2025年度/1BJC015001 (公大)
【水1】地域環境工学特論 <前期>
この科⽬では、主として受講者各⾃が教科書を事前に予習し、授業時間中に発表する輪読の形式で進める。また、表計算ソフトを⽤いる簡単な数値計算演習を課す。
- 担当教員氏名
- 西岡 真稔
- 科目ナンバリング
- BJCCEE52004-J1 (公大)
- 授業管轄部署
- 工学研究科
- 授業形態
- 講義
- 開講キャンパス
- 杉本
- 開講区分
- 週間授業
- 科目分類
- 講義科目(環境系科目)
- 配当年次
- 1年 (公大)
注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。
- 単位数
- 2単位 (公大)
注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。
- 到達目標
- 都市気候の形成過程を理解するためには、地表⾯付近の熱・⽔分の輸送を把握する必要がある。この観点から、都市気候形成の要因を理解することを⽬標とし、⼟壌、⼤気における熱・⽔分輸送の物理モデルを理解し、簡単な数値計算としてモデルを解き、分析できるようになることが到達目標である。
- 各授業回の説明
- 成績評価方法
- 評価の対象 ・レポートの評価:予習ノート・演習課題・最終レポート ・発表の評価:発表資料、発表内容、発表時における聞き手としての質問と発表者としての応答 到達目標の達成度について,レポート40%、発表・質疑応答60%として,100点満点のうち60点以上を合格とする。
- 履修上の注意
- 授業は予習内容に基づく学⽣発表と討論を⾏う。したがって、次回の授業内容について、予習を行い、その内容を簡潔に記録し、その過程で生じた疑問や質問をまとめる事前学習(予習ノートの作成)を求める。また、演習問題を課すので表計算ソフトの基礎的操作を行うスキルを持つことを履修の前提とする。
- 教科書
- 久⽶ 篤他訳「⽣物環境物理学の基礎」(森北出版)
- 参考文献
- 近藤純正著「地表面に近い大気の科学―理解と応用」(東京大学出版会) 近藤純正著「水環境の気象学―地表面の水収支・熱収支」(朝倉書店)
- オフィスアワー
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- 教員への連絡方法(メールアドレス等)
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
授業 | 授業内容 | 事前・事後の学習内容 |
---|---|---|
第1回 | 都市気候の基礎(1): 都市気候の概略 | 事前:学習計画をたてる |
第2回 | 都市気候の基礎(2): 都市気候の形成 要因 | 事前:次回授業予習ノートの作成 |
第3回 | 気温と地温(1): 気温と地温の変動、変動のモデル化 | 事前:次回授業予習ノートの作成、事後:レポート作成(気温・地温モデルと観測値の比較) |
第4回 | 気温と地温(2): 熱時間 | 事前:次回授業予習ノートの作成 |
第5回 | ⽔蒸気(1): ⽔蒸気濃度 、飽和状態と不飽和状態 | 事前:次回授業予習ノートの作成 |
第6回 | ⽔蒸気(2): ⽔蒸気の空間的変動・時間的変動 | 事前:次回授業予習ノートの作成、事後:レポート作成(湿度モデルと観測値の比較) |
第7回 | ⼟壌中の熱移動(1): 熱の移動と貯留 | 事前:次回授業予習ノートの作成 |
第8回 | ⼟壌中の熱移動(2): 熱拡散率と熱ア ドミッタンス | 事前:次回授業予習ノートの作成 |
第9回 | 地表付近の風(1):⼤気乱流の特性 | 事前:次回授業予習ノートの作成 |
第10回 | 地表付近の風(2):⾵速変動,⾵速 の鉛直分布 | 事前:次回授業予習ノートの作成、事後:レポート作成(風速分布モデル) |
第11回 | 熱と物質輸送(1): フラックスとコ ンダクタンス | 事前:次回授業予習ノートの作成 |
第12回 | 熱と物質輸送(2): 分⼦拡散とコンダクタンス | 事前:次回授業予習ノートの作成 |
第13回 | 熱と物質輸送(3): フェッチと浮⼒ | 事前:次回授業予習ノートの作成、最終レポートの第1次案作成 |
第14回 | 熱と物質輸送(4): 接地境界層のコ ンダクタンス | 事前:次回授業予習ノートの作成、最終レポートの第2次案作成 |
第15回 | 最終レポート作成について指導 | 事後:最終レポートのまとめと発表資料の作成 |
第16回 | 最終レポートの発表 | 事後:発表時に意見を受けて、最終レポートの見直しを行う |
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Updated on 2025/7/18 6:30:25