2025年度/1GDC009303
【月4、水5】フランス語基礎1 /法1S <前期>
(公大) / フランス語基礎1 /法1S (市大) / フランス語基礎2 /法1S (市大)
「基礎」は週2回開講され、連続したもしくは緊密に連携した授業が行なわれる科目である。「基礎1」では、フランス語初学者を対象として、つづりと発音、きわめて簡単な表現からはじめ、現代文を理解し表現できるためのフランス語文法の基礎、およびそれを用いた簡単な会話や読解が可能になることを目的とする。授業では、ペアワークやグループワークを多く導入し、アクティヴな学びとリフレクションの場を設ける。また言語の背景にあるフランス語圏の文化・歴史・社会の情報を提供することで、広い視野を身に着ける機会とする。
- 科目ナンバリング
- XXXFRE1F009-J2 (公大) / GEFRN0102 (市大) / GEFRN0103 (市大)
- 授業管轄部署
- 国際基幹教育機構(学部)
- 授業形態
- 演習
- 開講キャンパス
- 杉本
- 開講区分
- 週間授業
- 配当年次
- 1年 (公大) / 学年指定なし (市大) / 学年指定なし (市大)
注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。学年指定なしの表記は、要覧等を確認してください。
- 単位数
- 2単位 (公大) / 1単位 (市大) / 1単位 (市大)
注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。
- 到達目標
- ・つづりと発音や基礎語彙に慣れ、身近な話題(家族や友人、住んでいる場所など)を簡単な表現を使って説明し、またそのレベルの表現を読んで理解できる。 ・基礎語彙や基礎的表現を用いて、身の回りの具体的な事柄(好きなもの、日常の行動など)を、適切な構造に則し、聞き手に伝わるように音声または文字で発信する。 ・CEFRのコミュニケーションの4カテゴリー(recéption 受けとる、production 送りだす、interaction やりとりする、médiation 他者につなぐ)において、pre A1からA1±レベルを目標とする。
- 各授業回の説明
- 事前・事後学習の内容
- 事前学習:あらかじめ教科書に目を通し、各課の学習項目について把握すること。また、不明な単語や事項などについて洗い出しておくこと。練習問題などのドリル系項目については、あらかじめ解いてみること。 事後学習:学習内容をリフレクションし、ノートに記載するなどの復習・整理をおこなう。そのうえで、なお不明な項目についても記載すること。授業中にふれた音声については、聞き取り実践のみならず、シャドーイングなどの発音練習をおこなう。授業中にふれたフランス語圏の文化・社会・歴史・政治などについて思索を深めるなど、言語以外の面についても適宜リフレクションする。
- 成績評価方法
- (1) 到達度はCEFRのPre A1レベルをもってCとする。それ以上の到達度については、A1-でB、A1±でA、A1+以上はAAとする。 (2) 評価方法は、両担当者とも、提出課題と小テスト(合わせて 50%)、期末試験( 50%)で評価する。 (3) 合格のための最低基準はCEFRのPre A1レベルに到達することである。具体的には: ①はっきり、ゆっくり発音されれば、基礎的な表現を聴きとれる ②視覚的表象つきの言表(メニューや絵本やポスターの惹句など)や、簡単で日常的なメッセージを読解できる。 ③名前や日付、曜日、時間についてのやりとりや、きわめて簡単な質問と回答ができる。 ④簡単な個人情報を発話できる。
- 履修上の注意
- フランス語基礎1は週2回開講されており、両方を受講する必要がある。 また、各回の授業内容は教科書によって前後することがある。
- 教科書
- 東海麻衣子、ジャン=ガブリエル・サントニ『シェ・マドレーヌ』(駿河台出版社)
- 参考文献
- 森本英夫、三野博司『増補改訂版 新・リュミエール』(駿河台出版社) 佐藤房吉、大木健、佐藤正明『詳解フランス文典』(駿河台出版社)
- オフィスアワー
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- 教員への連絡方法(メールアドレス等)
