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Project TryAngleは学生スタッフによる大学公認のシステム開発チームです。 利用者の観点からより便利になるよう、学生自身の手で新システムの開発などを行っています。

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2025年度/1BPA234001 (公大)

【集中講義】地域診断論 <前期>

本科目では、地域(コミュニティ)を対象とした看護支援の必要性を理解し、地域保健活動の展開の基盤となる地域診断のプロセスと科学的根拠に基づいた分析手法について学習する。実習地の自治体を対象とした地域看護診断を実施し、地域における人びとや生活の場の状況を多角的・系統的に把握する。また、地域の地理的・社会的・文化的特性を踏まえて個人や家族を含む集団および地域を単位としたアセスメント・分析を行うことで、地域に顕在・潜在している健康課題を明確化し、その解決策を検討する。これら一連のプロセスを通じて、地域アセスメント力および地域マネジメント能力を養う。

科目ナンバリング
BPYNUR6G009-J1 (公大)
授業管轄部署
看護学研究科
授業形態
演習
開講キャンパス
阿倍野
開講区分
集中講義
配当年次
1年 (公大)

注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。

単位数
2単位 (公大)

注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。

到達目標
  1. 地域(コミュニティ)を対象とした看護支援の必要性について理解できる
  2. 地域看護診断の一連のプロセスを理解できる
  3. 地域の実態を把握するために必要な情報と収集の方法がわかる
  4. 地域の情報を統合し、地域に顕在・潜在している健康上の問題と背景についてアセスメントすることができる
  5. 対象地域の特性を踏まえて健康課題を明確化することができる
  6. 地域の健康問題を解決する方策について考えることができる
  7. 地域(コミュニティ)に対する具体的な公衆衛生看護活動の展開を考えることができる
各授業回の説明
授業授業内容事前・事後の学習内容
第1回4月10日 保健師が⾏う公衆衛⽣看護活動(講義)テキストの指定されたページを読む
第2回4月10日 地域における健康課題1(講義)テキストの指定されたページを読む
第3回4月10日 地域における健康課題2(講義)実習市のHPを閲覧する
第4回4月17日 地域看護診断演習① 既存資料の情報収集・整理・アセスメント各⾃の課題に必要な資料を調べて持参する
第5回4月17日 地域看護診断演習② 既存資料の情報収集・整理・アセスメント各⾃の課題に必要な資料を調べ持参する
第6回4月17日 地域看護診断演習③ 既存資料の情報収集・整理・アセスメント演習進捗を確認し、グループ間で共有する
第7回4月24日 地域看護診断演習④ 公衆衛⽣看護学実習オリエンテーション 地区視診オリエンテーション 地区視診計画⽴案現地までの交通機関を調べる テキストの指⽰されたページを読む
第8回4月24日 地域看護診断演習⑤ 公衆衛⽣看護学実習オリエンテーション 地区視診オリエンテーション 地区視診計画⽴案現地までの交通機関を調べる テキストの指⽰されたページを読む
第9回4月24日 地域看護診断演習⑥ 公衆衛⽣看護学実習オリエンテーション 地区視診オリエンテーション 地区視診計画⽴案現地までの交通機関を調べる テキストの指⽰されたページを読む
第10回5月8日 地域看護診断演習⑦ 地区視診演習 *現地集合・現地解散地区視診について復習し、コース、役割を確認 実施後には、地区視診記録⽤紙、写真を整理し、個⼈レポート を作成
第11回5月8日 地域看護診断演習⑧ 地区視診演習 *現地集合・現地解散地区視診について復習し、コース、役割を確認 実施後には、地区視診記録⽤紙、写真を整理し、個⼈レポート を作成
第12回5月8日 地域看護診断演習⑨ 地区視診演習 *現地集合・現地解散地区視診について復習し、コース、役割を確認 実施後には、地区視診記録⽤紙、写真を整理し、個⼈レポート を作成
