2025年度/1GAF007301
【金2】文化と社会の心理 /全_森 <後期>
(公大) / 文化と社会の心理 /全_森 (府大) / 文化と社会の心理(社会・集団・家族心理学) /全_森 (市大)
人間は社会的動物といわれるように、他者との交わりの中で生き、生かされている。それ故に人は様々な人間関係や自分と社会の関わり、そして刻々と変化する文化的現象に常に関心を寄せている。そこで、本講では社会心理学の知見を基に、人が人や社会といかに結びつき、その相互作用の中で起こる文化の再生産と変容にどのように関わっているのか?を考察する。
- 担当教員氏名
- 田端 拓哉
- 科目ナンバリング
- XXXCHU16007-J1 (公大) / FLCHU1275-J1 (府大) / GEHUM0133 (市大)
- 授業管轄部署
- 国際基幹教育機構(学部)
- 授業形態
- 講義
- 開講キャンパス
- 森之宮
- 開講区分
- 週間授業
- 配当年次
- 1年 (公大) / 1年 (府大) / 学年指定なし (市大)
注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。学年指定なしの表記は、要覧等を確認してください。
- 単位数
- 2単位 (公大) / 2単位 (府大) / 2単位 (市大)
注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。
- 到達目標
- 社会心理学の知見を基に、人が人や社会といかに結びつき、その相互作用の中で起こる文化の再生産と変容にどのように関わっているのか?を理解できるようになる。
- 各授業回の説明
- 事前・事後学習の内容
- 事前学習:前回の授業時までに次回授業内容にかかわる資料を配布し、事前に目を通しておくよう指示する。 事後学習:選択問題形式の課題を実施する。配布資料を視聴した後、その課題に回答すること。また、当該授業のテーマにかかわる参考図書あるいはウェブサイトを紹介し、各自が学期末までに読んでおくよう指示する。
- 成績評価方法
- 到達目標の達成度について、下記の方法と基準により評価を行う。 (1)毎回の課題と期末試験によって評価を行う。 (2)評価方法と成績に占める割合: 毎回の課題50%、期末試験50%とする。 (3)合格のための最低基準: 社会心理学の用語や法則(傾向)について意味を知っている。また、その知識の裏付けとなる研究例を知っている。
- 履修上の注意
- 本講義では、心理学の基礎的知識があるほうが理解しやすいため、受講生は「心理学入門」を受講していることが望ましい。 心理学の研究方法への理解を深めてもらうため、授業時間に種々の質問紙調査に協力を求めたり、授業時間外に行われる実験への参加を要請する場合もある。受講者は、これらに積極的に参加、協力してほしい。
- 教科書
- 毎回、レジュメを配布する。
- 参考文献
- 池上知子・遠藤由美(著) (2024年) 「グラフィック社会心理学 第3版」 サイエンス社 辻川典文・阿部晋吾・神原歩・田端拓哉(著) (2020年) 「読んでわかる社会心理学」 サイエンス社 北村英哉・大坪庸介(著) (2012年) 「進化と感情から解き明かす社会心理学」 有斐閣 J. スミス・S. ハスラム(編) 樋口匡貴・藤島喜嗣(監訳) (2017年) 「社会心理学再入門」 新曜社 P. ウォレス(著) 川浦康至・和田正人・堀正(訳) (2018年) 「新版 インターネットの心理学」 NTT出版 サトウタツヤ・若林宏輔・木戸彩恵(編著) (2012年) 「社会と向き合う心理学」 新曜社 増田貴彦・山岸俊男(著) (2010) 「文化心理学: 心がつくる文化, 文化がつくる心」 培風館 高木修(監) (2005年) 「文化行動の社会心理学」 北大路書房
- オフィスアワー
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- 教員への連絡方法(メールアドレス等)
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
授業 | 授業内容 |
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第1回 | 社会心理学の考え方 |
第2回 | 自己と社会の影響過程: 自己概念やアイデンティティ、セルフ・スキーマ |
第3回 | 自己と社会の影響過程: 関係的自己、自己呈示、自己制御 |
第4回 | 対人認知の心理: 印象形成 |
第5回 | 対人認知の心理: 対人認知の歪み、コミュニケーションと印象の共有、対人認知の個人差 |
第6回 | 恋愛の科学: 身体的魅力、パートナーに求める特性 |
第7回 | 恋愛の科学: 関係維持戦略、短期的配偶戦略 |
第8回 | 援助と攻撃の心理: 援助行動をする理由・しない理由 |
第9回 | 援助と攻撃の心理: 攻撃の状況要因 |
第10回 | 援助と攻撃の心理: 攻撃の状況要因、社会的排斥 |
第11回 | 個人と集団の相互作用: 集団による問題解決、集団意思決定 |
第12回 | 情報化社会の暮らし:メディア文化の影響 |
第13回 | 異文化の理解と影響: 文化とは、お小遣い、化粧、グローバリゼーション |
第14回 | 文化と適応:文化的自己観、集団主義と個人主義 |
第15回 | 文化と適応:集団主義の種類 社会心理学が描き出す心 |
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Updated on 2025/7/25 6:38:04