2025年度/1KDA015001 (公大) / (府大)
【集中講義】バイオ医薬品化学 <後期>
現在、医薬品の世界市場では、「バイオ医薬品」の占める割合が急激に増加しています。「バイオ医薬品」とは、バイオテクノロジーによって創り出されるタンパク質やペプチドの医薬品であり、2018年度ノーベル賞の対象となった抗体医薬「ニボルマブ」のように、がんなどの疾患領域において画期的な医薬品が開発されています。本授業では,とくに,抗体医薬品を取り上げて,「バイオ医薬品」の製造法や薬効について解説する。また,最先端のバイオ医薬として,IPS細胞による再生医療やCAR-T療法についても紹介する。
- 担当教員氏名
- 藤井 郁雄
- 科目ナンバリング
- AHXPHA22003-J1 (公大) / CLPHA2609-J1 (府大)
- 授業管轄部署
- 理学部
- 開講キャンパス
- 中百舌鳥
- 開講区分
- 集中講義
- 配当年次
- 2年 (公大) / 2年 (府大)
注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。
- 単位数
- 1単位 (公大) / 1単位 (府大)
注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。
- 到達目標
- 抗体医薬品などのバイオ医薬品について,その開発研究手法や関連分野の先端技術を説明できる。
- 各授業回の説明
- 事前・事後学習の内容
- 授業の終わりに,次回の授業で扱う内容を予告しますので,疑問点を考えておくこと。授業中にレポート課題を提示し,提出を求める場合がある.
- 成績評価方法
- 成績は, 達成目標の達成度について、レポート(70%)、授業態度(30%)で評価します。合格(C以上)となるためには,バイオ医薬のなかで最も汎用されている抗体医薬の構造,機能,薬効についての知識と理解が必要です。
- 履修上の注意
- 特になし
- 教科書
- 特になし,随時プリントを配布する
- 参考文献
- ヴォート基礎生科学(第5版)
- オフィスアワー
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- 教員への連絡方法(メールアドレス等)
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- その他
- (関連科目)ゲノム創薬学, 製品製造化学,薬物送達学
授業 | 授業内容 | 事前・事後の学習内容 |
---|---|---|
第1回 | バイオ医薬品の歴史 | 授業の終わりに,次回の授業で扱うとトピックスやキーワードを提示するので,疑問点を考えておくこと。 |
第2回 | 抗体医薬の概要 | 同上 |
第3回 | 免疫システム | 同上 |
第4回 | 抗体の分子構造と機能 | 同上 |
第5回 | 抗体医薬の薬効と作用機序 | 同上 |
第6回 | 進化分子工学より抗体医薬品開発 | 同上 |
第7回 | 次世代抗体医薬 | 同上 |
第8回 | バイオ医薬よる先端治療 | 同上 |
第9回 | 定期試験 |
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Updated on 2025/6/26 6:54:09