2025年度/1HAB014301
【集中講義】人権問題論A <前期、後期>
(公大) / 人権問題論B (公大) / 人権問題論 (市大)
⽇本でも世界の各地でも、社会は多様な⼈々との共⽣のありかたを模索しつつある。⼤学院⽣も世界各地から集まり、背景も多様化している。本科目は、さまざまな専門分野の⼤学院⽣を対象として、グローバル時代における将来のリーダーの素養として、国際人権基準に基づき人権に基づいた考え方を深く理解し、人権問題の解決や防止のための方策を具体的に知ることで、多様性社会の基盤としての⼈権認識と問題解決にあたる実践的な態度と技能とを涵養する。
- 科目ナンバリング
- YYYCOA51013-J1 (公大) / YYYCOA71032-J1 (公大) / GECAR0510 (市大)
- 授業管轄部署
- 国際基幹教育機構(大学院)
- 開講キャンパス
- 杉本
- 開講区分
- 集中講義
- 配当年次
- 1年 (公大) / 1年 (公大) / 学年指定なし (市大)
注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。学年指定なしの表記は、要覧等を確認してください。
- 単位数
- 2単位 (公大) / 2単位 (公大) / 2単位 (市大)
注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。
- 到達目標
- この授業では以下のことを到達目標とする。 1) グローバルスタンダードとしての人権に基づいた考え方を深く理解し、人権問題の解決や防止のための方策を具体的に知ることで、人権感覚を身につける。 2) 人権を侵害したり、侵害されたりしない人間関係を構築するための能力の向上をめざす。 3) 積極的に問題解決にあたる態度への意識づけと技能とを修得する。そのために、たとえばハラスメントへの対応や防止のために、自分たちが被害者にも加害者にもならず、あるいは傍観者として二次被害をひろげないための実践的方法なども学ぶ。
- 授業内容
- 夏季・春季の集中講義として、1回につき連続する3ないし4時限を確保し、以下に示す課題について集中的に検討する。担当教員が交代でレクチャーを担当し、その後ディスカッションの時間を十分にとり理解を深められる授業とする。必要に応じてゲストスピーカーを招いたり人権活動の現地に赴いて授業を持つ。なお、受講生の関心を踏まえて、適宜トピックの順番や内容を変更するなどの対応をおこなう。 (1回)オリエンテーション (2回)アイスブレイキング (3-5回)グローバルスタンダードとしての基本的人権、国連の人権保障システム、人権諸条約をはじめとする国際人権基準、日本の人権をめぐる現状と課題などに関わる講義ならびに文献講読とディスカッション (6-8回)「ハラスメント」対応および防止に関わる講義ならびにワークショップとディスカッション (9-12回)「都市大阪」における「多文化共生」や「多様性」に関わる現地学習、もしくは講義ならびに文献講読とディスカッション (13-15回)受講生の個別発表とディスカッション、総括
- 事前・事後学習の内容
- 事前配付資料は授業までに、また当日配付資料は次回授業までに、読んでおくこと。 授業中に指示された参考文献を報告もしくは期末までに読んでおくこと。
- 成績評価方法
- 授業目標(達成目標)の達成度で成績評価を行う。単位を取得するためには、 (1)課題論文・図書についての議論に積極的に参加し、質疑に対して的確かつ論理的に応答することができる。 (2)人権の理念および具体的な人権課題について系統的に分析し説明することができる。 (3)講義・講読・ディスカッションによって得た成果を自らの研究および態度に反映させることができる。 の3点を達成することが求められる。 成績は、指定された文献資料に関する質疑応答の内容(30%)、プレゼンテーションと質疑応答(30%)、授業への積極的な参加態度(20%)、提出物(20%)などに基づき、綜合的に評価される。
- 履修上の注意
- この授業は原則として対面で進める。授業日程および開講キャンパス/教室は受講生と協議の上で決定するので、初回のオリエンテーションには必ず参加すること。やむをえない事情で欠席する場合には事前に担当教員に相談すること。 なお、必要に応じてワークショップ形式や実地学習(人権問題にかかわる場所に赴いて現地で関係者から説明を受ける)も考えている。積極的な授業参加を求めたい。 本授業は、「人権問題論B」(博士後期課程配当科目)と合同で開講します。 講義日程の詳細については、Moodlleに掲載します。Moodleの掲示には注意を払い、またOMUメールも定期的に確認してください。
- 教科書
- 講読文献については、初回のオリエンテーション時に指示する。
- 参考文献
- 毎回、レジュメなどの資料を配付する。受講生の参考になるであろう関連文献は、授業中に紹介する。
- オフィスアワー
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- 教員への連絡方法(メールアドレス等)
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- その他
- 初回は4月17日(木)12:30から(お昼休み時間内)、Zoomを利用した遠隔授業を予定している。詳細はMoodleを通じて告知する。
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Updated on 2025/8/8 6:55:01