第13回5月15日 地域看護診断演習⑩ 地区視診と収集した情報の統合・アセスメントグループで地区視診の結果を共有しし、整理・まとめておく
第14回5月15日 地域看護診断演習⑪ 地区視診と収集した情報の統合・アセスメントグループで地区視診の結果を共有しし、整理・まとめておく
第15回5月15日 地域における活動計画と保健師活動(講義)指定されたテキストのページを読む
第16回5月22日 地域看護診断演習⑫ 健康課題の明確化進捗を確認し、グループ内で共有する 必要な資料やデータを準備する
第17回5月22日 地域看護診断演習⑬ 健康課題の明確化進捗を確認し、グループ内で共有する 必要な資料やデータを準備する
第18回5月22日 地域看護診断演習⑭ 健康課題の明確化進捗を確認し、グループ内で共有する 必要な資料やデータを準備する
第19回5月29日 地域看護診断演習⑮ 健康課題の明確化進捗を確認し、グループ内で共有する 必要な資料やデータを準備する
第20回5月29日 地域看護診断演習⑯ 健康課題の明確化進捗を確認し、グループ内で共有する 必要な資料やデータを準備する
第21回5月29日 地域看護診断演習⑰ 健康課題の明確化進捗を確認し、グループ内で共有する 必要な資料やデータを準備する
第22回6月5日 地域看護診断演習⑱ プレゼン準備演習記録2を完成させる プレゼン作成に必要な資料を⽤意する
第23回6月5日 地域看護診断演習⑲ プレゼン準備プレゼン作成に必要な資料を⽤意する
第24回6月5日 地域看護診断演習⑳ グループ発表プレゼンの役割分担、練習をしておく
第25回6月12日 地域看護診断演習㉑ 健康課題の修正とまとめプレゼン後の講評や意⾒をもとに各⾃で修正⽅針を考えてくる
第26回6月12日 地域看護診断演習㉒ 健康課題の修正とまとめプレゼン後の講評や意⾒をもとに各⾃で修正⽅針を考えてくる
第27回6月12日 地域看護診断演習㉓ 健康課題の修正とまとめプレゼン後の講評や意⾒をもとに各⾃で修正⽅針を考えてくる
第28回7月3日 地域看護診断演習㉔ 実習での地域アセスメントの報告演習で明確化した地域の健康課題について、実習を終えてどのように感じたか、自分で振り返ってまとめておく。
第29回7月3日 地域看護診断演習㉕ 実習活動計画の⽴案演習記録1〜2の修正内容を共有し、完成させておく 健康課題を明確にするために、実習で⾏う情報収集や活動につ いて考えてくる
第30回7月3日 地域看護診断演習㉖ 実習活動計画の⽴案実習活動計画を完成させる 全ての演習記録を完成させ提出する
成績評価方法
授業態度 40% レポート 30% 成果物 30%
履修上の注意
(関連科目)公衆衛生看護学原論A、B、公衆衛生看護活動論1、公衆衛生看護学実習1、3 ◆本授業はクラウド教室AまたはBを使用するため、事前準備 Webページ https://www.omu.ac.jp/cii/ecs/eclair/class/index.html を確認し、初回授業 までに必ず準備を行うこと。 利用予定ソフトウェア:IBM SPSS Statistics 3F講義室3、使用時限は3-5コマ、4/10〜6/12、7/3のみ 木曜3限 →クラウドB-1 木曜4限 →クラウドA11 木曜5限 →クラウドA11
教科書
・金川克子、 田高悦子編:地域看護診断第2版, 東京大学出版会、2011 ・岸恵美子、平野かよ子、村嶋幸代編著:保健学講座第2巻 公衆衛生看護支援技術 メヂカルフレンド 2022

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参考文献
・都筑千景編著:地域特性が見えてくる地域診断 医歯薬出版 2020 ・アンダーソン&マクファーレン著/金川克子、早川和夫監訳「コミュニティ・アズ・パートナー 第2版」:医学書院 2007 ・上野昌江、和泉京⼦編著:公衆衛⽣看護学第4版 中央法規出版、2025 ・国民衛生の動向2024/2025
オフィスアワー
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Updated on 2025/7/7 6:42:45

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