2025年度/1CMA117001 (公大)
【集中講義】医学統計学 基礎 <前期>
臨床研究の研究デザインや、創薬開発に必須な臨床試験、観察研究の解析に必要な疫学的知識など総合的な知識を習得でき、実際の臨床データを統計ソフト(R、 EZR)を用いて解析出来るような講義を行う。原則各回180分(休憩含)とし、適宜ビデオ講義を利用する。
- 担当教員氏名
- 新谷 歩
- 科目ナンバリング
- CMACLM61117-J1 (公大)
- 授業管轄部署
- 医学研究科
- 授業形態
- 講義
- 開講キャンパス
- 阿倍野
- 開講区分
- 集中講義
- 配当年次
- 1年 (公大)
注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。
- 単位数
- 3単位 (公大)
注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。
- 到達目標
- 臨床疫学研究で多用される統計学の基本的コンセプトを理解し、研究デザインやデータの形に添って正しい統計検定手法の選択ができ、統計ソフトを用いて自身で解析を行うことができる。臨床研究論文などで用いられる統計学を理解し、使用された統計手法について評価及び他者に説明できる。
- 各授業回の説明
- 授業内容
- 臨床研究における統計解析手法の基本的事項について,座学と実習を交えて講義する.
- 事前・事後学習の内容
- 講義後に課される課題の提出.
- 成績評価方法
- (1) 到達目標: 課題・試験で問われた内容を理解し説明できる (2) 評価方法: 課題40%,試験60% (3) 単位取得のための最低基準: 全ての課題提出および総合評価点60%以上取得
- 履修上の注意
- プログラミングや統計学習の経験などは不問です。
- 教科書
- 教科書・教材:「今日から使える医療統計」新谷歩、医学書院、2015
- 参考文献
- 特になし、 必要に応じて適宜通知
- オフィスアワー
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- 教員への連絡方法(メールアドレス等)
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
授業 | 授業内容 | 事前・事後の学習内容 |
---|---|---|
第1回 | データセットのつくり方と記述統計 | 課題 |
第2回 | データセットのつくり方と記述統計 | 課題 |
第3回 | 2項分布とノーマル近似 中心極限定理 信頼区間 | 課題 |
第4回 | 2項分布とノーマル近似 中心極限定理 信頼区間 | 課題 |
第5回 | EZRの使い方 仮説検定復習 両側片側検定 同等性非劣性 | 課題 |
第6回 | EZRの使い方 仮説検定復習 両側片側検定 同等性非劣性 | 課題 |
第7回 | 統計検定の選び方、スチューデントT検定 | 課題 |
第8回 | 対応のあるT検定、ノンパラメトリック検定 | 課題 |
第9回 | 分散分析 クルスカルワリス検定 | 課題 |
第10回 | 反復測定ANOVA フリードマン検定 | 課題 |
第11回 | 線形回帰 相関係数 | 課題 |
第12回 | T検定 ANOVAとの関係 | 課題 |
第13回 | 交絡と多変量回帰分析 | 課題 |
第14回 | 交絡と多変量回帰分析 | 課題 |
第15回 | Rstudio と非線形回帰 | 課題 |
第16回 | Rstudio と非線形回帰 | 課題 |
第17回 | 疫学指標 2値アウトカム 割合とレート RR OR NNT | 課題 |
第18回 | 疫学指標 2値アウトカム 割合とレート RR OR NNT | 課題 |
第19回 | ロジスティック回帰、交絡の調整 | 課題 |
第20回 | インターアクション、傾向スコア分析 | 課題 |
第21回 | 生存率解析 KMカーブとCOX比例ハザード回帰 | 課題 |
第22回 | 生存率解析 KMカーブとCOX比例ハザード回帰 | 課題 |
第23回 | 順序ロジスティック回帰 多変量解析 傾向スコア | 課題 |
第24回 | 順序ロジスティック回帰 多変量解析 傾向スコア | 課題 |
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Updated on 2025/6/24 6:43:55