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Project TryAngleは学生スタッフによる大学公認のシステム開発チームです。 利用者の観点からより便利になるよう、学生自身の手で新システムの開発などを行っています。

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2025年度/1BFA072000 (公大) / (市大)

【土4】情報経済論 <前期>

情報経済論は、経済学のなかでも新しい理論である。しかし、ミクロ経済学の措定する情報の十分性の前提がないのが現実の経済なので、その不十分性のなかで、どのように買い手や売り手が振る舞えば、より合理的な取引ができるのかを考える。大きく分けると、情報の非対称性論と情報産業論とに分けることができる。この講義では、前者を中心に論じる。すなわち、情報の不確実性かつ非対称性によってレモン市場が発現するがその解消法を考える。さらには、契約における不確実性を考える。また、組織における不確実性に関しては、PA理論(プリンシパル―エージェント理論)を論じる。また、リスクの対応を論じる。最近は行動経済学の考えも導入されることもあるのでその基礎を論じる。

担当教員氏名
近 勝彦
科目ナンバリング
BFYOSO6C007-J1 (公大) / AMCXX6507 (市大)
授業管轄部署
都市経営研究科(創造都市含む)
授業形態
講義
開講キャンパス
梅田サテライト
開講区分
週間授業
科目分類
中核科目
配当年次
学年指定なし (公大) / 1年 (市大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。学年指定なしの表記は、要覧等を確認してください。

単位数
1単位 (公大) / 1単位 (市大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
情報経済論は、抽象度が高く、分かりにくい面もあるので、講義は、2つの内容にわける。ひとつは、基礎概念の習得理解することである。いまひとつは、その講義を聞いたのちに、具体的な事例を解くことができる。後者は、そのまま、本講義の小課題でもある。
各授業回の説明
授業授業内容事前・事後の学習内容
第1回情報の経済とは資料を配布するので、事前に読んでおくこと。
第2回事例分析1第1回参照
第3回レモン市場第1回参照
第4回事例分析2第1回参照
第5回シグナルとモニタリング第1回参照
第6回事例分析3第1回参照
第7回第7回 ネットワークと情報第1回参照
第8回事例分析4第1回参照
第9回リスク論第1回参照
第10回事例分析5第1回参照
第11回AT理論第1回参照
第12回事例分析6第1回参照
第13回組織設計と情報第1回参照
第14回事例分析7第1回参照
第15回総括第1回参照
成績評価方法
(1)到達目標の達成度について評価を行う。 (2)課題の綜合によって評価する。 (3)合格(単位修得)のための最低基準は、学生が基礎概念を説明でき、解くことにおいて一定の水準に達していること。
履修上の注意
情報経済論のそれぞれの概念は難しいが日常の課題をソリューションすることで理解が進むので大いに受講してほしい。
教科書
とくになし。

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参考文献
授業時に指示する。
オフィスアワー
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
教員への連絡方法(メールアドレス等)
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -

Updated on 2025/7/16 6:50:13

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