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Project TryAngleは学生スタッフによる大学公認のシステム開発チームです。 利用者の観点からより便利になるよう、学生自身の手で新システムの開発などを行っています。

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2025年度/1BGB023001 (公大) / (府大)

【水3】生産管理システム特論 <前期>

本授業は同期型の遠隔授業として実施します。知識情報処理の代表的な活用対象となる生産管理システムにおける近年の重点課題およびこれらを解決するための諸手法について学習する。まず、生産スケジューリング、在庫管理、工程設計、MRPおよびトヨタ生産システムなどの生産管理における諸手法を活用できるようにする。その上で、生産目標の多様化や需要構造の変動などの環境ダイナミクスに柔軟に対応しうるFAネットワーク環境をベースとした次世代高度生産システムの運用法を理解できるようにする。

担当教員氏名
平林 直樹
科目ナンバリング
BGBPSS66007-J1 (公大) / HSPSS6514-J1 (府大)
授業管轄部署
情報学研究科
授業形態
講義
開講キャンパス
遠隔用
開講区分
週間授業
科目分類
学際情報系科目
配当年次
1年 (公大) / 1年 (府大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。

単位数
2単位 (公大) / 2単位 (府大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
1.生産スケジューリング問題の各種の最適解法および近似解法を理解し、活用できること。 2.各種メタ戦略の原理および手法を理解し、活用できること。 3.生産管理方式の変遷および近年の動向を理解し、概説できること。 4.自律分散型生産システムの概念および運用法を理解し、説明できること。 5.自己組織化生産システムの概要および特徴を理解し、説明できること。 6.MRPシステムとトヨタ生産方式の近年の動向を理解し、説明できること。 7.不確実環境下における柔軟な生産管理方式を理解し、説明できること。 8.環境マネジメント、技能伝承などの生産活動における近年の諸問題を理解し、概説できること。
各授業回の説明
授業授業内容事前・事後の学習内容
第1回生産システムの進化配布テキストのp.1~p.7を復習すること。
第2回生産スケジューリング問題の最適解法配布テキストのp.8~p.16を事前に読んでおくこと。
第3回生産スケジューリング問題の近似解法前回の内容について復習し、問1を解いておくこと。配布テキストのp.17~p.23を事前に読んでおくこと。
第4回生産スケジューリング問題のメタ戦略配布テキストのp.24~p.33および参考資料を事前に読んでおくこと。
第5回自律分散型スケジューリング(構造と運用)前回の内容について復習し、問2を解いておくこと。配布テキストのp.34~p.38を事前に読んでおくこと。
第6回自律分散型スケジューリング(各構成要素の意思決定法)前回の内容について復習し、問3を解いておくこと。自律分散型スケジューリングに関する配布文献および参考資料を事前に読んでおくこと。
第7回自己組織化生産システム(進化型計算による場合)前回の内容について復習し、問4を解いておくこと。自己組織化生産システムに関する参考資料1を事前に読んでおくこと。
第8回自己組織化生産システム(エージェントベースによる場合)自己組織化生産システムに関する参考資料2を事前に読んでおくこと
第9回リアクティブスケジューリングリアクティブスケジューリングに関する参考資料を事前に読んでおくこと。
第10回柔軟な生産管理方式(需要先取型方式)柔軟な生産管理方式に関する参考資料1を事前に読んでおくこと。
第11回柔軟な生産管理方式(多段階生産システムにおける最適フロー制御)柔軟な生産管理方式に関する参考資料2を事前に読んでおくこと。
第12回トヨタ生産システムトヨタ生産システムに関する参考資料を事前に読んでおくこと。
第13回MRPとAPSMRPおよびAPSに関する参考資料を事前に読んでおくこと。
第14回インバースマニュファクチャリングインバースマニュファクチャリングに関する参考資料を事前に読んでおくこと。
第15回生産における知識・技能のディジタル化生産における知識・技能のディジタル化に関する参考資料を事前に読んでおくこと。
第16回定期試験
成績評価方法
上記到達目標の1~8の達成度で成績評価を行う。単位を取得するためには、1および2の項目で基本的な手法を理解し、問題(授業中に課した演習問題レベル)を解けること、3~8の各要点を説明できることが必要である。成績評価は、期末試験の成績(80%)、レポートの評価(20%)で行う。
履修上の注意
関連科目:生産科学特論および生産システム科学特論
教科書
授業中にテキストおよび参考資料となるプリントを配布する。

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参考文献
授業中に適宜紹介する。
オフィスアワー
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
教員への連絡方法(メールアドレス等)
- 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
その他
・状況により、非同期型オンラインで実施する場合があります。 ・マイク使用可能で会話可能な環境での受講を推奨します。

Updated on 2025/7/16 6:50:43

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