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- その他
- 藤田:Moodleのメッセージ機能を利用して連絡のこと。小林::Moodleのメッセージ機能を利用して連絡のこと。
授業 | 授業内容 |
---|---|
第1回 | (小林担当回)フランス語とフランス語圏について学ぶ。つづりと発音の関係およびリエゾンなど音声上の諸特徴を学ぶ。 |
第2回 | (藤田担当回)フランス語とフランス語圏について、自国と比較する。動詞活用の仕組みを学ぶ。挨拶をする。 |
第3回 | (小林担当回)名詞の性と数の変化を学び、名詞のみの文を用いてコミュニケーションする。 |
第4回 | (藤田担当回)数詞の1-20を学ぶ。不定冠詞つき名詞を用いてコミュニケーションする。 |
第5回 | (小林担当回)これまで学んだ内容に関する応用練習を行なう。 |
第6回 | (藤田担当回)動詞êtreの直説法現在形を用いてコミュニケーションする。 |
第7回 | (藤田担当回)形容詞の性・数の変化を学び、形容詞文を用いてコミュニケーションする。 |
第8回 | (小林担当回)これまで学んだ内容に関する応用練習を行なう。 |
第9回 | (藤田担当回)色、国籍をはじめとするさまざまな形容詞を用いてコミュニケーションする。 |
第10回 | (小林担当回)提示表現 c'est を用いてコミュニケーションする。 |
第11回 | (藤田担当回)これまで学んだ内容に関する応用練習を行なう。 |
第12回 | (小林担当回)動詞avoirの直説法現在形を用いてコミュニケーションする。 |
第13回 | (藤田担当回)3パターンの疑問文と否定文について学び、疑問と否定のコミュニケーションをする。 |
第14回 | (小林担当回)これまで学んだ内容に関する応用練習を行なう。 |
第15回 | (藤田担当回)-er型動詞の直説法現在形および、定冠詞つき名詞を用いてコミュニケーションする。 |
第16回 | (小林担当回)-ir型動詞の直説法現在形および、定冠詞つき名詞を用いてコミュニケーションする。 |
第17回 | (藤田担当回)これまで学んだ内容に関する応用練習を行なう。 |
第18回 | (小林担当回)指示形容詞と動詞 aller の直説法現在形を用いてコミュニケーションする。前置詞 à と冠詞の縮約について学ぶ。 |
第19回 | (藤田担当回)指示形容詞と動詞 aller の直説法現在形を用いてコミュニケーションする。前置詞 à と冠詞の縮約について学ぶ。 |
第20回 | (小林担当回)ここまでの振り返りをする。 |
第21回 | (藤田担当回)動詞 prendre, sortir, voir の直説法現在形を用いてコミュニケーションする。時の表現について学ぶ。 |
第22回 | (小林担当回)指示形容詞と動詞 venir の直説法現在形を用いてコミュニケーションする。前置詞 de と冠詞の縮約について学ぶ。 |
第23回 | (藤田担当回)疑問代名詞 que と動詞 faire の直説法現在形を用いてコミュニケーションする |
第24回 | (小林担当回)これまで学んだ内容に関する応用練習を行なう。 |
第25回 | (藤田担当回)人称代名詞について学び、動詞 connaître, attendre の直説法現在形を用いてコミュニケーションする。 |
第26回 | (小林担当回)指示代名詞 ça について学び、命令法を用いてコミュニケーションする。 |
第27回 | (藤田担当回)これまで学んだ内容に関する応用練習を行なう。 |
第28回 | (小林担当回)所有形容詞を用いてコミュニケーションする。 |
第29回 | (藤田担当回)疑問形容詞を用いてコミュニケーションする。数詞20-100を学ぶ。 |
第30回 | (小林担当回)これまで学んだ内容に関する応用練習を行なう。 |
第31回 | (藤田担当回)総振り返りの試験を行う。 (小林担当回)定期試験を行う |
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Updated on 2025/8/2 6:20:42