」「認識論・存在論の前提」「事例研究の実例①、②」

科目ナンバリング
BEAOSO51002-J1 (公大)
授業管轄部署
経営学研究科
授業形態
講義
開講キャンパス
杉本
開講区分
週間授業
科目分類
共通科目
配当年次
1年 (公大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。

単位数
2単位 (公大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
本講義の到達目標は、次のとおりである。 ・経営学に関する研究の基本的なリテラシーを取得し、学位論文作成のための基本スキルを習得する。 ・研究テーマを設定する上で、幅広い研究領域との関係性を意識することができる。 ・社会現象の意味に注目した上で、その現象を説明するための方法論を応用できる。
各授業回の説明
授業授業内容事前・事後の学習内容
第1回論文の基本構成(1)論文の基本構成を理解する。第14回までに「はじめに」を書いてみる。
第2回読解とは(1)指定された論文を読み、構成を読み解く。
第3回読解とは(2)指定された論文を読み、構成を読み解く。
第4回読解とは(3)指定された論文を読み、構成を読み解く。
第5回読解とは(4)指定された論文を読み、構成を読み解く。
第6回課題を決めるとは、どういうことか紹介された研究領域について、概要を理解する。
第7回自分の立場を客観ししてみる紹介された研究領域について、概要を理解する。
第8回観察単位の捉え方紹介された研究領域について、概要を理解する。
第9回歴史の捉え方紹介された研究領域について、概要を理解する。
第10回事例研究のロジック講義内容を確認しておく。自分の研究領域に当てはめてみる。
第11回認識論・存在論の前提講義内容を確認しておく。自分の研究領域に当てはめてみる。
第12回事例研究の実例(1)講義内容を確認しておく。自分の研究領域に当てはめてみる。
第13回事例研究の実例(2)講義内容を確認しておく。自分の研究領域に当てはめてみる。
第14回論文の基本構成(2)これまでの講義内容を踏まえて書いた「はじめに」を評価する。
第15回大学院 博士後期課程の院生、ないしは若手教員による研究発表発表者の研究や論文作成プロセス、および研究者としてのキャリア・デザインを振り返る。
成績評価方法
担当教員毎にセッションへの貢献度(40%)と、レポート(60%)を総合して、到達目標の達成度を評価する。 合格(C以上)のための最低基準; 毎回の出席の上、熱心に聴講すること 講義中は、積極的に発言し、受講生全員の学びに貢献すること 講義中に、関係のないこと(内職)などをしないこと 各教員からの課題レポートで、相応の論述をすること
履修上の注意
毎回の出席が必須となる
教科書
指定しない

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参考文献
参考書については、担当教員から随時紹介する
オフィスアワー
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
教員への連絡方法(メールアドレス等)
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -

Updated on 2025/7/2 6:19:51

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