2025年度/1KDA031001 (公大)
【集中講義】ワークショップと講義で学ぶ人権基礎講座 /S <前期>
集中講義で実施(2025年度は夏季9月に実施予定)。個別具体的な人権諸課題通底する「人権」の概念、歴史、国際基準、国内外の現状と課題について、少人数で、講義+参加型ワークショプを組み合わせて学習する。また、国内外の課題については、毎年、焦点化するテーマを設定する(参考:2021年度は「ヘイトスピーチ」、2022年度は「アイデンティティとカミングアウト」、2023年度は「原子力災害」)、2024年度は「社会システムの中の差別」。ASEANの地域的組織が共同で作成した教材や、独自に作成したワークなどを積極的に取り上入れ、グローバルな思考を身に着けると共に、自分の考えをまとめ、受講生・教員・ゲストを含めての「語りと対話」「議論」のコミュニティを通じて学習を深める。ゲストスピーカーや外部講師としてファシリテーターを招聘し、ワークを実施する。〔本科目は、人権副専攻科目の1つである。ただし2022年度入学生からは、副専攻の単位とする場合、「地球市民と人権」に置き換えることもできることとしている]。日程は4月初旬に示す予定(学部等の集中講義の日程を勘案するため)
- 担当教員氏名
- 阿久澤 麻理子
- 科目ナンバリング
- XXXSCS1T015-J5 (公大)
- 授業管轄部署
- 国際基幹教育機構(学部)
- 授業形態
- 混合
- 開講キャンパス
- 杉本
- 開講区分
- 集中講義
- 科目分類
- 2025年度の日程は9月17~19日(集中講義) 人権副専攻科目(詳細は副専攻ガイドを参照のこと)の1つであるが、副専攻をとらない場合も受講できる。 ガイダンスも実施される(1回目は、4月18日(金)の昼休憩時に8号館の812教室で実施、また2回目は、7月の金曜日の昼休憩時に予定している)。
- 配当年次
- 1年 (公大)
注意: 配当年次は学部・学科によって異なる場合があるので、UNIPAで確認してください。
- 単位数
- 2単位 (公大)
注意: 実際の単位数は学部・学科によって異なる場合があるので、必ずUNIPAで確認してください。
- 到達目標
- 到達目標:①人権とは、思いやり、優しさのような抽象的な価値ではない。具体的権利(human rightsにはsがつく)について理解を深め、それを実現する社会のメカニズムを理解する。その上でこれらを説明できるようになる。②人権の概念・歴史・国際基準を理解し説明できるようになる。③現代社会に生起する諸課題を、国際人権基準に照らし合わせて「誰の、どのような権利が侵害されているのか」「権利侵害の背景にはどのようなメカニズムや社会構造が存在するのか」を理解し説明できるようになる。④日本国内外の多様な地域、アジア太平洋地域で起こる諸課題などを理解し説明できるようになる。⑤自ら情報収集を行ったり、少人数のグループの中で、受講・教員・ゲストも含めて、考えを伝えたり、意見を交換したりしながら、対話を通じて問題を理解し、解決に向けた方策を考え、表現できるようになる。
- 各授業回の説明
- 事前・事後学習の内容
- 事前に目を通す資料は、集中講義であるので、必要に応じて、授業開始前に受講登録者に対し指示することもある。そのほか、必要な資料は授業中に紹介する(Moodleを使う場合もある)。グループワークを多数実施するので、出席・参加は最も重要である。3日間の集中講義となるので、1,2目終わりに小課題、3日目のおわりにレポート課題を出す。翌日、もしくは指定された日時までに提出のこと。
- 成績評価方法
- 1. 成績評価は、到達目標の達成度をみることで行う。 2. 評価方法:①講義とワークショップへの積極的参加・意見表明(60%)、②授業中・授業後の課題(40%)を総合的に評価する 3. 合格(単位修得)のための最低基準 人権についての基本的知識を自分の言葉で表現できること 授業で学んだ知識とともに、他者の意見に耳を傾け、それを踏まえたうえで、自らの意見を表明できること
- 履修上の注意
- 受講までに、「社会科学」および「人間・都市・社会」に属する科目のうち、人権関連科目を1つでも履修していることが望ましい。
- 教科書
- レジュメ、資料は適宜配布する。
- 参考文献
- 事前に目を通す資料は、集中講義であるので、必要に応じて、授業開始前に受講登録者に対し支持することもある。必要な資料は授業中に紹介する(Moodleによる場合もある)。
- オフィスアワー
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
- 教員への連絡方法(メールアドレス等)
- - 外部公開シラバスのためデータがありません / Please use UNIPA syllabus -
授業 | 授業内容 |
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第1回 | 人権とは何か―わたしたちの権利宣言/講義とWS(ワークショップ) |
第2回 | 国家と人権―国家の境界, 国際人権って何?/講義とWS |
第3回 | 人権を現実の課題に応用するグループワーク/WS |
第4回 | 人権を現実の課題に応用するグループワーク/WS |
第5回 | 学外見学活動の予定①(参考までに。2022年度は舳松人権歴史館、2023年度は京都大学複合原子力科学研究所の原子炉見学、2024年度は、コリアNGOセンター、大阪コリアタウン歴史資料館等) |
第6回 | 学外見学活動の予定② |
第7回 | 学外見学活動の予定③ |
第8回 | 現場から学ぶ①(ゲストスピーカー) |
第9回 | 現場から学ぶ①(ゲストスピーカー) |
第10回 | 現場から学ぶ①(ゲストスピーカー) |
第11回 | 中間まとめ |
第12回 | 社会のなかの、私のアイデンティティ |
第13回 | ふりかえりとまとめ |
第14回 | ふりかえりとまとめ |
第15回 | ふりかえりとまとめ |
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Updated on 2025/7/2 6:54:46